初盆の提灯は誰が買うもの?費用相場〜購入時期までを徹底解
◆おすすめ葬儀まとめ記事◆
そろそろ初盆の提灯を買わなきゃって主人に言ったら、「そんなもん買わなくても誰かからもらえるもんだろ」っていうの。
それって本当かしら?
ちょっと図々しい気もしちゃうけど、もし誰もくれなかったら・・・と思っちゃうわよね。
まさにそれ!
実際どうなのかしら?

 

このような悩みを持たれている方、多いんじゃないでしょうか?

早めに準備をしておきたいけど、もしもらったら・・・。

誰かがくれるもんだと思っていたけど、誰もくれないと困る・・・。

今回は、そんな思いを持たれている方に向け、初盆の提灯について

  • 購入する人
  • 相場
  • お返し
  • 購入時期

など、気になるあれこれを解説したいと思います。

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初盆の提灯は誰が買うものなの?

誰かがくれるって本当かしら?
これには色々な答えがあります。
  • 喪主
  • 嫁いで家を出た娘
  • 親戚(故人の兄弟姉妹・喪主以外の子供・孫・甥姪など)
  • 友人

など。

実は、地域によっても違いがあるんです。

こちらはお孫さんが買われたみたいですね。

こちらは、同級生たちでまとめて送るそう。

初盆提灯は、吊るすタイプと、置くタイプがありますが、その中でも吊るすタイプには室内用と玄関先用があるんです。

盆提灯

そして、初盆の時にだけ使うのが、玄関先に吊るすタイプの白提灯になります。

つまり、その白提灯以外は、毎年お盆の時期に使えるというわけです。

そのため、誰がどのタイプを購入するか事前に確認しておきたいところですが、盆提灯に数の制限があるわけではないので、いくつあっても場所が許す限り困らないんです。

そもそも盆提灯は、故人の魂が迷わず帰って来れるよう灯りをともすものなので、数が多いと明るく目立っていいという考えにもとれますよね。

ただし、白提灯だけは初盆が終わると燃やして処分してしまうことになります。

盆提灯

もともと、初盆提灯として白提灯を送られることが多かったものの、「長く使ってもらいたい」「他とかぶらないように」見た目も華やかなものを」などという思いからか・・・近年白提灯よりも盆提灯を贈る人が増えている現状です。

そのため、白提灯だけは喪主(故人の家族)が用意しておくことが多いようですよ。

 

じゃあ、初盆の提灯は家族が用意しておいてもいいということね!
じゃあ、とりあえず白提灯は家族が買おうかしら。
そうですね。
また、近年の住宅事情(マンションだと置く場所も限られるだろうから自分で好きなものを買ったほうがいいだろうという思い)から、「提灯代」として香典(「御献灯料」「御提灯料」「御供」)をいただくことも増えていますよ。

初盆の提灯費用相場は?

初盆の時に買う提灯は、みんないくらくらいかけているものなのかしら?
それがけっこうするんです。
相場を紹介しますね。

基本的に、盆提灯は一対で一つ(ワンセット)となるものも多くあります。

しかし、玄関先に飾る白提灯(初盆提灯)だけは、一つでもかまいません。

それを踏まえて相場をお伝えすると・・・

  • 初盆提灯は、3,000円〜8,000円程度
  • 盆提灯は、置き型タイプが5,000円〜15,000円、一対だと10,000円〜30,000円程度

が一般的ですが、上を見るとキリがないでしょう。

また、吊るすタイプは場所によって、提灯を単独で吊るせる「吊り下げ台」が必要となることもあります。

 

白提灯

一般的な白提灯です。

薄く絵柄も入っていて、品がありますね。

盆提灯

こちらは置き型タイプで1つのみですが、上品なデザインになっています。

回転灯(行灯)<行灯<銘木行灯の順で高級となる盆提灯ですが、お手頃価格のこちらのタイプでも十分灯りをつけると華やかさがあるでしょう。

 

購入する際は、設置場所・収納場所も考える必要があり、大きすぎるものは困ってしまいます。
最近では、マンションなどにも合う、小さな提灯も数多く販売されていますよ。

初盆に提灯をもらったらお返しは必要?

もし初盆に提灯をもらったら、お返しもしなきゃいけないのよね?
それに関して少し説明しますね。

基本的には、初盆参りに来られた方や、香典をいただいた方には引き出物をお渡しします。

また、お参りに来られた方に、食事をふるまうこともあるでしょう。

そのため、特別なお返しは基本必要ありません。

ですが、高価な提灯をいただいた場合、お返しが足りないと感じられた場合などには、気持ち程度「志」の品を用意してもいいでしょう。

 

初盆の提灯はいつまでに買えばいい?

なんとなくわかってきたわ!
でも、いつまでに提灯を買わなきゃっていうのはあるのかしら?
購入時期について説明するわね。

答えとしては、お盆の2・3週間前までには購入したいところ・・・。

 

なぜかというと・・・初盆は、通常よりも少し早い8月上旬から提灯を飾りはじめ、遅くとも前日の夕方までには飾る必要があります。

そのため、それに間に合うように購入すればいいでしょう。

初盆

つまり、遅くともお盆の1週間前までに・・・といいたいところですが、人気の提灯は品薄になってしまいます。

2・3週間前までに提灯を買っておくのが理想ではありますね。

 

 

最後に

ポイントをまとめます。

  • 喪主・嫁いで家を出た娘・親戚・友人などが初盆提灯を買うことが多い(地域にもよる)
  • 玄関前の白提灯は、初盆の時だけ使い、終われば処分する
  • 白提灯以外の提灯は、毎年使いまわせる
  • 白提灯は一つでいいが、それ以外の提灯はいくつあってもいい
  • 初盆提灯は、3,000円〜8,000円程度
  • 盆提灯は、置き型タイプが5,000円〜15,000円、一対だと10,000円〜30,000円程度
  • 初盆に提灯をもらっても特別なお返しは必要ないが(引き出物などを渡すため)、したければ志の品を送ってもいい
  • お盆の2・3週間前までには提灯を買っておきたい

 

今回、もらう側の気持ちからお答えしていきましたが、贈る側からしても一緒です。

初盆に送る提灯は、2・3週間前までに故人の家族などに相談の上贈るといいでしょう。

やはり、設置場所や収納問題等もあるので、一言相談してから贈るのがベストです。

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