それから私の祖父の十三回忌に、祖母の四十九日。
流石に仕事や子供の習い事もあって、毎回休むわけには行かなくて。
休みもそうだけど、香典やなんかもバカにならないものね。
法事を欠席する場合も、香典って包まなきゃいけないのかしら?
こういう疑問をお持ちの方、いらっしゃるでしょう。
そこで今回は、法事を欠席する場合について
- 香典は必要か否か?
- 出席・欠席関係なく同額か?
- 相場
- 渡し方
などをお話ししたいと思います。
法事を欠席する場合も香典は必要?
故人への供養の気持ちを伝える金銭である香典は、喪家の負担を軽減させる意味合いもあります。
そのため、基本的には法事の出席・欠席関係なく、香典を包むのが一般的です。
- 親に扶養されている場合
- 法事の主催者である同居家族の場合
つまり、家族内の法事であったり、未成年・働いていない場合には、香典不要ということ。
法事を欠席する場合も香典は出席する場合と同額?
法事後に会食があり、法事と併せその会食も欠席する場合は、一般的な相場よりも少し低くした金額を包んでもいいでしょう。
先ほども申した通り、香典は喪家の負担を軽減として、線香代などとよくいわれますが、法事のかかる費用(お坊さん代・会食費)などの足しに・・・という意味合いもあります。
法事を欠席する場合の香典相場は?
一般的に、法事の香典相場は、5,000円〜50,000円ほど。
出席する場合、欠席する場合の関係別相場を説明しますね。
会食なしの場合の金額と同等程度が、欠席する場合も相場となるでしょう。
法事を欠席する場合の香典の渡し方
- 郵送する
- 行く人に渡してもらう
などという方法があります。
郵送する
香典を郵送しても問題ありません。
現金書留で送る際は、一筆添えて送ると気持ちも伝わるでしょう。
行く人に渡してもらう
自分は欠席するものの、出席する人がいれば、香典をことづけても問題ありません。
記帳台がある場合には、自分の名前や住所を代わりに記入してもらうようにお願いするといいでしょう。
また代わりに別な人に行ってもらう場合、名前の後ろに、(代)と書いておくと「代理の人が香典を出してくれた」ということが伝わります。
しかし、その代理が配偶者や子供であれば(内)と書いておくのが一般的です。
そして、喪主に「香典をことづかってきた」「代理できた」などと一言伝えてもらうといいでしょう。
最後に
ポイントをまとめます。
- 法事の出席・欠席関係なく、香典を包むのが一般的
- 一般的な相場よりも、少し低くした香典金額を包んでもいい
- 香典相場は、5,000円〜50,000円ほどで関係により異なる
- 香典は、郵送or渡してもらうという方法がある
実際、私は法事を欠席した際は、香典を親に預けて出してもらったということが何度もあります。
その際、喪主からは「会いたかったけど、あなたも忙しいものね。わざわざ香典までいただき、お気遣いありがとう。」などと後から電話をいただいています。
法事を欠席することが悪いわけではないので、供養の気持ちが伝わると、今後の付き合いにも影響することはないでしょう。