明日、伯父の通夜があります。
母から、通夜振る舞いにも参加するよういわれたのすが、「通夜振る舞い」ってなんなんですか?
翌日も仕事なので、できれば通夜だけ参列して早く帰りたいんですが…。
「通夜」は知っていても、「通夜振る舞い」はなじみのない言葉よね。
でも、通夜の後にはほとんどの場合通夜振る舞いが行われ、通夜の席で参加を呼びかけられることも多いのよ。
これから通夜振る舞いについて、
- どんなもの?
- マナーは?
- どんな人が参加するの?
などのポイントを解説していきます。
私自身も、数ヶ月前の祖母の通夜に参列するまで、「通夜振る舞い」という言葉を聞いたことがありませんでした…。
通夜の席で急に通夜振る舞いのお誘いを受けてもあわてることのないよう、ここでしっかり勉強しておきましょう♪
通夜振る舞いのマナーをわかりやすく解説
「通夜振る舞い」という言葉をはじめて聞きました。
どういうことをするものなんですか?
それでは、まず通夜振る舞いの意味を解説するわ。
その後、マナーについて説明するわよ。
通夜振る舞いとは?
通夜振る舞いとは、通夜の後に振舞われる食事会のことです。
ただ食事を楽しむための会ではなく、弔問客へのお礼やお清め、また故人への供養といった意味があります。
昨夜は友人の父上のお通夜だった。親戚でもないのに通夜振る舞いに座らせてもらった。それはそれは明るい席で本当に楽しかった。76才だから惜しまれる死だったが、在りし日のエピソードで盛り上がり、みんな笑顔だった。まさしく人徳。名もなきブラボーな生き様の見事な終焉。
— Y家の母妻(小沢一郎さん、玉城デニーさん応援❣️) (@yhahatuma) 2011年6月23日
通夜振る舞いのマナー
もちろんあります!
通夜振る舞いでは、次のようなことに気をつけて。
- 誘われたら参加する
- 会話の内容に注意
- 長居しない
誘われたら参加する
参加を迷う場合もあるでしょうが、遺族から誘われたら短い時間でも参加するのがマナー。
通夜振る舞いでは、オードブル・寿司・サンドイッチなど大皿の料理が用意されていることがほとんどなので、時間をかけて食事をする必要はありません。
一口だけでも箸をつけることが故人への供養になることを、忘れないでくださいね。
会話の内容に注意
通夜振る舞いでは、故人との思い出話をすることが供養となります。
仕事の話など、故人とは関係のない話題に夢中になったり、故人の死因について遺族にあれこれ聞くのもマナー違反となりますよ。
また、食事やお酒が用意されているからといって、宴会のように騒ぐのもNG。
大声で笑ったり、お酒を飲みすぎたりしないよう注意しましょう。
長居しない
通夜振る舞いは、1~2時間程度行われることが一般的。
しかし、最後まで残る必要はありません。
遺族や故人と親しい関係でない場合は、30分ほどで退席するようにしましょう。
遺族は翌日も葬儀などで忙しいことを忘れずに、必要以上の長居は避けて。
通夜でのメイクについてのマナーはコチラ!
通夜振る舞いは親族だけ?
通夜振る舞いって、どんな人が参加するんですか?
親族以外にも、友人や職場関係の方も参加するんでしょうか?
通夜振る舞いは、遺族・親族だけが参加する地域と、一般会葬者も参加する地域とにわかれます。
通夜振る舞いに参加してほしい方には遺族が声をかけるので、もし誘われたらなるべく参加するようにしましょう。
また、都合がつく場合は、僧侶が参加することもありますよ。
通夜振る舞いは誘われても辞退するのはあり?
誘われても辞退するのって、ありですか?
どうしてもやむを得ない事情がある場合は、そのことを遺族に伝えて、目立たないように帰ります。
また、それでも参加を勧められた時は、一口だけでも箸をつけて帰るとよいでしょう。
通夜当日の流れは、こちらの記事で確認!
まとめ
それでは、最後に通夜振る舞いについて簡単にまとめておきますね。
- 通夜振る舞いとは…通夜の後に振舞われる食事会のこと・弔問客へのお礼やお清め、また故人への供養の意味がある
- 通夜振る舞いでのマナー
- 誘われたら参加する…一口だけでも箸をつけることが、故人の供養となる
- 会話の内容に注意…故人との思い出話をする場だということを忘れずに
- 長居しない…特別に親しい場合を除き、30分程度で退席する
- 通夜振る舞いに参加するのは、「遺族・親族のみ」「一般会葬者も含む」など、地方によって異なる
- やむを得ず辞退する場合は、遺族にそのことを伝えて目立たないように帰る
- それでも誘われた場合は、一口だけでも箸をつけて帰る
通夜や葬儀についてのマナーに自信のある方は少ないですが、これで通夜振る舞いについてはバッチリですね!
通夜は夜に行われるので、翌日のことを考えたら早く帰りたくなるもの。
でも、故人との思い出を参列者と共有する大切な場です。
長居をしないよう注意は必要ですが、遺族から誘われたらぜひ参加しようと思います!