お墓に造花。
売っているのは見たことあっても、マナーとしていいのかどうか?
気になるところですよね。
そして、お供え用造花は、どうしても似たり寄ったりで可愛くない。
そこで今回は、そんなお墓の造花問題について
- マナーとしてどうなのか?
- 種類
- 飛ばないようにする方法
- 処分方法
など、気になるあれこれをまとめました。
参考にしていただければ幸いです。
お墓に造花をお供えしてもいい?
答えとして、お墓に造花は問題ありません。
ただ、これには地域性もあり、九州などの暑い地域では造花の方が一般的です。
というのも、生花をお供えしても1日で枯れてしまうこともありますからね。
また、海外などでも造花の方が一般的です。
そして、中には生花だと枯れてゴミとなり、花びらが散ったりあとが汚くなることから禁止している霊園も・・・。
しかし、頻繁にお墓参りに行く・管理人がいる場合など、生花を基本と考えている方も多くいらっしゃいます。
とくに、関東などでは生花の方が多いようです。
お墓にお供えする造花はどんなものがいい?
まずお墓用にオススメしたい造花の種類として、
- 菊
- ゆり
- キキョウ
- カーネーション
- リンドウ
- かすみ草
など、通常仏壇にお供えされる花同様、上記のような花が向いています。
しかし、それ以外にも季節の花(造花)
- ひまわり
- 紫陽花
- ほおずき
などもいいでしょう。
今日はお彼岸だったから、両親の納骨堂を含めて4件の墓参りツアーに行って来た。
納骨堂は生花がNGだから、ダイソーで買った造花をブーケにして飾るだ~。女手が無いので、こんなのも自作せにゃなりません。😰
爺ちゃんとこの墓の近くの道路わきの花が良い感じだったのでパチリ🌷🌼🌸 pic.twitter.com/6hcY4QOQBZ— EBISEN (@EBISEN_STUMP) 2019年3月19日
NGな造花
これも供花同様、棘のある花は向きません。
ただ、花びらが落ちたり匂いを発するわけでない造花は、この棘にだけ注意すると、比較的多くの種類を用いられるでしょう。
お墓にお供えする造花を飛ばないよう固定するコツは?
造花をお墓に供える際、飛ばないよう注意する必要があります。
- 花の根元に重りをつける
- 根元を曲げる
- あらかじめ水を入れておく
などとすることで、飛ばないようにすることが可能です。
花の根元に重りをつける
花を一まとめにしばり、そこに重しなどをつけておくと飛びにくくなります。
一つひとつに重しをつけるよりも、まとめた方が飛びにくいでしょう。
根元を曲げる
造花は、茎がワイヤーで作られています。
入れ物の大きさにあわせて、切り落としてしまうことの多い茎ですが、その根元を折ることで入れ物に密着して飛びにくくなるでしょう。
あらかじめ水を入れておく
屋根がないお墓は、どちらにせよ雨が降ったら水が器にたまるものの、最初から水を入れておくと重しになります。
これが生花だと、根元も腐り虫がわきやすくなるのですが、造花だと虫の心配も少なくなるんです。
古い造花は捨てて帰ってもいい?
家に持ち帰らず、その場で処分した方がいいんじゃないかしら?
霊園の管理人がいて、敷地内管理がされ、ゴミ箱を設けているならば捨てて帰ることも可能です。
ですが、基本的にはゴミを残さず、持ち帰って処分する方がいいでしょう。
お墓のものを持ち帰ることに、悪い意味はありませんからね。
最後に
ポイントをまとめますね。
- お墓に造花をお供えしても問題ない
- 造花が基本な地域もある
- 通常仏壇にお供えされる花同様造花も選ぶといい
- 季節の花をお供えしてもいい
飛ばないようにする方法として、
- 花を一まとめにしばり、そこに重しなどをつけておく
- 根元を曲げる
- 水を入れておく
基本的にはゴミを残さず、持ち帰って処分する方がいい
100均でも多くの造花が販売されています。
きれいな造花で華やかになったお墓に、ご先祖様も喜ばれるでしょう。