【保存版】亡くなってからの流れは?葬式までにやるべきことを解説
父が危篤です。
長く闘病中だったので、気持ち的な覚悟はしていたものの、まだ希望を持ちたかったのもあり、何の準備もしていません。
亡くなったら、どうしたらいいのでしょう?
気持ちお察しします。
葬式がはじまってしまえば、あとは流れにそってことは進みますが、それまでにやっておかなくちゃいけないことがたくさんありますよ。
そうよね。
母は憔悴しきって厳しいと思うので、私がしっかりしなくちゃと思っているので、葬式までの流れを教えてください。
通夜・葬式・火葬が済むまでは、倒れこみたくてもそれすら厳しくなると思います。
まず、やるべきこと・流れをお伝えするわね。

 

私も経験ありますが、斎場が決まってしまえばあとは斎場スタッフが細かなことを教えてくれ、流れにそって進むだけですが、それまで何をどうしたらいいのかわからず慌ててしまう人も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、亡くなってから葬式まで

  • 流れ
  • やること
  • お金
  • 準備するもの

などを、わかりやすく解説したいと思います。


亡くってから葬式までの流れは?何をやればいいの?

亡くなったら、まず何をしたらいいのかしら?
葬式までの流れを解説しますね。
  1. 末期の水(死に水のこと)
  2. 清拭・着替え・死化粧・遺体の搬送・遺体の安置
  3. 枕勤め・枕直しの儀
  4. 近親者に逝去の一報
  5. 死亡診断書・死体検案書の受け取り
  6. 火葬許可証の申請(7日以内)
  7. 葬儀方針の決定
  8. 葬儀会社選び
  9. 喪主の決定
  10. 葬儀内容の決定
  11. 僧侶・神職・神父への依頼
  12. 現金の準備
  13. 通夜・葬式の告知
  14. 納棺
  15. 供花、供物、宿泊先の手配
  16. 精進おとしの内容を決める
  17. 受付の依頼
  18. 通夜
  19. 葬式
  20. 火葬

 

(順番は、前後することも)

枕勤め・枕直しの儀で自宅に戻す際は、布団の用意も必要で、事前に家を片づけるなどの掃除も必要でしょう。

死亡後の流れ

 

基本的には、

  • 死亡した当日・・・納棺(仮通夜)
  • 死亡した翌日・・・通夜
  • 死亡した翌々日・・・葬式

で、初七日を葬式でやってしまうとことも多いです。

 

火葬許可証の申請は7日以内ですが、死亡届の提出も同様に7日以内と決まっています。

これは家族以外でも手続きは可能で、葬儀社が代行することもできますが、たくさんの個人情報が記載されているので、遺族がやったほうが安心です。

 

その他、手続きについてはこちらを参考にしてください。

手続き

 

つまり、1〜12はまず遺族がやらなくちゃいけないってこと?
そうですね。
ただ、1.2.3は亡くなられた場所が病院なら病院で、ご自宅なら葬儀会社が決まった後に葬儀会社がやってくれます。
また、11も依頼すれば葬儀会社がやってくれるでしょう。

 

喪主の代行サービスなどもあるくらいですから、葬儀社さえ決めてしまえば、ありとあらゆることはやってもらえます。

 

ただ、それらにはお金もつきものです。

現金はいくらくらい用意すればいい?

現金は、いくらくらいおろしておいたらいいのかしら?
必要な現金についてお話ししますね。

通夜や葬儀・火葬など、すべての儀式が終わってからの精算が一般的で振込も可能な業者も多くありますが、中には即日現金払いというところも。

(故人の通帳は、銀行に死亡の連絡がいけば、凍結されおろせなくなってしまいます。)

また、葬儀費用とは別に

  • 飲食費
  • お布施
  • 心づけ

などは、すぐに必要なので、現金を用意しておいたほうがいいでしょう。

葬式まで

金額は弔問客の人数や、葬儀の規模など、それぞれ異なりますが、少なくとも100万〜300万円はおろしておいたほうがいいといわれています。

(ただし、故人のお金をおろす場合、相続の問題もありますので、親族間で相談した上がいいでしょう。)

 

それぞれについて解説します。

飲食費

  • 通夜後に必要となる「通夜ぶるまい」
  • 葬儀・火葬後に必要となる「精進落とし」
  • 斎場に宿泊される方の食事(朝ご飯や・昼ごはん・おつまみ・お酒など)
  • 待合室に置くおやつや飲み物(斎場が用意してくれる場合も)

などが必要です。

とくに、通夜ぶるまいや精進落としは、人数が多いと結構な費用になりそうね。
そうなんです。

お布施

仏式の場合、依頼した僧侶に

  • 読経料
  • 戒名料
  • 御膳料
  • お車代

などの「お布施」を支払う必要があります。

これは、葬儀費用には含まれていない場合も多いです。

心づけ

  • 僧侶
  • 葬儀場スタッフ
  • 受付をしてくれた方

などに心づけとして、お礼を支払う場合、必要となります。

保険をあてにしている方も多いですが、すぐにおりるわけではありませんからね。

中には即日現金払いの斎場もあり、そうなると香典の中から出すこともありますが、誰にいくらもらったなどは控えておかなければならず、それを葬儀終了までに行うのも大変です。

 

亡くなってから通夜・葬式までに準備することは?

喪主である母や、親族である私は、何か準備してほうがいいものってあるかしら?
もちろんありますので、説明しますね。
  • 現金
  • 喪服
  • 数珠
  • 女性はストッキングやエプロン
  • 故人の写真
  • 棺に納めたいもの
  • 待合室に置くお菓子やおつまみ

葬式まで

現金については先ほど説明しましたが、喪服や数珠などといった必需品は、家に一度帰った段階で用意しておかなくちゃいけません。

また、慌ててしまいがちなのが、故人の写真や棺に納めたいもの。

写真は通夜までに棺に納めたいものは出棺までに用意しておく必要があります。

写真の場合、スマホデータや集合写真でも遺影にすることが可能で、ヘアスタイルや服装・背景まで修正することができますよ。

また、待合室にお菓子がなく、慌てて通夜前などに買い物へといく場合もしばしば。

そうならないよう、事前に個別包装されたお菓子を多めに用意しておくと安心です。

(子供が多い場合は、駄菓子や折り紙といった遊び道具も用意しておくといいでしょう。)

 

ちなみにうちの場合、祖母の遺影を選ぶのが大変でした。

通夜直前になって祖母の家には若い頃の写真しかないとわかり、私のパソコンに残っていないか一度自宅に帰ったりして探しました。

しかし結局いい写真が見つからないまま・・・、86歳で亡くなった祖母が用意していた写真が引き出しから出てきて、それが60代の写真で戸惑いはしましたが本人の希望だったのでそれを使うことに。

「誰これ?」

「若すぎるでしょ。」

「おばあちゃん図々しいね。」

などと祖母の性格を知っている皆が笑ってくれたので、それを選んでよかったかとは思いますが、いまだに遺影として飾られている写真には違和感があります。

そうならないよう、本当は早めに探しておく方がいいでしょう。

 

遺影に悩み、探すのに時間を費やして余計バタバタしてしまう方、非常に多いんです。

皆さん本当に苦労されていますね。

参考文献:
身近な人が亡くなった後の手続のすべて P12〜16
1冊で安心! 葬儀・法要・相続がよくわかる本 P50〜63

最後に

まとめます。

  • 葬式までには、病院での儀式や逝去の一報のほか、決めなくてはいけないことがたくさんある
  • 飲食費やお布施、心づけなどはすぐに必要なため、現金を100万〜300万円はおろしておいたほうがいい
  • 葬式までに、喪服類や故人の写真、棺に入れたいものは家に帰った時に用意しておく

 

祖母の場合、暗証番号を作っておらず、ATMで現金をおろせず、平日に印鑑を持って銀行へと行く必要がありました。

しかし、亡くなったのが金曜の夜で、翌土日は銀行があいていない。

母や伯父がそれぞれお金をおろしてたてかえをしたり、誰がいくら出したのかなども控えておく必要があり、大変でした。

これはその後にもめやすい問題でもあるため、お金のことだけはキッチリ遺族で話してすすめた方がいいでしょう。