火葬場が予約でいっぱい!希望日が取れない場合はどうしたらいいの?
◆おすすめ葬儀まとめ記事◆

 

主人が喪主なんだけど、希望している火葬場の日程が合わなくて。
あら、それは困ったわね。
仕事も忌引きの関係もあるし、まったく目処がたたないわ。
それに火葬できないって、このあとどうしたらいいかまったくわからないわ。
そんなときでも、いろんな方法があるのよ。
そうなの?
教えて!

 

火葬場の予約が取れないとなったら、通夜・葬儀の日程が決まらず戸惑いますよね。

予約が空くのをまつといっても、日程の関係や夏場となればご遺体の管理も考えなければなりません。

そこで今回は火葬場の予約がいっぱいのときに関する

  • 予約でいっぱいになるって本当?
  • 予約が取れないときの方法

などについて紹介しますね。

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火葬場が予約でいっぱいになんてこと本当にあるの?

予約がとれないことなんて、実際にあるの?

そりゃあ、あるわよ。
火葬場は混雑しているのが普通と思ってもいいわ。

 

火葬場の予約がとれないことは、本当にあります。

理由として、

  • コロナによる人数制限
  • 混み合う時間と日
  • 火葬場自体の数(少子高齢化による)

などがあります。

コロナによる人数制限

昨年よりコロナ対策として人数制限をしている火葬場があります。

いわゆる3密対策ですね。

火葬炉は多くあるけど、あえての人数制限をしている状況があります。

混み合う時間と日

火葬場の時間は短く、また友引は休みの日が多いです。

葬儀が終わってそのまま火葬場へ向かう場合が多いので、お昼前後がピーク。

火葬後は初七日など法要をすることが多いので、遅くても16~17時までのところが多いです。

また、友引じゃない日や年末だったら年内にしたいと思っている人が多いので、それも混雑する原因に。

火葬場自体の数

少子高齢化により、焼却場の数に対して人口過密の地域では数が足りていません。

また、1日に受け入れる数は決まっています。

火葬の時間・火葬炉の数によって違ってくるので、過密地域や高齢化の進んでいる地域では予約が難しいですね。

 

葬儀に自分が参列するときって一瞬だし、火葬場まで手配することなどほとんどないですよね。

実際、火葬場はとても順番が取りづらいときが多いんですよ。

聞けば聞くほど、火葬場の予約が取れないような気がしてきたわ。
ある程度の状態を確認しておけば大丈夫よ。

場合によっては1週間も先になる場合もありますが、時間帯など気にしなければ予約も取りやすいです。

コロナの影響で人数制限、大変そうです。

年内に火葬ができないこともあるくらい、火葬場は混むんですね。

 

予約が取れないときはどうしたらいいの?
次に説明するわね。

火葬場の予約が取れない場合はどうしたらいいの?

このまま予約がだいぶ先にしか取れなかったら、どうしよう。
予約が取れなかったときは、いろいろな方法があるのよ。

対応策として、

  • 仮通夜を挟む
  • 自宅安置する
  • 遺体安置所など
  • エンバーミング
  • 前倒しで先に火葬

などという方法があります。

仮通夜を挟む

1~2日ほどで調整がつくようだったら、仮通夜をはさむという方法がありますよ。

六曜の友引になるということで、仮通夜をする人も多いです。

自宅安置

少しでも葬儀までの間、離れたくない・自宅に連れて帰ってあげたいなどで、自宅安置をする場合もあります。

自宅安置をする場合は、腐敗の進み具合に気をつけましょう。

方法として

  • ドライアイス
  • 室温を低く保つ

など保冷状態を保つことが大事です。

また、仮通夜を行ったときは追加料金の発生や訪ねてくる人の対応をしなければなりません。

そうなると飲食費用や疲れてしまうことなど考えて、自宅を選ばれる人も多いです。

遺体安置所

火葬場や葬祭場に、遺体安置所を保有している施設もあります。

自宅に安置するところがなかったりしたときに、利用させてもらえますよ。

ただ、霊安室ではなく保管庫としての安置室なので、面会時間が限られることもあるので注意しましょう。

また、遺体安置料として料金が発生します。

冷蔵・常温などにより金額は1日3,000~9,000円と大きく違ってきます。

他にも面会料などもあるようなので、遺体安置を依頼するときに事前に確認しておくといいでしょう。

病院でも預かってくれるということも。

葬儀場の安置所といっても、ちゃんとした設備があることに驚きです。

エンバーミング

エンバーミングとは、遺体衛生保全といい医療従事者によって、化学的・外科学的に遺体を処置されること。

エンバーミングすることにより、ご遺体の腐敗を食い止めることができ、見た目・衛生的にも保つことができるんです。

ドライアイスで遺体の腐敗を遅らせるのは長くても5日ほどといわれています。

それよりも長くなる場合はエンバーミングが有効的ですね。

 

前倒しで先に火葬

通夜・葬儀の前に火葬を行う場合もあります。

火葬をすることによって、エンバーミングをする必要がなくなります。

 

ですが、最後のお別れができないなどのデメリットもあるので、こちらの記事を参考にしてください。

 

長期間でもエンバーミングではいい状態でお別れができるんですね。

 

忌引きの事なんだけど、私の勤めている会社は2日しか休めないの。
でも火葬場の予約がとれないときって、どうなるのかしら?

それは勤め先にきちんと確認したほうがいいわよ。

各会社の就業規則によって忌引きの日数などが違うので、確認しておくことが必要です。

起算日がいつになるのか、これが1番重要なところですね。

例えば、忌引き日数は2日あったとしても火葬場の予約が取れずに1週間後に通夜・葬儀がずれたとします。

起算日が亡くなった日と定めているのであれば、1週間後の通夜・葬儀は忌引きは使えないため有給休暇などを利用することになります。

そこの細かいところは、務めている会社とよく確認をしておいたほうがいいでしょう。

まとめ

最後に火葬場の予約が取れなかった場合をまとめました。

火葬場の予約が取れないことがあります。

予約が取れない理由は

  • コロナによる人数制限
  • 混み合う日
  • 火葬場自体の数(少子高齢化による)

火葬場が取れないときの対応策は

  • 仮通夜を挟む
  • 自宅安置する
  • 遺体安置所など
  • エンバーミング
  • 前倒しで先に火葬
  • 市外・県外の火葬場に行く

 

いかがでしたか?

火葬場は近年、予約が取りにくいことから火葬場の空き状況を確認してから通夜・葬儀の日程を決めていくことが多いです。

また、葬儀社のかたもエンバーミングやドライアイスの手配などしてくれる場合もあるので、相談してみるのがいいでしょう。

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