小さなお葬式は、低価格でセット料金というのが人気の理由ですが・・・
「思っていたよりも高くついた」という声を耳にします。
その中でも、「お坊さん費用がバカ高かった」という声も・・・。
小さなお葬式で無駄なものは全部省いたんだよ
お香典も無し その代わり香典返しも通夜振る舞いもなし
安いプランを選んだけど、追加、追加、追加、で結局220万ほど お坊さんに50万
300万近くかかった、、ってさ— タウリン (@taurin722) October 27, 2022
そこで実際どうなのか?という部分です。
お坊さんのお布施って、どうなるの?
小さなお葬式のお坊さんのお布施について
- 含まれるか否か
- 実際高くつくのか
- 対処法
ということをお話ししたいと思います。
小さなお葬式にお坊さんのお布施代は含まれる?
お坊さんのお布施というのは、そのお寺によって開きがあったり、戒名によっても大きく金額変わってくる部分です。
そのため、お布施代は含まれていません。
お布施は、葬儀費用として払うものではなく、お坊さん・お寺に直接支払うものなので、プランには含まれないというのが基本としてあるんです。
お坊さんを呼ばない・読経のないお葬式というのもあるので、そういったシンプルなお葬式を希望される方にとったら、お坊さん代金が含まれていないプランはお得となります。
小さなお葬式はお坊さんのお布施を含めると高くつくの?
葬儀におけるお坊さんの費用は、
- 戒名料
- お車代
- 御膳料
- お心付け
- お布施
などが必要で、お布施は通夜・葬儀・火葬のほか、初七日を一緒に行う場合はそれも含めての費用が必要になります。
つまり、お布施だけではないということ。
それらを含めると、正直高くつきます。
小さなお葬式でお坊さんのお布施を安く済ませる方法は?
そもそもですが、葬儀の際にお願いするお坊さんは、菩提寺であったり、過去にお世話になったお坊さんであることが多いでしょう。
この場合、宗派やお寺との付き合いもあるため、付き合いを急に辞めたり勝手に断ることはできません。
詳しくはこちらをご覧下さい。
ですが、菩提寺・付き合いのあるお寺がない場合には、お坊さんの手配を小さなお葬式に依頼するのもオススメです。
(その名も「てらくる」)
そこでも、結局は高くつくんじゃないの?
全国平均42.5万円が、お坊さんに支払うお布施を含む費用といわれています。
一般財団法人日本消費者協会「第12回 葬儀についてのアンケート調査報告書(2022年3月)
ですが、小さなお葬式なら全てを含めて8万円〜と安くあげることも可能です。
(ただし、戒名にもランクがあり、費用にも大きく差が出るので注意ください。)
全国定額料金というのも、安心なポイントでしょう。
実は、注意が必要です。
菩提寺・付き合いのあるお寺がある場合、勝手に他のお寺に変えることはご法度!
代々続くお墓には入れない、お寺を怒らせてしまうという危険性もあるので、注意しましょう。
小さなお葬式はこちら
最後に
ポイントをまとめます。
- お布施は、小さなお葬式の費用には含まれない
- お布施だけではなく、戒名料・お車代・御膳料・お心付けなどもある
- お坊さんの手配を小さなお葬式に依頼する(てらくる)と安くつく
- 菩提寺・付き合いのあるお寺がある場合、注意が必要
お布施代くらいと思っても、意外とバカにできない問題です。
50万以上も差がつくこともあるお布施代。
ここは仕方ないと目を瞑るかどうかは、それぞれ異なる部分ではあるでしょう。
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