喪中なのに年賀状を出してしまった!お詫びは必要?
喪中の相手に年賀状を出した時って、どうしたらいいのかしら?
ケースによって違うけれど、きちんと対応したいですね。

 

喪中ハガキをいただいていたのに、うっかり年賀状を出してしまうこと、ありますよね。

あるいは、年賀状の返事として「喪中のため年始のご挨拶は控えます」という寒中見舞いが届いてはじめて喪中だと知ることも。

こんな時どうすればいのか迷ってしまうもの。

そこで今回は、喪中の方に年賀状を出してしまった場合の対処法について

  • お詫びは必要?
  • 電話でお詫びする場合の言葉
  • 手紙でお詫びする場合の例文

について解説し、最後に逆の立場で、

  • 自分が喪中となる前に年賀状を出してしまった場合の対処法

についても説明します。


喪中なのに年賀状を出してしまったらお詫びは必要?

相手が喪中なのに年賀状を出してしまったら・・・

どんな事情であれ、お詫びをしましょう。

お詫びしよう

大事な人を亡くしてさみしい思いをしているところに「おめでとう!」と挨拶してしまうのは、やはり申し訳ないものです。

とくに、喪中ハガキを頂いていることを忘れて年賀状を出してしまった時は、相手の状況を知っているはずなのに出してしまったのですから、誠意をもって謝りましょう。

喪中ハガキの本来の意味は「こちらから年賀状を出しません」ということで、「送ってこないでほしい」という意味ではありませんが、ウキウキした気持ちになれないと思ったほうがよいですね。

 

喪中ハガキを頂いていない場合は知らなかったのだから仕方がないのですが、やはり一言お詫びし、相手に寄り添う気持ちを伝えたいものです。

電話でお詫びしたい!例文は?

喪中ハガキを頂いていたのに出してしまった年賀状、元日に届いてしまう前に謝りたいわ!
まずは電話することをオススメします。

年内に気づいたら、その時点でまずは電話でお詫びをして、年が明けたら寒中見舞いを出しましょう。

お詫びの流れ

でもどう切り出したらよいのかしら?
あまり構えず、率直に話せばよいですよ。

喪中ハガキを頂いていたのに年賀状を出してしまった場合

まず、喪中ハガキを頂いていたのに年賀状を出してしまった場合。

伝えるポイントは、

  • 喪中であることを知らされているのに出してしまったことに対するお詫び
  • 故人のご冥福をお祈りする思い
  • さみしい年越しとなる相手への気遣い

の3点です。

  • 喪中ハガキでご家族の訃報を知った場合
  • ご不幸があったことをもともと知っていた場合

の2パターンの伝え方を紹介します。

もちろん、相手の反応によって会話の内容は変わってきます。

喪中ハガキでご家族の訃報を知った場合は、まず「訃報をきいて驚きました」「ご冥福をお祈りします」と誠実に伝えましょう。

喪中ハガキでご家族の訃報を知った場合の電話

先日おハガキで、●●様が亡くなられたことを知りました。
遅ればせながら、ご冥福をお祈りします。

実は・・・そのおハガキを頂いたのにもかかわらず、年賀状を投函してしまったのです。
本当に申し訳ありません。

さみしい年越しかと思いますが、どうぞおからだ気を付けてお過ごしください。

 

年内にご不幸があったことは知っていた、という場合もありますよね。
そんな時は、知っていながら・・・という気持ちを伝えるとよいでしょう。

また、ご不幸があったことを知っていたということはある程度親しい間柄でしょうから、相手の気持ちに寄り添う言葉かけができるといいですね。

喪中であることをもともと知っていた場合の電話

先日喪中のおハガキ受け取りました。
あらためてご冥福をお祈り申し上げます。
あれから〇か月ですね。(相手の反応にあわせて自然体で会話)

実は・・・喪中であることを承知していてその上おハガキも頂いたのに、年賀状を投函してしまったのです。
本当に申し訳ありません。

さみしい年越しかと思いますが、どうぞおからだ気を付けてお過ごしください。

 

どうしても届かないようにしたい!!という場合、何か方法はないの?

そんな時は・・・

配達前であれば、郵便局または取扱局で「取戻し請求」を行うことで配達を取りやめて返してもらうことができます。

集配局にまだとどまっていれば無料で取戻しが可能ですが、他の郵便局に発送された後は有料となります。

取り戻し請求については、のちほど詳しく説明しますね。

喪中ハガキを頂いていなかった場合

喪中ハガキを頂いていなくて、ふつうに年賀状を出したら寒中見舞いで喪中であることを知った、ということもあるわよね?
そうですね。
そんな時は・・・

喪中ハガキを頂いていない場合は、相手も年賀状を受け取ることになるのは想定内なので、そんなに慌てる必要はありません。

心をこめて寒中見舞いを出せば十分でしょう。

とはいえ、ご主人が年末に亡くされたなど、「ハガキだけではちょっと・・・」という時には、もちろん電話を差し上げるとよいと思います。

その際は、

  • お祝いする気分でない相手に年賀状を送ってしまって申し訳なかったという気持ち
  • 故人のご冥福をお祈りする思い
  • さみしく新年を迎える相手への気遣い

を伝えたいものです。

喪中ハガキを頂いていなかった場合の伝え方

寒中見舞いをいただき、ありがとうございます。
そのおハガキで、●●様が亡くなられたことを知りました。

遅ればせながら、ご冥福をお祈りします。

存じ上げなかったためとはいえ、年賀状をお出ししてしまって申し訳ありません。

寒い日が続きますので、どうぞおからだ気を付けてお過ごしください。

 

電話ですから、相手の反応次第で臨機応変にお話ししてくださいね。

手紙でお詫びしたい!

お詫びは電話だけでよいのかしら?
いえ、やはり手紙でお詫びしましょう。

電話してもしなくても、やはり手紙でお詫びするのが丁寧ですね。

  • 年内に喪中ハガキを頂いていた場合
  • 年が明けてから喪中ハガキを頂いた場合

の場合に分けて説明します。

年内に喪中ハガキを頂いていた場合

年内に喪中ハガキを頂いていたのに出してしまった場合は、まずは年内にお詫びの電話を入れ、年が明けてから寒中見舞いを出しましょう。

寒中見舞いを出す時期は、松の内(1月7日)を過ぎてから立春(2月3日)までの間です。

喪中ハガキを頂いていた場合の寒中見舞い文例

寒中お見舞い申し上げます。

この度は、●●様がご逝去と伺っていたにもかかわらず、新年のご挨拶を申し上げ、大変失礼いたしました。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

ご家族様にはお力落としのことと存じます。
時節柄、どうぞご自愛くださいませ。

 

喪中ハガキを頂いていなかった場合

何も知らずにふつうに年賀状を出したら、喪中だと知らせる寒中見舞いが送られてきたことがあるわ。
結構よくあるパターンですね。

喪中ハガキも頂いていないので何も知らずにふつうに年賀状を出したら、返事のような形で寒中見舞いが届いて、そこに喪中であることが記されているということもよくあることです。

相手も、喪中ハガキを出していない人から年賀状が届くのは承知の上なので、慌ててお詫びの電話を入れる必要はないでしょう。

もちろん、お電話差し上げてもよいです。

電話を入れても入れなくても、1月8日(寒の入り)以降に寒中見舞いを出しましょう。

喪中ハガキを頂いていなかった場合の寒中見舞い文例

寒中見舞い申し上げます。

おハガキをいただき、ありがとうございました。
●●様のご逝去を存じ上げなかったとはいえ、新年のご挨拶を申し上げてしまい、大変失礼いたしました。

遅ればせながら、ご冥福をお祈りします。

時節柄、どうぞご自愛くださいませ。

 

ち・な・み・に・・・

喪中となる前に年賀状を出してしまった場合の対処法は?

年賀状を12月23日に出したのだけど、12月25日に突然父が亡くなったの。

こんな場合、どうしたらいいの?

先ほどまでと逆の立場になりますね。

年賀状を出してしまった後で、身内に不幸があるということもありえます。

そんな時、次の2つの対処法があります。

  • 年が明けてから寒中見舞いを出す
  • 取り戻し請求をする

年が明けてから寒中見舞いを出す

一般的な方法は、年が明けて松の内が過ぎてから(つまり1月8日以降)寒中見舞いを出すという方法です。

年賀状を出した相手全員に出すのではなく、とくに伝えるべき方宛に出せばよいでしょう。

また、年賀状を出していない相手から年賀状を頂いた際にも寒中見舞いで喪中の旨を伝えればよいです。

取り戻し請求をする

取り戻すこともできる?
 有料ですけど、できますよ。

配達前であれば、郵便局または取扱局で「取戻し請求」を行うことで返してもらうことができます。

集配局にまだあれば無料でできますが、他の郵便局に発送された後は、規定の料金(配達郵便局に請求の場合420円、その他の郵便局に請求の場合580円)が必要となります。

1枚や2枚ならいいですが、何十枚もあると、かなりの金額になりますね。

こんなツイートも。

今はもっと高くて580円ですね。(2019年11月)

取り戻しができた場合は喪中ハガキを出したほうがいいのかしら?
うーん。出さないほうがいいでしょうね。

取り戻し請求ができた=相手に年賀状が届かないということなので、「年賀状を出しません」という意味で年内に喪中ハガキを送るべきかしらと考える人もいると思います。

ですが、このタイミングでは、相手も年賀状を投函した後である可能性大。
相手に「年賀状出しちゃった!」と余計な気を遣わせてしまいます。

なので、慌てて年内に喪中ハガキを出すことはせず、年が明けてから寒中見舞いを出すほうがよいでしょう。

 

こちらは逆パターンですが、参考までにご覧ください。

喪中だけど年賀状が届いたら返事は出してもいい?気になるマナーを解説

最後に

今回のまとめです。

  • 喪中の相手に年賀状を出してしまった場合は、喪中ハガキをもらっていたかどうかにかかわらず、お詫びを伝えるのがよい。
  • 年内に気づいた場合は、まず電話でお詫びし、年が明けて松の内を過ぎた1月8日以降に寒中見舞いを出す。
  • とくに、喪中ハガキを頂いていたのに出してしまった場合や、相手の状況が気になる場合は、わかった時点で電話しよう。
  • 電話・寒中見舞いのポイントは、喪中の相手に年賀状を送ってしまったお詫び、故人の冥福をお祈りする気持ち、さみしく新年を迎える相手への気遣い。
  • 逆に年賀状を投函した後に自分自身が喪中となった場合は、取戻し請求をするか、年が明けて松の内が過ぎてから必要に応じて寒中見舞いを出す。

 

いかがでしたか?

相手の気持ちに寄り添うことで、お互いにおだやかなきもちで新年を迎えられるとよいですね。