一周忌には何するの?法要の流れや時間をわかりやすく解説
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来月、義父の一周忌があるんだけど、どんなことをして、どれくらい時間がかかるものなのかしら?
何か用事があるのかな?
そうね、流れやかかる時間の目安を知っておいた方が、予定も組みやすいしね。
そうなの。
義実家まで行かなくちゃいけないし、子供の習い事時間までに帰って来たくて。
ただ、切り上げる時間はそのご家庭によって違うとしても、大体の目安としては知っておいてもいいわね。

 

四十九日法要の時、読経や納骨式、食事まであり一日かかったという方も多いでしょう。

ですが、一周忌では納骨式のような儀式はないので、また違ってきます。

そこで今回は、一周忌について

  • 意味
  • 何をするのか
  • 流れ
  • かかる時間
  • お開きのタイミング

などを、わかりやすく解説したいと思いますので、参考にしていただければ幸いです。

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一周忌には何をするの?意味は?

そもそも一周忌って何をやるの?
簡単に説明すると・・・

お坊さんを呼び

  • 読経
  • 焼香
  • 法話

をしてもらった上で、墓参りや会食があったりします。

一周忌

納骨式を一周忌でやることもありますが、ほとんどは四十九日で済ませたという方が多いでしょう。

ただ、納骨式は三回忌までに済ませることがすすめられます。

そもそも一周忌の意味って何なのかしら?
子供に聞かれ、うまく説明できなくて。
まず、一周忌の意味を説明するわね。

一周忌の意味

一周忌とは、亡くなって満一年たった命日のタイミングで行われる法要です。

故人を偲び、冥福を祈るとともに、この一年を振り返る意味もあります。

さらに詳しくいうと・・・

一周忌→三回忌→七回忌と年忌法要は続いていくわけですが、仏教では、亡くなった年から数えて49年後の五十回忌で故人は極楽浄土に向かうことができる(仏が氏神になる)とされているんです。

その中で一周忌は、四十九日とともに大切な法要とされ、四十九日までは追善供養。

忌明けとなった一周忌からを、年忌法要といいます。

一周忌は仏教だけでなく、神道では「一年祭」、キリスト教でも同じように追悼儀礼として「死者記念ミサ」が盛大に行われるんです。

どの宗教でも、一周忌は大事な法要なのね。
そうなんです。

 

一周忌の流れ

詳しい流れや、それにかかる時間が知りたいわ。
流れとともに、目安となる時間を紹介します。
ただ、時間はあくまでも目安として、そのお坊さんによっても異なるので、そこはあしからず。
  1. 親戚が集まる(集合時間30分前くらいから、続々と親戚が来られるでしょう)
  2. 僧侶の到着(予定時刻5分前くらいに来られることが多いものの、お盆など、法事の多い時期は遅れることも多々)
  3. 法事開始の挨拶(簡単な挨拶で、数分)
  4. 読経と焼香(1時間程度)
  5. 法話(最近は長時間話されるお坊さんは減り、10分以内のことが多々ありますが、お坊さんの予定によっても前後)
  6. お墓参り(移動時間を省き、30分〜1時間程度だが、遠方の場合は行かないことも)
  7. 施主の挨拶(数分)
  8. 会食(1時間半〜2時間程度)

という感じです。

一周忌の流れ

しかし僧侶の予定時間によっても異なり、基本的に一周忌は他の年忌法要と異なり重要視されているので、短縮されることは少ないものの、法話の時間が短くなることは多々あります。

ただ、お話好きなお坊さんは、30分色々話された・・・という経験も。
逆に、1分程度であっという間に終わったお坊さんもいらっしゃったので、ここは差が出るかもしれませんね。

ただ、午前中に法要が行われる場合は会食を12時くらい、午後の場合は16時過ぎくらいに予定を組まれていることが多くあります。

つまり、会食の時間、昼ご飯・夕ご飯を意識した予定を組まれている感じですね。

そのため、午前中から法要がある場合、2時くらいまで。

午後からの場合は、6時くらいまであると考えておいたらいいでしょう。

 

ただ、例外もありますけどね・・・。

義親戚、絶対飲むから長くなりそうなんだけど、お開きはどのタイミングなのかしら?
次で説明するわね。

一周忌のお開きはどのタイミングで?

基本的に、外(店)で会食の場合、制限時間が設けられています。

そのため、その限度時間が近づくと、「そろそろ」とお店の方から声がかかるため、それがお開きのタイミングです。

お寺の一室で行われる場合も、基本的には制限時間が設けられていることが多々。

もっとも困るのが、自宅で一周忌法要を行う場合です。

制限時間がないので、基本的には施主が

「名残惜しくはございますが、そろそろお開きにしたいと思います。
本日は、亡き○○のためにお集まりいただきありがとうございました。
故人も喜んでいると思います。」

などと挨拶をすると、それがお開きのタイミングです。

一周忌のお開き

ただ、その後ズルズルと宴会が始まることも多々・・・

こちらは、麻雀まで・・・ここまでくるともう、先は見えません。

そうなると、タイミングはもうつかめないので、片付けなどがとりあえず落ち着いた段階で「予定があるので」と堆積するしかないでしょう。

 

年忌法要はいつまで続くのかと思われた方は、こちらをご覧下さい。

年忌法要はいつまでやるべき?どこまで呼ぶのか範囲と合わせ解説

 

最後に

ポイントをまとめますね。

  • 読経・焼香・法話・墓参り・会食などをやる
  • 一周忌は、亡くなって満一年たった命日のタイミングで行われる法要
  • 故人を偲び、冥福を祈るとともに、この一年を振り返る

一周忌の流れとしては、

  1. 親戚が集まる
  2. 僧侶の到着
  3. 法事開始の挨拶
  4. 読経と焼香
  5. 法話
  6. お墓参り
  7. 施主の挨拶
  8. 会食
  • 会食の時間、昼ご飯・夕ご飯を意識した予定を組まれている
  • 会食会場の制限時間が、お開きのタイミング
  • 施主の挨拶でお開き

 

私の経験上、短かった一周忌は開始からお開きまで3時間程度。

長かった時は、6時間ほど。

倍ほど差があったので、これは施主・僧侶・集まった人によって異なる感じがします。

ただ、会食がズルズル長引いている際は、2時間過ぎたあたりで一言挨拶して退席しても問題ないことも多々あるでしょう。

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