火葬場に参列する人はどの立場まで?ついて行く人は決まっているの?

先日、同級生のお母さんが亡くなり、お世話になった友達のお母さんだったから、もちろん火葬場まで行くつもりでいたの。
だけど、別な友達から、「火葬場までついて行くなんて非常識」って言われちゃって。
それは、供養の気持ちとは裏腹に、ちょっと嫌な思いをしちゃったわね。
そうなのよ!
火葬場について行くのは、決まってるものなの?
そこを知りたいわ。

こんな思いをされたことある人、いらっしゃるのではないでしょうか?

もしくは、逆。

火葬場までは行きたくなかったのに、行くように言われて渋々行った・・・という経験がある方も。

そこで今回は、火葬場に行く人について

  • どの立場までが正解?
  • 火葬場について行きたい場合
  • 火葬場に行きたくない場合

などをお話ししたいと思います。


火葬場に行くのはどの立場までが正解なの?

結局、正解ってあるのかしら?
通夜・告別式後に火葬が行われる地域でお答えします。

実は、火葬場について行く人に関する正解はありません。

え?と、驚かれるかもしれませんが、実は火葬場への参列者は、地域や家ごとの考えによって異なるのです。

例を挙げるならば・・・

  • Aさん宅:親や子供、兄弟とその配偶者や子供まで。
  • Bさん宅:葬儀に参列した親戚一同。
  • Cさん宅:親族や、故人と生前関わりのあった知人。
  • Dさん宅:身内・親戚・ご近所さん。
  • Eさん宅:喪主が認めた人。

というように、それぞれ違います。

ですが、火葬場に行く人はあらかじめ、喪主が把握しておきたいというのが正直なところ。

それは、火葬場に行く人数に制限があるからなんです。
どういうこと?

火葬場は混み合うため、葬儀場からマイクロバスに乗って行くことも多々あります。

また、火葬場では控室も決まっているため、火葬場に行く人が多すぎるとバスに乗り切れない・控え室に入りきらないなど困ることになるんです。

中には、火葬を先に行う場合や、そういった地域もあります。

関連記事)葬儀で火葬を先にやることもある!それってどんな場合?


火葬場について行きたい場合はどうしたらいい?

結構地域やそのお宅によっても違うのね。
それなら、私が行くのも非常識じゃないってことよね?
どうしたら行けるのかしら?
火葬場まで行きたい場合について、説明するわね。

通夜の後〜告別式前くらいまでに、火葬場に行きたいという希望を喪主に伝え、許可をもらいましょう。

人数によって断られる場合もありますが、早めに伝えておくことで行ける場合もあります。

ですが、やはり人数制限や行くのは親族のみと決めている場合もあるため、断られた場合は無理を言うのは控えましょう。

確かにそうね。
絶対行きたいからって押し通すのも、迷惑になるってことが分かったわ。

火葬場に行きたくない場合はどうしたらいい?

逆に、火葬場に行きたくない場合についても説明するわね。
  • 独特の空気が苦手
  • 臭いが耐えられない
  • 怖い
  • 見たくない
  • 親戚と控え室に長時間いたくない

など、火葬場を苦手とする方は多いです。

そのため、無理をして行く必要もありません。

行く場合と同様、早めに火葬場には行かないということを伝えるといいでしょう。

火葬場へ葬儀場からマイクロバスが出ていることも多いので、マイクロバスは車や荷物を置いたままにしている葬儀場に戻ってきます。

葬儀場で待つも良し、火葬へ向かうバスを見送って帰るでも良し、事前に親族や喪主と話しておくと問題ありません。

実際、娘を亡くした叔母が、どうしても火葬場には行けないと、叔母と葬儀場で留守番した経験もあります。
故人への供養、喪主や親族に寄り添う、どちらも大事なことなので、バチは当たらないでしょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。

  • 火葬場に参列する人は、地域やそれぞれのお宅により異なるので、正解はない
  • 火葬場に参列する人は、事前に申し出、喪主の許可が必要
  • 火葬場へ参列できる人は、人数制限もある
  • 火葬場への参列を断られたら、素直に従う
  • 火葬場への参列は、苦手な人も多いから、断ることも可能

 

基本的には、圧倒的に火葬場に行くのは親族や故人と近しい方という場合が多いです。

ですが、それが当たり前ではない地域・お宅もあるからこそ、事前に喪主や喪主に近い人に伺うのがいいでしょう。




関連