子供がいると、そういうこともあるある。
小さな子供がいたり、他の予定と重なってしまったり、仕事が休めなかったり。
でも、お世話になった方だし、ちょっとでも誠意を見せるため、香典だけでも渡しに行きたいってことありますよね。
そんな時のお話です。
葬儀に香典だけ渡して帰る場合について、
- 服装
- 行くタイミング
- 滞在時間
など、非常識に取られないあれこれを解説したいと思います。
葬儀に香典だけ渡して帰る場合の服装は?
最もいいのはやはり喪服です。
だからといって、絶対喪服でなければいけないという決まりもありません。
- 仕事着
- スーツ
- 普段着
- 制服
など、どんな服装でも、基本はかまいません。
ですが、常識的に考えて
- カジュアルすぎる服装
- 明るい色の服
- 露出の多い服装
などは好ましい服装とはいえません。
仕事着であれば、
「仕事途中に抜けて、わざわざ来てくれたんだ。」
というのが伺えますが、それ以外であれば、極力黒っぽい服装だと喪服じゃなくても問題ないでしょう。
葬儀に香典だけ渡して帰る際のタイミングは?
また、葬儀中だと受付に人がいないことがほとんどです。
斎場の方がいらっしゃることもありますが、香典だけポンと置いてくるのは、不用心。
葬儀の場合、
- 葬儀開始前
がベストでしょう。
というのも、葬儀終了後は、そのまま出棺→火葬場へ移動となることが多くあります。
その時間帯は、遺族の悲しみもつのり、バタバタしている時間帯でもあるため、避けたほうがいいでしょう。
ただし、葬儀開始直前は受付も混み合います。
遅くても、葬儀開始30分前までに行くようにしましょう。
通夜の場合は、
- 通夜開始前
- 通夜終了後
どちらでもかまいません。
ただ、21時過ぎなど遅すぎる時間になると、迷惑になります。
喪主や遺族が近しい関係ならば、
「香典だけ渡しに行きたいんだけど、何時頃がご都合いい?」
などと聞いてから行くのもいいでしょう。
葬儀に出てしまうと、帰りにくくもなります。
こちらも併せてご覧ください。
葬儀に香典だけ渡して帰る場合の滞在時間は?
常識でいうのならば、お線香だけでもあげさせてもらうのがいいんじゃないかしら。
香典だけ渡してすぐに帰るというよりも、
- 喪主・遺族に挨拶
- 線香をあげさせてもらう
などの時間は設け、気持ちを表すのがいいでしょう。
ただ、滞在時間が長すぎると迷惑になるので、10分前後がベストですが、話しに花が咲いてしまった場合などは30分ほどを目安にするといいかもしれません。
また、さっと行ってさっと帰るという本当に時間がない場合など、受付が設けられていない時間帯に行く場合は、
「ご霊前にお供えください」
と、一言声をかけて香典を渡すのがいいでしょう。
こちらの記事も併せてご覧ください。
最後に
ポイントをまとめます。
- ベストは喪服だが、仕事着・スーツ・普段着・制服などでもいいが、黒っぽい服がいい
- 葬儀開始30分前までに行くのがベスト
- 香典だけ渡してすぐに帰るのではなく、喪主(遺族)に挨拶し、お線香をあげさせてもらう
- 滞在時間は、10分程度がベスト
服装は、喪服または黒っぽい服装がベスト。
迷惑にならない時間に、ちょっとだけ伺いお線香をあげさせてもらうというのが常識ですね。
後日、葬儀が終わった後に香典を持って伺うという方法もあります。
どうするかは、喪主(遺族)に伺ってから決めてもいいでしょう。