お任せあれ。
葬儀場の宿泊について、あれこれ説明しちゃう。
葬儀場は怖い・・・という先入観ありませんか?
そんな考えは、もう昔のもの。
最近の葬儀場はきれいなところが多く、宿泊できる部屋もホテル並み、いやそれ以上なんです。
ただ、泊まった経験のない方はわからないことだらけですよね。
そこで今回は、葬儀場に宿泊する場合について
- 費用
- 支払う人
- 葬儀の際はどこに宿泊するのがいいか
- 宿泊が可能な人
- 持ち物
などを一つひとつ説明したいと思います。
葬儀場に宿泊するのにかかる費用は?
答えから述べると・・・
- 宿泊費用は、葬儀プランに組み込まれていることがほとんど
- 葬儀場に宿泊=線香番・故人と最後のお別れtime
- 布団代だけ必要なところも多い
というわけです。
基本的には、一室いくらというより、○日に通夜でその翌日○日に告別式という場合、その2日間宿泊できる部屋が葬儀プランとしてセットになっているのです。
というのも、泊まるところがないから宿泊するという考えではありません。
線香番や故人と最後の時間を過ごすために、宿泊できる部屋が用意されているというわけなんです。
そのため、1室いくらというのではなく、「葬儀プラン=宿泊込み」という考え方をされるといいでしょう。
つまり、宿泊するために用意された部屋を使っても、使わなくても費用は同一というところがほとんどです。
葬儀場で宿泊できる場所(部屋)は、
- 個室になった部屋
- 控え室(和室)
- 宴会場(和室)
などで、その場所によって異なります。
葬儀場の宿泊所ってこんな綺麗なんやね。 pic.twitter.com/UFdR8MwSsA
— chanはすぐブレる@プログラミング初心者 (@chan71658423) July 3, 2019
こちらは控え室が宿泊場として使えるようですね。
大正に生まれ、昭和をまるまる、平成をわずか2日だけ残して過ごし、祖母が旅立ちました。
やっと楽になる。
やっと家に帰れる。
やっとおじいちゃんに会える。喜んであげるべきですね。
葬儀場の宿泊施設は大変快適でした。
ダブルベッドっていうんですか。男4人で泊まるんやけど。 pic.twitter.com/MmGFNpUw0K— 武蔵之坊 米丸 (@yonemaru_hanzo) April 30, 2019
こちらはベッドルームがあり、快適だったでしょう。
ただし、別途布団代がかかるところも多く、布団代は1組1,000円程度が一般的です。
16時に葬儀場入り。打合せなど済み、遺族控室で開式待ち。和室2室に簡易キッチンとうちより広いお風呂まである。布団代払えばお泊まりできたんだけど、お泊まりさせてもらえば良かった。
— たっきー (@takiko5296) May 22, 2015
こちらの方も言われているように、布団代だけ必要だったようですね。
葬儀場の宿泊費用は誰が払う?
基本的には、先ほど申し上げた通り葬儀のプランとして、宿泊費用もセットになっていることが多いため、喪主が支払うことになります。
ただ、布団代などがかかった場合、そのぶんはかかった費用として、宿泊の前後に喪主もしくは葬儀社へ支払うのもありでしょう。
葬儀場とビジネスホテルどっちに宿泊するのがいい?
というのも、葬儀場には誰でも宿泊できるわけではありません。
友人・知人・仕事関係などの場合、わざわざ遠方から参列したとしても、別途ホテルを利用するのがマナーというよりも当然のことなんです。
そのため、遠方から葬儀に参列=近隣ホテルを予約、という考えをはじめから持っていた方がいいでしょう。
じゃあ、葬儀場には誰が宿泊できるの?
葬儀場に宿泊するのは誰がベスト?
葬儀場に宿泊するのは基本的に
- 故人の家族
- 故人の兄弟姉妹
など、近しい親戚から数人のみです。
つまり、喪主や喪主に連絡が取れる責任者と他数人、10人以上宿泊するというのもあまりオススメできません。
何度か葬儀場に宿泊した経験のある私ですが、その際も
- 喪主・故人の子供・故人の孫とその子供
- 喪主・故人の兄弟・故人兄弟の配偶者
などでした。
葬儀場によっては、子供も宿泊することができますが、騒いでいい場所ではありませんので、注意が必要です。
葬儀場に宿泊する際の持ち物は?
ビジネスホテルとは違うから必要なものもあるんです。
葬儀場にシャワーやお風呂が用意されていれば、タオルやシャンプー・石鹸などが用意されていることがほとんど。
そのため、
- 着替え(夜寝る時用の服、下着や靴下等の替え)
- 化粧品(基礎化粧品、メイクアップ化粧品)
- 歯ブラシ
- ヘアブラシ
などくらいでいいでしょう。
ただ、晩御飯は通夜振る舞いなどがあっても朝食まではありません。
そのため、自分が食べるものは用意しておいた方が無難です。
また、シャワーやお風呂がない葬儀場の場合、その日はお風呂に入れないか、近くの温泉等を利用することになるでしょう。
葬儀をお願いした葬祭場の職員は打ち合わせを終えると故人と家族だけを残して帰った。
大きな葬祭場はスタッフの居ない貸し切りのホテルのようで楽しい。
ロビーのコーヒーも飲み放題。
宿泊室や浴室もあって
最後に家族旅行に来たみたい。父ちゃんは死んでるけどwww
(でも主役だからっ!!) pic.twitter.com/zNCtq1V0Ok
— みちくさ店主(松ちゃん) (@rBFPg7ZKm746NXc) September 1, 2019
こちらでは色々揃っていたようですね。
中には、寝巻きまで揃っていたというところも。
葬儀場がホテルのようでビックリ!
バスルームも綺麗だし、
ベッドルームもあるし、
マッサージチェアも、
アメニティも寝巻きもあるよ。
ベッドルームはとられたので
わたしは故人とともに広〜いお部屋に二人で寝ます。笑
あまりにもシュールな図だったので写真撮っちゃった。おやすみなさい💤 pic.twitter.com/sT823EZnCL
— kana Nemoto (@kana_nemoto) June 12, 2018
最後に
ポイントをまとめます。
- 宿泊費用は、葬儀プランに組み込まれていることがほとんど
- 葬儀場に宿泊=線香番・故人と最後のお別れtime
- 布団代だけ必要なところも多い
- 宿泊にかかった費用は喪主が支払うため、香典とは別に、かかった費用を喪主や葬儀社に支払う場合も
- 葬儀場に宿泊するのは、故人の家族や近しい親族数人のみ
- アメニティはそれぞれ異なり、お風呂があるかどうかで持ち物も異なる
実際私が泊まったことのある葬儀社はどこも、かなり快適でした。
ですが、お寺などで和室のみ提供というところもありました。
基本的には、ホテルを利用するという考えを持ち、喪主から勧められた場合のみ葬儀場宿泊を検討された方がいいでしょう。