葬儀場の仕事内容は?辛いって本当?本音の部分を解説します
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仕事内容もいろいろで多岐にわたるので、勉強になりますよ。

 

お通夜や葬儀で、細やかな配慮をしてしてもらっている葬儀場のスタッフ。

参列することはあっても、葬儀場スタッフの仕事まで気にしたことってありますか?

「どんなことをしてるの?」

「人の死に目に立ち会うだけだし、辛くないの?」

など実施にはわからないことだらけですよね。

そこで今回は、葬儀場の仕事について

  • 内容
  • 働くには
  • 経験談

などを紹介しますね。

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葬儀場の仕事内容とは?

葬儀場の仕事って悲しみにふれる仕事だし、いろいろ大変って聞いたんだけど。

仕事をするにはどんなことも大変ですが、葬儀場は特殊ですよ。

多岐にわたる葬儀場の仕事内容は、以下の通りです。

  • 通夜・告別式の進行
  • ご遺体の管理
  • 着付け
  • 写真撮影
  • 祭壇設営や掃除
  • 運転
  • 事務仕事
順に説明していきますね。

通夜・告別式の進行

通夜・葬儀の進行を行います。

場内アナウンス・花の準備・お別れの花を配る・会場やご焼香の案内・僧侶の椅子引きなど、することは多数あります。

進行の詳しい流れはのちほど説明しますね。

ご遺体の管理

ご遺体の処置を行います。

病院で逝去された場合は、病院職員から処置をしてもらえますがそれ以外で逝去されたときは葬儀社が行います。

処置はご遺体の鼻や耳に体液が出ないように綿を詰めること。

また、ドライアイスを置いたりして保冷したりします。

着付け

喪服の着付けをお手伝いします。

葬儀場では着物タイプの喪服を着付けしてくれるんですよ。

洋装の喪服を着る人は多いですが、喪主やその家族は和服タイプ喪服が多いです。

写真撮影

通夜・葬儀が終わると祭壇の前で写真を撮影します。

その撮影をするんですが、喪主の意向によっては撮影をしない場合も。

祭壇設営や掃除

宗派や金額によって祭壇の方法は変わってきます。

それに合わせて祭壇を準備するのも葬儀社の仕事。

また、掃除も業者に頼んでいない場合であれば自分たちで行います。

車の運転

ご遺体を葬儀場まで送るために、車を出します。

ご逝去された場所が自宅だったり病院だったりいろいろですが、葬儀社のスタッフが送迎することが多いんですよ。

事務仕事

営業のサポートや花・備品手配、会計・経理・総務など。

葬儀社の仕事は式がメインと思われがちですが、事務仕事をしてくれる人がいないと葬儀場は成り立ちません。

いわば、縁の下の力持ちですね。

次に葬儀場の流れについて説明しますね。
  1. 依頼を受け、ご遺体のお迎えに行く
  2. 打ち合わせ
  3. 通夜の手配
  4. 葬儀の手配
  5. 葬儀終了後

STEP1 依頼を受け、ご遺体を迎えに行く

葬儀依頼の連絡が遺族から入ります。

依頼があった場所へご遺体を引き取り、葬儀場まで連れて行きご遺体の安置をします。

STEP2 打ち合わせ

ご遺族と通夜・葬儀・告別式の打ち合わせ開始。

日程から金額・香典返しなど細かいことを限られた時間で決めなければなりません。

STEP3 通夜の手配

ご遺体の処置やお清めをします。

ドライアイスなどを使ってご遺体を保冷して安置します。

お通夜の準備と同時に、火葬場と霊柩車の手配を忘れてはいけません。

花や祭壇など式場の準備に取りかかり、お通夜前に納棺をします。

司会進行や焼香の案内をし、お通夜終了後は翌日の告別式段取りについて説明をします。

また、通夜振る舞いのお手伝いをすることもあるでしょう。

STEP4 葬儀の手配

司会・会場や食事の準備・参列者の誘導・お茶の手配など、通夜以上にすることは多いです。

なので、規模が大きい葬儀はアルバイトを頼むこともあるでしょう。

STEP5 葬儀終了後

出棺が済み次第、式場の片付けをしたら初七日の準備をします。

初七日終了後は精進落としの会食を遺族がしている間に、遺影や骨壺など持ち帰れるように準備しなければなりません。

遺族を見送ったあと、遺族の自宅に同行し仏壇に骨壺の安置・喪中ハガキ作成などの立ち会う場合もあります。

また、請求書の作成などを行い振り込みの確認で終了です。

 

主人が他界したとき、通夜の手配で深夜に葬儀場へ連絡したらスタッフがいたのよ!
最近はそういった葬儀場がほとんどですよ。

葬儀場によって違うところもありますが、24時間365日体制で依頼をとっているところが多いです。

不幸ごとはいつおこるかわかりません。

そんなときに、いつでも対応ができるようにしてくれるのは遺族にとっても助かりますよね。

 

葬儀場で働くには?

もし働くときはどうしたらいいの?
いろいろな方法がありますよ。
  • 求人サイトなどから
  • 正社員のほかにアルバイトやパートも募集しています。
  • 知り合いの紹介

求人サイトなどから

ハローワークや求人サイトなど幅広く募集されています。

募集項目はさまざまで、司会・事務・納棺師など。

また、パートやアルバイトの募集もかかっていることも多いので、まずはパートやアルバイトの経験を経てから正社員になる道もあります。

派遣会社から

派遣会社に登録をして、葬儀場へ紹介してもらえます。

葬儀場の職種は多岐にわたり

ますので、自分にあった仕事を紹介してもらえるのは助かりますよね。

知り合いの紹介

葬儀に必要な花や料理などの関連するところから紹介をしてもらったり、引き抜きにあることも。

また、地域密着型の提携葬儀場が求人募集している情報を得て、地域の方から紹介してもらえることもあります。

特別な資格とかいるのかい?
絶対に必要というわけではないですが、取得してるとステップアップできる資格はありますよ。

葬儀場で働くには

「葬祭ディレクター」

という資格が厚生労働省認定で平成8年8月から実施されています。

1級・2級とあって、葬儀場などで働く人が必要な知識・技能レベルと社会的地位の向上と、お客様への対応が適切にできるかを評価・審査して認定する制度。

また、人の死に携わる仕事なので一般常識やマナーは必要となってきます。

その場合、秘書検定など持っていると強みになりますよ。

学校とかある?
数は少ないですが、専門学校がありますよ。

ブライダルやホテルの専門学校に、葬祭など学ぶコースを設けられている学校があります。

表だって「葬祭専門学校」と名称は出ていません。

授業内容は司会・接客やマナー・花の生け方や宗教によって何が違うか・・・などを学びます。

また、葬儀場で働くには落ち着いた対応・所作をもとめられます。

若い世代でなくミドルシニア世代も活躍できるのが葬儀場。

臨機応変さなど、人生経験を積み重ねた知識豊富なミドルシニア世代が求められることの多い職種でもありますよ。

 

葬儀場の仕事は辛い?生の声を紹介します

実際の体験談を聞きたい!

実際、私の声としてお伝えすると・・・

感謝され、「いいお式になった」「気持ちよくお見送りできた」など言われた際は、心からやってよかったと自分の仕事にやりがいを感じます。

ただ、お子様の葬儀など、本当に辛く悲しい思いがこみ上げてしまうのも事実です。

そのほか、腐敗が進んでしまった遺体や、事故などさすがに目をつむりたくなるご遺体を目にすることも・・・。

ですが、最初に述べたやりがいがあるからこそ、今もこの仕事を続けられていると思っています。

私の他にも、実際に働いてらっしゃる・働いてらっしゃった方による現場の生の声をいくつか紹介しますね。

働いていてよかった体験談

死を携わる仕事では、命の大切さを実感できます。

休みが安定してない反面、収入が安定しているのは助かります。

感謝の気持ちを言ってもらえる職業は、仕事がツラくてもうれしいものです。

遺族の言葉はやりがいにつながりますよね。

給料がいいのは目に見えてわかる成功報酬です。

辛かった・大変だった体験談

いろんな人の死に接するのは、仕事といえども精神的にはツライです。

葬儀場で花と線香は必須アイテム。

そんな中でのアレルギーは大変でしょうね。

葬儀場の勤務は不規則です。

葬儀場スタッフの女性はたしかに、みなさんパンプスですね。

業種は多種多様ですので、覚えるのは大変そうですね。

 

いろんな体験談がありますね。

葬儀場で働くには人の死に向き合うということでストレスが多いです。

ですが、喪主をはじめ遺族のかたに寄り添って故人の旅立ちをお手伝いする大事な仕事です。

スムーズな進行や配慮などすることで、遺族から感謝されるのは間違いないですよ。

最後に

葬儀場の仕事についてまとめると・・・

仕事内容は

  • 通夜と告別式の進行
  • ご遺体の管理
  • 着付け
  • 写真撮影
  • 祭壇設営や掃除
  • 運転
  • 事務仕事

仕事の流れは

  1. 依頼を受け、ご遺体のお迎えに行く
  2. 打ち合わせ
  3. 通夜の手配
  4. 葬儀の手配
  5. 葬儀終了後

葬儀場で働くには

  • 求人サイトなどから
  • 正社員のほかにアルバイトやパートも募集しています。
  • 知り合いの紹介

 

いかがでしたか?

葬儀場は大変だと聞きます。

ですが、故人が旅立ちのお手伝いや遺族から感謝の言葉をかけられるのはやりがいがありますよ。

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