喪中でも結婚式に参加できる?判断のポイントも紹介!

喪中に結婚式の招待状が届いたのですが・・・
参加するのはやはり控えたほうがいいのでしょうか?

喪中は、「祝い事を控えるべき」といわれるため、「結婚式」は避けるべきと思われがちだけど・・・
考え方もいろいろ、一概にダメなわけではないのよ。
そこで、実際に体験された人たちの口コミも紹介しながら、判断のポイントなどを説明するわね。

結婚式へお呼ばれされたら、出来れば出席したいものですが、「喪中」だと悩むのではないでしょうか?
また、結婚式は欠席としても、「二次会だけならいいの?」と、思うかもしれません。

そこで今回は、喪中に結婚式へ招待された場合に関して、

  • 参加してもよいのか
  • 二次会の場合
  • 急な不幸の場合はどうするべきか
  • 欠席する際の返事(文例を紹介)
  • ご祝儀や祝電を送るのはOKなのか

を紹介しますので、参考にしてくださいね。


喪中でも結婚式に参加できる?二次会の場合は?

喪中でも結婚式に参加してもいいのでしょうか?
結論からいうと・・・

喪中であっても忌中を過ぎれば、結婚式へ参加しても大丈夫です。

ただし、「忌中」は参加しないほうがよいとされています。

「喪中」であっても「忌中」を過ぎれば大丈夫?
「喪中」と「忌中」の違いがよくわからないのですが・・・

たしかに、「喪中」と「忌中」の違いがわからないと、混乱するわよね。
それでは、納得いくように、「喪中」と「忌中」についても説明しましょう。

「喪中」・「忌中」の意味

まず、それぞれの意味から説明します。

喪中の意味
  • 故人を偲び、喪失感や悲しみを乗り越え、通常の生活へと戻っていく期間
    →お祝い事や娯楽などはなるべく避け、控えめな生活をする期間でもある
  • 忌中期間を過ぎれば、神社参拝など、忌中に避けていたことが通常通り出来る
忌中の意味
  • 故人を偲び、御霊(みたま)を鎮める期間
    →御霊とは、祖先の霊への尊称
  • 神事・結婚式のほか、お祝い会などへの出席を控え、神事などは忌明け後に延期す

なるほど、「忌中」の方が身を慎む意味合いがより強いんですね。

そうなの。
だから、「忌中期間」にはお祝い事などの出席を控えたほうがいいのよ。
じゃあ、次は期間についてね。

「喪中」・「忌中」の期間

次に、それぞれの期間を説明します。

喪中の期間

一般的に、一周忌までの期間(1213ヶ月)を喪中と呼び、宗教を問わないことが多いです。

また、故人との関係により以下のように期間は異なります。

亡くなったのが自分の

  • 父母、子供の場合・・・亡くなられた日からほぼ1
  • 兄弟、姉妹・祖父母の場合・・・36
忌中の期間

期間は宗教により違いがあり、不幸があった日から、

  • 仏式では、49日間
    →故人は死後49日後に仏さまのところに向かうといわれ、49日に法事を行う
  • 神式では、50日間
    →ただし、神式の場合は、故人との関係により日数が異なる(以下参照)
故人との関係による日数
  • 親・配偶者・・・50日
  • 祖父母・・・30日
  • 兄弟姉妹・子供・叔父叔母・・・20日
  • 孫・・・10日
  • 親戚の場合・・・1~3日ほど

つまり・・・
喪中と忌中の違い

  • 喪中・・・忌中を含む1
  • 忌中・・・仏式→49日、神式→50

となります。

喪中であっても忌中期間を過ぎれば、お祝い事(結婚式など)への参加も可能となるというのがよくわかりました。

基本的にはそうなるわ。
ただ、考え方はさまざま、一概にはいえなくて・・・
その点を含めて、詳しく説明していくわね。

基本的に、喪中であっても「忌中期間を過ぎれば」結婚式に出席しても問題ありません。

ただ、忌中は過ぎていても「喪中」だと、やはり悩む場合もあると思います。
そこで、どのように判断するのがよいのか、そのポイントを紹介しますね。

判断のポイントは・・・

  • 喪中であっても先方がそれを気にせず、出席を望んでいる
  • 招待された側も心の整理がついており、先方の結婚を心から祝福できる余裕がある

以上の2点が揃っているなら、出席してもいいでしょう。

もちろん、自分自身の大事な人を失った悲しみが癒えず、とても祝福する心の余裕が無い場合は、ムリをしてまで出席する必要はありません。

実際に経験された方々の口コミも紹介しますね。

この方は、喪中ということで出席されないようです。

楽しみにしていた結婚式でも、忌中だと出席ははばかれそうですね。

忌中でも出席されるよう・・・

招待主が望んでおり、自身も心の整理が出来ている場合は、忌中でも出席する方はいらっしゃるようですね。

二次会はどうなんでしょうか?
それでは、気になる「二次会」についても説明しますね。

二次会はどう?

「結婚式への参加はムリだとしても、二次会は大丈夫かも?」と思われる方は多いと思います。

結論からいうと・・・

この場合も、基本的には忌中期間を過ぎていれば問題ないでしょう。

しかし、こちらも考え方はいろいろ。

ただ、二次会だと、新郎新婦など同世代の方が主体となることも多く、カジュアルに考える方も多いようです。しかしその一方で、二次会だと羽目をはずすイメージもあり、逆に辞退される方も。

こちらも、実際に経験された方の口コミを紹介します。

喪中のため、結婚式には参加されなくても、二次会には出席されたようですね。

上記の方とは逆に、結婚式のみ参加されて、二次会は参加されなかったよう。
考え方はさまざまです。

一方、忌中であっても二次会には参加する方もいるのですね。
口コミを見る限り、「喪中」・「忌中」に縛られず、双方の気持ちを優先される方も多いようです。
たしかに・・・
喪中であっても忌中を過ぎれば問題ないようですし、私も常識の範囲内で気持ちを優先しようと思います。

急な不幸の場合はどうしたらいい?

たとえば「出席」と返事を出したものの、急な不幸があった場合はどうすればいいでしょうか?
その場合は・・・

急な不幸の場合、気持ちの整理もできていないでしょうし、お祝いする気持ちにもなれないことも多いと思いますので、欠席しても問題ありません。

招待主には申し訳ないでしょうが、喪中や忌中を理由に欠席にするのは非常識とはなりませんよ。

ただ、欠席する場合、

  • もし日数が迫っている場合は、式場のキャンセル料が発生してしまう
  • 席次表の修正も必要となる

などとなるため、欠席を決めたらすぐに連絡することが大切です。

その場合、「喪中のために欠席」と伝えてもいいのでしょうか?
実は、その点は気をつける必要があって・・・

身内の不幸による欠席の場合、欠席理由を述べないとされています。

これは、お祝いごとに不祝儀(ぶしゅうぎ)はなるべくふれないほうがよいとされるためです。

ちなみに、不祝儀(ぶしゅうぎ)とは・・・
不吉な出来事、とくに葬式など、よろこばしくない出来事のことです。

理由をいわなくても相手が知っている、または察してくれる場合は、「やむを得ない事情により欠席させてください」と伝えれば問題ありません。

もしそれでも伝わらない場合は、「身内に不幸があったので」と簡単に伝える程度にし、その時点では詳しく話さないのがマナーです。

欠席する際の返事は?文例を紹介!

欠席する際の返事や文例も紹介するので、参考にしてください。

まず、「欠席」する際の返事は、以下、

  • 招待状の返信前
  • 招待状の返信後

で異なりますので、それぞれの場合にわけて説明しますね。

招待状の返信前

出席の打診があった際、「出席予定」と伝えたけれども、どうしても行けなくなってしまうことも。

そんな場合は、招待してくださった方に電話をし、まずお祝いの言葉を伝え、そのうえでお詫びの言葉を述べましょう。

たとえ親しい間柄であっても、メールやLINEなどで連絡を入れるのはマナー違反です。
電話、もしくは直接お会いし、出席できない旨を伝えるようにしてくださいね。

この際、結婚式はお祝い事なので、身内の不幸など、その理由をはっきりいわないことがマナーです。
「やむを得ない事情ができ・・・」
「どうしても都合がつかなくて・・・」
などと曖昧に伝えるようにしてください。

ただし、親しい間柄の人であれば伝えても問題ありません。
また、相手に詳細を聞かれたら、正直に喪中であることを伝えても大丈夫です。

電話で欠席を伝えていても、もし招待状が送られてきた場合はどうすればいいでしょうか?
その場合は、かならずそれに返信します。

招待状の返信はできるだけはやく出したいもの。
その際、出欠の返事だけでなく、お祝いとお詫びのメッセージ、欠席の理由を添えて返信することをお忘れなく。

それでは、そのメッセージ文例も紹介しますね。
メッセージ文例

 

例文1
ご結婚おめでとうございます
せっかくお招き頂いたのですがやむを得ない事情により欠席させていただきます
お二人のご多幸を心よりお祈り申し上げます

 

例文2
ご結婚おめでとうございます
ご案内をいただき恐縮ですがやむを得ない理由により欠席させていただきます
別便で心ばかりのお祝いをお送りします
末永いお幸せをお祈り申し上げます

 

例文3
ご結婚おめでとうございます
お招きをいただきましたがあいにく出席できず本当に残念です
お二人の末永いお幸せを心よりお祈り申し上げます
今度新居へ遊びに行かせてください
メッセージを書く際の注意事項!
  • 招待状返信ハガキには、毛筆や万年筆 で書く
    ボールペンでも大丈夫ですが、不祝儀をあらわすグレーは避け、黒一色で書くようにしましょう
  • 「忌み言葉」「重ね言葉」を用いないように注意
忌み言葉の例:別れる・切る・壊れる・離れる・破る・衰える・おしまい・変わる・浅い・薄いなど
重ね言葉の例:再び・またまた・しばしば・返す返す・ますます・いよいよ・くれぐれ・いろいろなど
  • 句読点を打たない
    「お祝いごとには終止符を打たない」との理由から、結婚式の招待状返信には「、」や「。」などを打たない

招待状返信後の場合

招待状の返信時には、「出席」としていても、身内の不幸などにより、急に出席が出来なくなることも。

これは仕方のないことですが、招待した側にとっては、たとえ1人でも欠席者がでると、負担となるものです。
そのため、欠席が決まりしだい、一刻もはやく電話でお詫びをいれます。

その際、「どうしても都合がつかなくなり・・・」など、曖昧に伝えるようにするのは同じです。

ただ、急な欠席だと招待した側も「どうして?」と不安になるもの。
普段の関係性によっては、身内の不幸であっても、正直に伝えた方がよい場合もあるので、臨機応変に対応してくださいね。

ご祝儀や祝電を送るのはOK?

ご祝儀や祝電を送ってもいいのでしょうか?
送れるのであれば、その時期も知りたいのですが・・・

この場合も・・・
  • 招待状の返信前
  • 招待状の返信後

で異なりますので、それぞれにわけて説明しますね。

結婚を祝う祝電・ご祝儀・プレゼント

招待状の返信前

ご祝儀・祝電に関してそれぞれ説明します。

ご祝儀

結婚式に招待されたのですから、なんらかの形でお祝いをするのが礼儀です。

返信はがき段階での欠席の場合は、プレゼントでもご祝儀でも、どちらでもよいとされています。

この時期ならば、まだキャンセル料は発生しません。
そのため、お祝いをする場合は、招待主が準備したであろう料理や引出物の金額を差し引いた、10,000円くらいが相場です。

プレゼントやご祝儀は、いつ渡すのがよいのでしょうか?
結婚式より2〜3日前までに届くよう送るか、もしくは直接お渡しするといいわよ。
祝電

出席できなくても、電報でお祝いの気持ちを伝えると喜ばれます。
その際、電文には、自分が喪中であることがわかるような言葉や表現は使わないよう注意してください。

祝電の電報は、1ヶ月前から当日手配可能なものも。
また、インターネットでも簡単に手配ができますよ。

招待状の返信後

こちらも、ご祝儀・祝電に関してそれぞれ説明します。

ご祝儀

ご祝儀の相場は、以下の場合により異なりますよ。

  • 結婚式の1~2週間前:お料理や引出物のキャンセルが可能な時期
    →「出席していた場合に包む予定であった金額」の半分ほどにあたる金額を結婚式が行われる前に送る
    結婚式の前までに直接会って渡すか、現金書留でご祝儀袋に入れて送りましょう。
  • 結婚式直前:キャンセル料が発生する時期
    →「出席していた場合に包む予定であった金額」を送る
    こちらも、直接会って渡すか、現金書留でご祝儀袋に入れて送りましょう。
祝電

急な欠席となるため、お詫びの気持ちを込めて、結婚式当日には会場宛に電報を打つと丁寧です。

本来、前日までに会場へ届いていることが望ましい祝電。
しかし、急な祝電にも対応してくれるサービスはあるので、「結婚式 当日 祝電」で検索してみてくださいね。

電文には、自分が喪中であることがわかるような言葉や表現は使わないよう注意してください。

出席できなくても、お祝いの気持ちを表すことは大切ですね。

まとめ

今回のポイントをまとめます。

  • 喪中とは、故人を偲び、喪失感や悲しみを乗り越え、通常の生活へと戻っていく期間
  • 忌中とは、故人を偲び、御霊(みたま)を鎮める期間
  • 喪中の期間は、忌中を含む1年間
  • 忌中の期間は、仏式→49日、神式→50日(故人との関係性による)
  • 結婚式・二次会ともに、基本、「忌中」の期間を過ぎていれば、出席しても問題ない
  • 急な不幸の場合、気持ちの整理もできていなく、お祝いする気持ちにもなれないことも多いので、欠席しても問題ない
  • 身内の不幸による欠席の場合、欠席理由を述べないのがマナー
  • 返信はがき段階での欠席の場合は、プレゼント・ご祝儀のどちらでもよく、10,000円くらいが相場
  • 返信した後の欠席の場合、キャンセル料が発生する時期ならは、「出席していた場合に包む予定であった金額」のお祝儀とする

喪中に結婚式へ招待された場合、「かならず欠席すべき」という決まりはありません。
大切なのは、自分の気持ちを大切にしつつ、相手の意向も考慮することだと思います。

ムリをする必要はありませんし、たとえ出席できなくても、お祝いやメッセージを贈ることは可能です。
誠意はかならず伝わりますので、ご不幸があった場合は、まずご自分の気持ちを大切にし、ご家族に寄り添うことが大切ではないでしょうか?