たしかに、一人で出す時と違って、どう書くのか悩むわよね。
今回は、弔電を連名で出したいとお考えの方に向け
- 連盟で出してもいいのか?
- 名前を挙げるのは何名まで?
- 書き方
- 弔電相場
- 文例
- 出し方
など、夫婦・兄弟・友人・会社関係など例をあげつつ説明したいと思います。
弔電は連名で送ってもいい?
弔電を連名で出すことは問題ありません。
- 夫婦
- 兄弟
- 友人
- 会社メンバー
など、どんなメンバーで連名にしてもいいでしょう。
ただ、その名前が4名以上になる場合、一人一人を記入せず、まとめた方が無難です。
弔電を連名で出す場合の書き方は?
- 夫婦の場合
- 兄弟の場合
- 友人の場合
- 会社メンバーの場合
と分け、書き方を説明します。
夫婦の場合
「山田太郎 花子」
ご主人の名前と奥様名を一緒に出しても構いません。
「山田太郎」
ただ、ご主人の名前を出す=夫婦から、とも捉えることができるので、夫の名前だけでもいいでしょう。
兄弟の場合
「山田太郎 田中光子」
兄弟といっても、結婚して苗字が変わっていれば、それぞれフルネームでも問題ありません。
この場合、長男から順に書くといいでしょう。
ただ、人数が多い場合は、
「山田太郎兄弟一同」
としても構いません。
友人の場合
友人の場合は、
「山田太郎 田中一郎 山本華子」
などと、代表者から順に名前を出してもいいですが、
「友人一同」
「○○学校○○期生一同」
などというまとめ方をしてもいいでしょう。
会社メンバーの場合
役職順から名前を記します。
同僚で役職に違いもない場合は、年齢順に書いてもいいでしょう。
ただ、こちらも人数が多い場合
「○○会社○○部署一同」
というようにまとめても構いません。
弔電を連名で出す場合の相場は?
弔電は、台紙の価格+文字数で決まります。
台紙の価格だけで相場を述べると、
- 遠い親戚の場合・・・千円〜3千円程度
- 友人の場合・・・千円〜3千円程度
- 親族・・・2千円〜5千円程度
- 会社関係・・・2千円〜5千円程度
- 兄弟・・・3千円〜7千円程度
が一般的です。
ただ、連名の場合、数人で金額を割ることになりますよね?
その場合、人数に応じて少し豪華にしてもいいでしょう。
しかし注意しなければいけないのが、文字数。
最低の25文字までで660円ほど。
61〜65文字で、1,380円ほどになります。
そこを考え、台紙+文字数で計算するのを忘れないようにしましょう。
連名で弔電を出す場合の注意点や文例を紹介
注意点を説明しますね。
- 句読点を使わない
- 長文を避ける
- 正しい呼び名に
- キリスト教の場合は、仏教用語を使用しない
というのがマナーです。
先ほども説明しましたが、文字数によっても価格が異なります。
また、たくさんの弔電を紹介する中でも、長文はオススメできません。
そして、故人が受取人とどのような関係かで呼び名が違うので、それぞれ注意しましょう。
キリスト教の場合は、仏様などの仏教用語は使用できません。
そのため、仏様でなく神などと言い換える必要があります。
文例
「ご逝去の報に接し 心よりお悔やみ申し上げます」
「ご生前のご厚情に深く感謝するとともに 心よりご冥福をお祈り申し上げます」
「訃報に接し 悲しみにたえません心からお悔やみ申し上げると共に ご冥福をお祈りいたします」
「ご尊父様のご逝去を悼み 謹んでご冥福をお祈りいたします」
「天寿を全うされました貴社会長様の在りし日を偲びつつ 社員ご一同様に心よりお悔やみ申し上げます」
「○○様のご昇天の報に接し 心より哀悼の意を表します」
弔電では、お悔やみの言葉を一言述べる程度におさめ、こちらの思いや思い出話は、香典を送付する際などに一筆添えるお手紙にしたためるのがいいでしょう。
葬儀に行かず香典を出す場合については、こちらの記事を参考にしてください。
弔電を連名で!出し方は?
これは、連名・故人関係なく一緒で、一人の代表者が弔電をうちますう。
- NTT D MAIL
- KDDI でんぽっぽ(KDDIの携帯端末利用の場合、携帯から115)
- 郵便局 レタックス
などがありますが、ネットや電話で申し込み可能です。
- NTT D MAIL→ネットまたは、固定電話やNTTのスマートフォンなどから115
- KDDI でんぽっぽ→ネットまたは、KDDIの携帯端末利用の場合、携帯から115
- 郵便局 レタックス→郵便局または、ネット
事前準備
その際、事前に
- 送り先(斎場名と住所)
- 喪主名
- 故人名
- 通夜・告別式の日時
- 文章
- 台紙をどれにするのか
- 連名の順や書き方
を把握し、考えた上でうつようにしましょう。
最後に
ポイントをまとめますね。
- 弔電を連名で出してもいい
- 4名以上になる場合、一人一人を記入せず、まとめた方が無難
- 弔電の値段は、台紙+文字数で決まる
台紙の相場は、
- 遠い親戚の場合・・・千円〜3千円程度
- 友人の場合・・・千円〜3千円程度
- 親族・・・2千円〜5千円程度
- 会社関係・・・2千円〜5千円程度
- 兄弟・・・3千円〜7千円程度
弔電には以下のようなルールがある
- 句読点を使わない
- 長文を避ける
- 正しい呼び名に
- キリスト教の場合は、仏教用語を使用しない
私も友達のお母さんが亡くなった際、弔電を連名で出したことがありますが、香典とは別に、一人500円出しで5人で連名にしました。
それぞれ遠方で葬儀には参列できなくても、弔電をもらって嬉しかった。
とくに、みんなの気持ちが悲しみの中救いになったといってもらえ、連名で出してよかったと思いました。