同級生の親の葬儀はどこまで参列すべき?香典はどうする?

同級生の親の葬儀、あなたなら参列しますか?

実は、この問題に悩まれる方、多いです。

  • 現在学生で、同級生の親
  • 現在はそこまで頻繁に会ってはいない、昔の同級生の親
  • 子供の同級生の親

同級生といっても、関係性は異なります。

それぞれ関係性別に、

  • 参列すべきか
  • 香典目安

などをお話ししたいと思います。


(現在学生)同級生の親の葬儀は参列すべき?

学生の場合、「参列すべきかどうか」の判断は特に難しいですよね。

以下のようなポイントを参考にすると判断しやすくなります。

  • 仲の良さ(親友レベルかどうか)
  • 親と面識があるか
  • 葬儀の場所や時間、学校の予定との兼ね合い

参列する場合は、保護者の同意を得て、制服や黒の落ち着いた服装で行くのが一般的。

無理に香典を用意する必要はありませんが、気持ちを伝えることが何よりも大切です。

また、同級生の親といっても、その関係性は以下のように様々です。

  • 同級生の親とも面識があり、生前お世話になった
  • 同級生の親とは面識がないが、同級生と特別仲が良い
  • 同級生というだけで、そこまでの関係はない

そのため、それぞれによって答えは異なります。

同級生の親とも面識があり、生前お世話になった場合

部活や家の行き来などで、親御さんに何度も会ったことがあるなら、できる限り参列するのが礼儀とされています。

  • 通夜、告別式どちらかだけでもOK

  • 香典は無理のない範囲

  • 服装や言葉遣いにも注意しよう

「ありがとう」「お世話になりました」という気持ちを込めてお別れできるといいですね。

ただし、家族葬などで参列者の制限がある場合は、それに従った方がいいでしょう。

香典についても説明します。

香典相場・・・3,000円〜5,000円

まだ10代の場合は、3,000円程度が相場になります。

ですが、自分の親も一緒に揃って参列する場合などは、5,000円が相場です。

しかし、クラスや部活、クラブ等で皆で一律金額を出し合って香典を包む場合は、その額に従うようにしましょう。

同級生の親とは面識がないが、同級生と特別仲が良い

この場合、行っても行かなくても問題はありませんが、落ち込んでいる同級生のために行きたいかどうかで考えた方がいいでしょう。

また、参列する場合も、親と一緒にではなく、本人だけといったいった感じで問題ありません。

香典額も、先程と同様(3,000円〜5,000円)で問題ありません。

参列しなかった場合、後日お花を持ってご自宅にお参りさせてもらうといった形でもいいでしょう。


  • 直接参列できない場合は、LINEや手紙などでお悔やみを伝える
  • クラス全体で対応するケースもあるので、周囲と相談してみるのも◎
  • 香典はなくてもOK。気になる場合は数人で連名にする方法もあります

参列する場合は、通夜のみの方が負担も少なく、気持ちも伝わりやすいです。

同級生というだけで、そこまでの関係はない

普段からあまり話したことがない、または卒業後関わりがない同級生の親の葬儀の場合、無理に参列する必要はありません

学校や地域で「クラスメート一同」などとしてまとめて香典を出すこともありますが、個人で対応する必要はないケースがほとんどです。

(現在はそこまで頻繁に会ってはいない)昔の同級生の親の葬儀は参列すべき?

卒業以来あまり会っていないけど、昔仲が良かった同級生の親が亡くなった…という場合。

  • 自分の気持ちを大事にしてOK
  • 昔お世話になっていたなら参列するのもあり
  • 参列できなくてもお悔やみのメッセージを送るのも十分です
  • 里帰りした際に、お土産を持って伺い、お参りさせてもらう
  • 弔電または香典のみ見送る
  • 実家の親に、代わりに香典を持って行ってもらう

など、色々方法はあるでしょう。

社会人になると時間や距離の制約もあります。

参列できないことを負い目に感じる必要はありません。

子供の同級生の親の葬儀は参列すべき?

自分自身ではなく、子どもの関係でつながっている親同士の場合、地域性や学校の雰囲気も関係します。

  • 普段の関係性(挨拶だけか、家族ぐるみで仲がいいか)で判断
  • ママ友・パパ友の間で連絡が回ることも
  • 参列しない場合でも香典だけ渡すケースもある

保護者同士の関係は微妙なバランスがあるので、周囲と相談して対応を決めるのがベターです。

最後に

葬儀への参列や香典の有無は、正解があるものではありません。

「同級生の親 葬儀 どこまで」という疑問には、状況や関係性に応じた柔軟な判断が求められます。

大切なのは、形式よりも「心」。

参列できない場合でも、手紙やメッセージでお悔やみの気持ちを伝えることは、相手にとって大きな支えになります。

気持ちのこもった行動が、何よりも故人や遺族に届くものです。




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