年忌法要はいつまでやるべき?どこまで呼ぶのか範囲と合わせ解説
年忌法要って、いつまでしないといけないのかしら?
10年越えると、準備も色々大変だし、もうそろそろ・・・という気にもなるとこよね。

 

亡くなった後、葬儀で終わりではなく、一周忌・三回忌と年忌法要が続きますが、回数を重ねるごとに法事をやる側も年を取り・・・

「年忌法要っていつまでやるのか?」

などという疑問が出てきますのよね。

そこで今回は、そんな疑問にお答えすべく、年忌法要について

  • 意味
  • いつまで
  • どこまで

ということに関し、解説していきたいと思います。


年忌法要とは?

年忌法要は、死後も故人を偲び行う追善供養のことで、日本の仏教における決まりごとのようなものです。

  • 故人への感謝を思い出す
  • 極楽浄土に行った故人がさらなる精進の道へと導く
  • 生きている人間が自分自身を見つめ直す機会

のためとも考えられています。

年忌法要は以下のように、命日から満1年目の一周忌法要からつづき、ご先祖様は守り神のような存在になるという考えもあるのです。

年忌法要

故人を供養し、年忌法要をやる意味はわかったけど、それって百回忌までなんて子供や孫がやるのもなかなか厳しいと思うんだけど・・・。
それはそうですね。
では、いつまでやるべきかについて、次でお話しします。

年忌法要はいつまでやるべき?

実は、「弔い上げ」(読み方は「とむらいあげ」・意味は「年忌の最後」)というのがあり、

  • 十七回忌
  • 三十三回忌
  • 五十回忌
  • 百回忌

などを区切りとし、最後にすることが多いんです。

その中でも、仏教・神道ともに三十三回忌を弔い上げとするのが一般的ではあります。

年忌法要はいつまで

どうして三十三回忌が一般的なのかしら?
正式な決まりではないものの、以下のようなことがあるため、三十三回忌が弔い上げとなっていることが多いようですよ。
  • 故人を知る人がいなくなった
  • 喪主の高齢化
  • 永代供養墓で個別供養するのが三十三回忌を節目とし、その後は合祀墓になっているから
  • 死後三十三回忌を迎える年には、どんな人でも無罪になって極楽浄土に行けるという考えがある

なども弔い上げのタイミングとなっている現状です。

ただ、この年忌法要について地域性や宗派によっても異なるため、「そろそろ」とお考えの場合は、お寺や地域・親戚の意見を聞いて家庭ごとに決めるのがいいでしょう。

では、実際の声も紹介します。

こちらは三十三回忌で弔い上げとなったようです。

こちらは五十回忌までできたようですね。

親戚間で集まれるのも、法事くらいしかなくなると、できる限り続けようという方もいらっしゃるでしょう。

年忌法要にはどこまで呼ぶ?

年忌法要って、近い親戚だけでやるのが基本よね?
でも、長年やっていると、来れなくなる人もいそうじゃない?
その場合、別な親戚を新たに呼ぶというのもあるのかしら?
招待する範囲に細かな決まりはないものの、一般的な例としてお伝えしますね。

年忌法要では、故人の

  • 配偶者
  • 子供
  • 兄弟
  • いとこ
  • 親しかった友人

などが一般的です。

しかし、中には一周忌のみを盛大に行い、三回忌以降は近い身内のみということも多々あり、僧侶を呼ばず食事会だけで済ませることもあるでしょう。

こちらもそのような感じですね。

身内だけの食事会だと、気苦労も少なく、負担も少ないというのもあるでしょう。

そのため、故人の兄弟が亡くなり来れなくなったから、その子供を呼んで・・・というのは一般的にはあまりなく、回数を重ねるごとに人数が少なくなってくるのは自然なことなんです。

 

 

最後に

ポイントをまとめますね。

  • 年忌法要は、死後も故人を偲び行う追善供養のことで、日本の仏教における決まりごとのようなもの
  • 仏教・神道ともに三十三回忌を弔い上げとするのが一般的
  • 配偶者・子供・孫・兄弟・いとこ・親しかった友人などを年忌法要に呼ぶことが多いが、三回忌以降身内だけになることも

 

我が家の場合でいうと、仏教や神道ではなかった父方祖父母の年忌法要は、一周忌のみでその後行なっていません。

また、仏教だった母方祖父母の場合、祖父の時は祖母も健在だったため、十七回忌までをやりました。

しかし、祖母の時は前回三回忌を行なったものの、今後やる予定も今のところ未定です。

周りの親族も高齢化してきているため、呼べる人がいなければムリしてやらず、家族のみ僧侶を呼ぶだけですませようといった現状。

寂しくもありますが、年忌法要を長く続けている方自体少なくなっているのかもしれませんね。