喪服のクリーニングの頻度は?着たら毎回出さなきゃダメ?
短時間しか着ていない喪服ですが・・・
やはりクリーニングに出すべきでしょうか?
着ていた時間が短いと悩むわよね。
出す、出さないは、状況などによってかわるので詳しく紹介するわ。

 

喪服は着ている時間が短いことも多いですし、黒のため汚れも目立たないので、すぐクリーニングに出すか悩む方も多いのではないでしょうか?

また、普通の洋服よりクリーニング代も高く、頻繁に出すのがもったいないという考えの方もいるようです。

そこで今回は、喪服のクリーニングに関して、

  • 出す頻度
  • お手入れや保管方法
  • 料金の相場

など紹介しますので、選考にしてくださいね。


喪服のクリーニングの頻度は?

喪服をクリーニングに出す頻度のイラスト

喪服はどれくらいの頻度でクリーニングに出すべきでしょうか?
その点に関して説明すると・・・

 

基本的には、1度着たらクリーニングに出すほうがよいでしょう。

その理由として、以下の2点が挙がります。

  • カビなどが発生する可能性
  • 縁起を重んじる考え

それぞれ詳しく説明しますね。

カビなどが発生する可能性

喪服にカビが生えたイラスト

喪服は黒いため、一見汚れが目立ちませんが、実は結構汚れています。

服(喪服)に袖を通せば、汗や皮脂が付着し、動けばホコリなどもつくものです。
また、お焼香で灰がつくことも考えられます。

そのような状態で洗わずにそのまま放置していると、皮脂や汗に含まれた塩分、タンパク質などが結晶化し、白い汚れやシミとなって残ってしまうのです。

また、汚れの付着状態や保管環境によっては、梅雨の季節などにカビが発生してしまう恐れもあります。

他にも、雨で濡れてしまった喪服は、着用後に乾かしてもカビの原因が潜んでいることも。
それを放置しておくと、やはり白カビが発生してしまう場合もあります。

実際、白カビが発生してしまった喪服です。

いざ着ようと思い、このようになっていたら・・・
ショックですし、かなり慌てそう。

 

他にも、そのまま放置しておくと、

  • 虫に食われてしまう
  • 変色の恐れ

などの可能性もありますので、これらを防ぐためにも毎回クリーニングに出すのは大切なことですよ。

縁起として

喪服は、弔事の場に着て行ったもの。
そのため、縁起がよくないことが続かないようにという理由から、喪服をクリーニングに出しキレイに清めてもらうという考えもあります。

次に着るのがいつになるかわからない喪服。
そのため、1度着た喪服はクリーニングに出すのがよいでしょう。

たしかに、長く着ないことを前提に考えるとそうですが・・・
今後法要などの予定が続いている場合も出すべきでしょうか?
そのように、短期間に何回か喪服を着る予定がある場合は・・・

クリーニングに出さなくてもよいですが、きちんとお手入れをし、保管しておくのは大切です。

それでは、次にその方法を紹介しますね。

喪服のお手入れと保管方法!

喪服を脱いでから、次に必要となるまで、比較的短期な場合のお手入れと保管方法を紹介します。

お手入れと保管方法(短期間に何回か喪服を着る予定がある場合)

  • 喪服を脱いだらすぐにハンガーにかけ、風通しのよい場所でブラッシをかける
    →これは、ホコリや汚れを落とし、テカリ防止のため
  • クローゼットの中で保管する
    →直射日光や蛍光灯などの光による色あせを防ぐため
    ただし、通気性や換気を考え、湿気が多い奥の方では保管しないように注意

また、保管する前に汚れなどに気づいた場合は、以下の方法で対処しましょう。

喪服の保管方法のイラスト

汚れの対処方法

次に着る時までの応急処置として考えてくださいね。

シワなどが気になる場合

アイロンをかけて対処。
かならずあて布をしてテカリが出ないようにし、引っ張りながらアイロンのスチームを使用する。

臭いを取りたい場合

お線香やタバコなどの臭いが気になる場合は、風通しのよい場所に吊るしておく。
また、扇風機やドライヤーの風をあてて臭いを飛ばすことも。
他にも、入浴後の浴室で蒸気と一緒に臭いを飛ばしたり、スチームアイロンを使うのも有効。

食事などでの汚れ

ハンカチなどの乾いた布で、こすらず落とすようにする。
直接水で濡らすと、汚れが広がってしまい輪ジミができる可能性があるので注意。

ファンデーションの汚れ

食器用洗剤を使い、汚れの裏側から歯ブラシで優しく叩き、すすぐ。
こちらも、汚れた箇所を直接水で濡らさないよう注意。

ただし、着物の汚れやシミを発見したら、応急処置をムリに行わずクリーニングに出すことをオススメします。

もし、しばらく着ていなかった喪服に袖を通そうとしたら、「白カビ」がきていた場合の応急処置も紹介しますね。
白カビの落とし方

乾いた布で、カビの白い部分を払い落とします。
この際、カビを吸い込まないようマスク着用し、窓を開けてからするようにしてくださいね。
これで見た目が問題ないのなら、それで参列しても大丈夫でしょう。

しかし、払っただけで落ちなかった場合は、エタノールを試してみてください。
布などにエタノールを浸みこませて、トントンと叩くようにしてみましょう。
念のため、最初は目立たない部分で色落ちや変色しないかチェックしてくださいね。

大丈夫なら、カビの付着したところに、裏側からタオルか布を当てます。
これは、カビを移し取るため、そして、下に重なっている布に汚れを移さないための処置です。
そして表面から、エタノールを浸みこませた布でカビをトントンと叩きカビを落としていきます。

このように効果はあるようですが・・・
応急処置であることはお忘れなく!
後日、かならずカビ取りのクリーニングに出してください。

法事など喪服が必要な儀式がすべて終わったら、さきほど述べました通り、クリーニングに出しましょう。
それでは、クリーニングに出したあと、長期保管する際の注意点も紹介しますね。

クリーニングに出した後、長期保管する際の注意点

長期保管する場合は、以下の

  • 湿気
  • 色褪せ
  • シワ

に注意してください。

湿気

喪服を保管しているクローゼットは、除湿剤を置くか定期的に換気するようにしましょう。
クリーニングされた衣類に掛かっているビニールは、通気を悪くします。
そのため、はずして湿気がこもらないようにしましょう。

また、長期間使わない時は1ヶ月に1度クローゼットをしっかり開けて、しばらく風を通すのも大切です。

画像のように、クローゼット用の除湿剤をさげておくとより効果的だと思います。

色褪せ

色褪せの原因は、保管中に直射日光や蛍光灯などです。
そのため、クローゼットの中など、できるだけ喪服に日の当たらないところで保管しましょう。

シワ

喪服を畳んでしまっておくとシワがつくため、かならずハンガーで吊るしておきましょう。

ただし、ハンガーにかけて長期保管していると、吊るしジワができてしまうことも。
その場合は、着用する前にアイロンでシワを伸ばしますが、テカリを出さないように当て布をし、丁寧に扱いましょう。

クリーニング後の保管方法も大切なのですね。
ところで、喪服のクリーニング代ってどれくらいなのでしょうか?

気になるわよね。
次に、その相場を紹介するわ。

喪服のクリーニング代は高い?料金の相場は?

喪服のクリーニングは、普通のスーツよりも少し高めとなります。

その理由は、喪服の黒い色と型を保持するために、1着ずつ特殊な方法で洗い、乾燥させるためです。

ただし、クリーニング店やお住まいの地域などにもより、料金もさまざま。
いくつかのクリーニング店を調べたところ・・・

 

相場は、1,300~3,000円ほど

ちなみに、スーツ上下のクリーニング代が基本のものだと1,000円前後です。

ただ、和服の場合はもっと高くなりますし、男性のスーツや女性のワンピースでも違いがあります。
それでは、それぞれの料金目安を紹介しますね。

男性の場合

男性の喪服

男性用の喪服は、上下セット料金のお店、上着とズボンが別料金になっているお店があります。

  • 上下(上着+ズボン)セット・・・1,300円~
    →3,000円以上するところもありました。
  • 上着のみ・・・950円~
    安くは、600円台もありましたよ。
  • ズボンのみ・・・600円~

女性の場合

女性の喪服のイラスト

女性の場合、デザイン別での料金設定をしているところがほとんどです。

  • ワンピース・・・1,000円~
    袖ありの場合、3,000円ほどになるところもありました。
  • ボレロ・・・1,050円~
  • ブラウス・・・500円~
  • ジャケット・・・900円~
  • スカート・・・600円~
    安くは、500円台のところもありましたよ。

 

喪服はクリーニング後に長期保存する可能性があるため、通常はオプション料金が発生する防虫・防カビ加工などが含まれていることが多いです。

そのため、オプションを選ぶ場合は、どのオプションが含まれているかチェックし、そのうえで必要なオプションを選びましょう。

ちなみに、オプションとしての料金相場は以下の通りです。

オプションの相場
  • 防虫・防カビ加工・・・300~500円ほど
  • 撥水加工・・・600~980円ほど
  • 汗抜き加工・・・500~950円ほど

ちなみに、カビを取ってもらいたい場合は・・・

  • 白カビ・・・比較的取りやすい
  • 黒カビ・・・かなり専門的な技術が必要

で選び方や料金が異なります。

白カビの場合、普通のクリーニングで目立たなくなるものが多いです。
ただし、ドライクリーニングしかできない衣類に関しては、料金は通常のシミ抜き(500円ほど)よりも高めとなります。

黒カビの場合、取るのは難しいため、カビ取りを行っているクリーニング店に出すのがよいでしょう。
この場合、手作業で丁寧に行なうため、料金はクリーニング代の2倍ほどかかるようです。

和服(男女)の場合

和装の喪服

お店によっては、喪服5点でのセット価格を設定しているところもありました。

  • 喪服・・・ 4,500円~
    お店によっては、7,000~8,000円になるところもありましたが、加工代金が含まれているようです。
  • 長襦袢・・・ 2,800円 ~
  • 喪服5点(喪服 + 長襦袢 + 喪服用黒帯 + 帯揚げ + 足袋)・・・9,500円

また、オプションとしての料金相場は以下のようになります。

オプションの相場
  • 汗抜き加工・・・2,500円ほど
  • 撥水加工・・・2,500円ほど

また、カビがきていた場合は、カビ取りクリーニングとして、 9,000円ほどからかかるようですよ。

 

仕上がりまでにどれくらいかかるのでしょうか?
クリーニング店により違いが大きいようだけど・・・

2~7日前後ぐらいかかるようです。

喪服の洗濯を自宅でする方法に関する記事も参考にどうぞ!
喪服の洗濯は自宅でできるの?気になるカビの落とし方も伝授!

             

            まとめ

            今回のポイントをまとめます。

            • 基本的には、1度着たらクリーニングに出すほうがよい
            • 短期間に何回か喪服を着る予定がある場合は、クリーニングに出さなくてもよいが、きちんと手入れをし、保管しておくのは大切
            • 喪服のクリーニングは、普通のスーツよりも少し高めとなり、相場は、1,300~3,000円ほど
            • クリーニングの仕上がりまでに、2~7日前後ぐらいかかる

            喪服は急に必要となるものです。

            いざ喪服を着ようとしたら・・・「カビ!」なんてことにならないためにも。
            一通りの儀式が終われば、クリーニングに出し、きちんと保管するようにしてくださいね。