父が亡くなり、父が定年退職した会社や、私の会社などから弔電や供花をもらったんですが、お礼ってどうしたらいいのかしら?
会社名義での弔電・供花・香典に対して、どんなお礼をしたらいいの?
とくに弔電は参列しなくても、手軽に出せるもの。
母方の祖母が亡くなった際は、祖母の息子である叔父の会社だけでなく、父の会社・生前祖父が勤めていた会社・主人の会社からも弔電が届いていました。
そこで今回は、葬儀で会社から弔電・供花・香典をいただいた場合について
- お礼はいつ誰に?
- お返しは必要か否か?
- どんなものがいいのか?
などを解説したいと思います。
参考にしてください。
会社から弔電・供花・香典をいただいた場合のお礼はいつ誰にいう?
実際、会社名や社長名義であったとしても、福利厚生の一環であり、会社規定に則ったシステムで送られます。
そのため実際問題、総務の人間が手配をしているので、社員本人が亡くなった場合以外で上の人間にお礼を言っても、弔電・供花・香典を出したことさえ知らない人もいるでしょう。
そして、お礼をいうならば
- 直接
- 電話で
- お手紙(お礼状)
という方法があります。
直接お礼を述べるならば(会社の規模によっても異なりますが)、葬儀があったことを知っている人です。
- 直属の上司
- 総務の担当者
- 社長
など、複数人関わっていることも考えられます。
そのため、部署全員の前でお礼を述べるのがもっとも早いです。
お礼例文
父の葬儀を○月○日、お陰様で、滞りなく葬儀を終えることができました。
その際に、弔電を頂戴し、感謝しております。
ありがとうございました。
などと伝えるといいでしょう。
伝えるタイミング
直接会う機会があれば、その際に(葬儀後初出社したタイミング)と申しましたが、なかなかお目にかかるタイミングがなければ、電話やお手紙などで1週間以内に伝えるといいでしょう。
ただ、お礼の挨拶ですので、メールは軽く受け取られ失礼にあたります。
ご注意くださいね。
また、これが取引先である場合はまた別で、お礼状(手紙)を出すといいでしょう。
会社から弔電・供花・香典をいただいた場合のお返しは必要?
基本的に、会社からの弔電・供花は、お礼不要です。
そのため、お礼の挨拶(挨拶状)のみで大丈夫でしょう。
ただ、香典をいただいた場合は別です。
会社からの香典!お返しはどんなものがいい?
会社名義または社長名義の場合、基本的には香典をいただいても、会社規定の福利厚生であるため、お返しは必要ありません。
ただし、
- 社員本人が長くお休みをいただいた場合
- 会社が小規模な場合
などには、皆で分けられる個包装されたお菓子などがあってもいいでしょう。
このように個包装されていると、もらう側も助かりますからね。
ただ、これが会社以外の名義で個人的にもらった場合は、通常通りのいただいた金額に応じた香典返しをするといいでしょう。
中には、複数人の名義でまとめてもらうこともありますが、その場合は個別に(香典返しの相場は、いただいた香典の1/3程度)。
こちらも参考にしてください。
最後に
ポイントをまとめます。
- 葬儀があったことを知っている人にお礼をいう
- 直接お礼を伝える場合は、初出社したタイミングで
- 電話やお手紙(挨拶状)でお礼を述べる場合は、葬儀から1週間以内がいい
- 取引先の場合は、お礼状を一週間以内に出す
- メールでのお礼はNG
- 会社からの弔電・供花は、お礼不要
- 社員本人が長くお休みをいただいた場合や、会社が小規模な場合には、個包装されたお菓子を香典返しするといい
実際、祖母の葬儀で弔電などをいただいた際は、会社の規定で決まっていることなので、お礼は述べていません。
ただ、取引先などから頂戴したものに関しては、弔電や供花にはお礼状、香典にはお礼状とお菓子を送りましたよ。