わかるわ、その疑問。
両方参列する場合、受付で悩むのよね。
そうなの。
親戚なら控え室にいて、それなりのタイミングで香典を出してってできるけど、控え室に入ることはない知人だったりすると、またこのタイミングが難しくて。
実際私もこの香典を通夜と告別式、どっちで出せばいいのか悩んだことがあります。
親しい間柄だと、親戚以外でも両方参列って結構ありますもんね。
そこで今回は、通夜と告別式両方に参列する場合の香典について
- どっちで出すのか
- 出した後の受付
- 会葬御礼
- 金額
などを説明したいと思います。
マナーとして知っていて損はないので、この記事で今一度確認ください。
- 通夜と告別式の両方に参列しても、香典を渡すのはどちらか1回だけ
- 全国的には通夜に持参する人が多いが、東北など告別式に持参する人が多い地域もある
- 香典を渡さない日も受付で記帳はする。会葬御礼は両日もらってよい
香典は通夜と告別式どっちで出せばいい?
通夜は夜通しロウソクや線香の灯りを消さず、ご遺体を見守る儀式であり、親しい人が参列する式。
それに対し告別式は、亡くなった人へ最後に別れを告げる儀式です。
そのため、考え方としては、最後の儀式である告別式で香典を出すのが本来の形といわれることもあります。

中には通夜で香典を出すのが当たり前とされる地域もあり、ここに違和感を持つ人も多いでしょう。
昔は、通夜では受付を設けず、ごく親しい人のみが弔問に訪れ、葬儀にかかるお金として使って欲しいという意味を込めて喪主へ渡していたのです。
そのため、このような風習・考えが残る地域では、通夜で香典を出すのが当たり前とされています。
実際に、全日本冠婚葬祭互助協会が行った「第6回 香典に関するアンケート調査」(令和3年度)では、香典を「通夜に持参」した人が74.2%、「葬儀・告別式に持参」した人が24.2%で、全体では通夜に持参する人が多数でした。
ただし、東北では告別式に持参した人のほうが多く(55.5%)、都市部では通夜、地方では告別式に持参する傾向がみられるなど、地域による違いがあります。迷ったら、年配の親族や受付の人に聞いてみるといいでしょう。
ただ、どちらで出しても特別大きな問題視されることでもないので、気にせずともいいでしょう。
それよりも、通夜と告別式両方出さなければいけない、金額を分けて出すということはありませんので、そこは注意ください。
香典を出さない場合の受付はスルーしていい?
じゃあ、香典を出さない時は、受付はスルーしていいの?
入った段階で「御記帳お願いします」っていわれそうよね?
基本的には、受付は弔問客を把握するためのものなので、通夜と告別式で芳名帳(記帳のノートやカード)を分けていることが多いです。
これは、「この人は通夜と告別式、両方に顔を出してくれたのね」と、喪主が後から見て把握しやすいためというのもあるでしょう。
そのため、通夜・告別式、両方参列する場合もそれぞれ受付での記名は残すほうがいいのです。

実際私も、何度か通夜と告別式の両方に参列した経験ありますが、どちらでも受付はすませましたよ。
別に、「香典は後で出しますから」「香典は昨日出しました」などという必要はありません。
受付の人も、そういう人も多いということを把握しているので、とくに気にせずともいいでしょう。
会葬御礼は通夜と葬儀両方もらってもいいの?
でも、受付で会葬御礼をもらうわよね?
通夜と葬儀両方でもらうのは、なんだか申し訳なくて。
申告して、1つ返したほうがいいのかしら?
会葬御礼は、香典をくれた人に渡すものではなく、わざわざ通夜や告別式へ足を運んでくださった人に対し、お礼として渡すものです。
香典の有無は関係なくお渡しするものなので、通夜と告別式、両方でもらっても問題ありません。

逆に返す方が受付としては数の把握等にも困るため、素直にもらっていていいでしょう。
通夜と告別式両方に参列する場合の香典は?
香典は、通夜だけ・告別式だけ・両方など、参列する回数にこだわらず金額は同等でいいのです。

香典の相場は、関係性・年代によっても異なりますが、その金額を包めば、両方参列するからといって多く包む必要はありません。
よくある疑問(Q&A)
Q. 通夜で香典を出し忘れたら、告別式で出してもいい?
問題ありません。香典はどちらか1回でよいので、告別式の受付で記帳するときにお渡ししましょう。
Q. 通夜にしか参列できないときは?
通夜の受付で香典を渡します。翌日の告別式に出られないことを、ご遺族に改めて伝える必要はありません。
Q. 代理で参列するときの香典は?
頼まれた人の香典を代わりに渡すときは、記帳で頼んだ人の名前を書き、その下か横に「代」と書き添えるのが一般的です。
最後に
ポイントをまとめます。
- 香典は通夜か告別式のどちらか1回。全国的には通夜に持参する人が多いが、告別式に持参する地域もある
- 通夜と告別式両方出さなければいけない、金額を分けて出すということはない
- 通夜・告別式、両方参列する場合もそれぞれ受付での記名は残すほうがいい
- 会葬御礼は、わざわざ足を運んでくれた方へ渡すもので、香典をくれた人に渡すものではないので二度もらってもいい
- 両方に参列しても、香典は一緒
実際何度か受付をした経験があるものの、どちらか一方のみで出す方、非常に多いので、受付では芳名だけだからと気にしていません。
そのため、申し訳なく感じることなく、受付はしっかりすませることをオススメします。
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