早め早めに準備はしておくべきよ!
準備って?
葬儀が終わってやっと一息。
でも、すぐに四十九日法要がやって来るので、その準備も大切。
四十九日の準備は、早めにやっておかないと、後になって困ることも多々出て来るんです。
そこで今回は、四十九日法要の準備について
- やること
- 必要なもの
- 流れ
をわかりやすく解説したいと思います。
四十九日法要のために準備することとは?
- 法要の予約
- 会場の予約
- 案内状の用意
- 会食の手配
- 位牌の用意
- お墓の彫刻
- 卒塔婆の用意
- 引き出物(返礼品)の準備
- 香典返しの用意
四十九日の準備は大変なのよ。
8月2日、今日はお父さんの四十九日
先日初盆兼ねた四十九日法要を無事終えました^_^
仕出し料理の手配やお花、引き出物準備など全部が初めてのことだったけど、父のためだから頑張れた😊
無事に終わって一安心。天国でゆっくり休んでね pic.twitter.com/BWlPZ4iz4v— 尻無浜冴美 (@shinahamasaemi) 2018年8月2日
法要の予約
まずは、法要を行ってもらうため、お寺に連絡して僧侶の予約をしなくてはいけません。
お盆時期などと重なった場合、この予約がなかなか取れず困ることも。
そのため、葬儀後すぐにでも予約をしておく必要があります。
こういうことになったら大変なので、僧侶にとっても早めの予約が助かるでしょう。
今日はエリさんの四十九日でしたが、予約の電話を入れ忘れお寺さんを慌てさせてもうた。早めに来たから何とかなったがここ数日自分気抜け過ぎ💧
法要を終えお骨を引き取り一つ区切り、だけどこれからも…。
しかしこの週に夜廻り猫カレンダーの絵が柴犬殿なのに縁を、重なりを感じます。重郎にもね。 pic.twitter.com/OpoBVLLVWG— ゆゆ@️愛犬エリさんを見送り夜廻り猫と音楽主にインストを支えに日々乗り切る (@yutro08) 2019年5月29日
お寺に関する手続き・変更も、予約時にお願いしておくといいですね。
お寺に行って永代使用権の名義変更手続きと四十九日法要の予約を入れてきた。続けて仏具屋に行って仏壇についていろいろ話を聞いてきた。ものすごく勉強になることをいろいろ聞けた。単に冷やかすのも悪いので店カード作って弟用に数珠をひとつ買った。
— 朝日薫舞鶴甲15 (@askn37) 2010年6月24日
会場の予約
どこで四十九日法要をするのか、ここも考えておかなければなりません。
- 自宅
- お寺
- 斎場
など。
お寺や斎場では細かなことを教えてもらいながら準備をすることができますが、自宅でやる場合は人を招き入れるため、家の片付けも必要となるでしょう。
美味しそうですね。
四十九日法要が終わって会食中。
酒の肴みたいなやつばっかりやなー。
呑まへんけど。 pic.twitter.com/3l7D2NqNnl— すみお (@oosumi777) 2016年12月4日
ホテル・料亭だけでなく、料理自慢の個室があるお店もいいでしょう。
無事に四十九日法要を終了。
心配された雨もすっかりあがり晴れ男の父でした。
親戚からのたくさんのお花に囲まれ感謝。お坊さんのお話にも涙してしまいました。
会食では父にもお刺身と天麩羅御膳を。古民家の素敵なお店で、蔵造りの個室で親族水入らずの時間を過ごせました🙏#7月7日 #四十九日法要 pic.twitter.com/W3LoEM0Ae1— one_heart♎️🖇 (@smap6_forever) 2018年7月7日
案内状の用意
日程と場所が決まったら、参列者へ案内状を出す必要があります。
- 季節の挨拶
- 葬儀のお礼
- 四十九日の案内
- 四十九日の日時
- 法要の場所
- 連絡先
- 返信期限
などをお知らせする必要がありますが、同時に会食の有無を記載してもいいでしょう。
また、縦書きにし、句読点を使わないというマナーがあるので注意ください。
会食の手配
四十九日では、法要後に参列者と会食をすることがほとんど。
そのため、場所と料理の確保をする必要があります。
案内状の返信が揃ったら(揃う前に大体の人数で仮予約)、手配しましょう。
それを忘れてしまい、こんなことになったら大変です。
おかげさまで無事、四十九日法要を執り行うことができました。
…が、会食の予約忘れていて近くのくら寿司へ^^;
たまにはいいかな〜— mutukiっち (@chocoswt8oji) 2018年6月28日
位牌の用意
葬儀で使用した白木の位牌から、本位牌を用意する必要があります。
ただ、注文して翌日に・・・というわけにはいかず、1・2週間かかることもあるので、早めに仏壇店へ依頼しましょう。
その際、
- 戒名
- 俗名
- 命日
- 享年
- サイズ(他の位牌や仏壇とのバランス)
などを控えて、仏壇店へ伝える必要があります。
お墓の彫刻
四十九日にお墓へ納骨するところがほとんど。
そのため、それまでに石材店へ
- 戒名
- 俗名
- 命日
- 忘年
を伝え依頼する必要があります。
また、四十九日法要後に納骨をする際には、お墓を動かす作業などもありますので、立ち会う職人さんへの寸志(5,000円弱)も用意しておきましょう。
石材店に頼まずお墓を動かすというのはムリがあるので、依頼したほうが賢明です。
八郎の四十九日法要と納骨でした。これで一区切り、です。はっちゃんお墓に入る、の巻。 pic.twitter.com/GOwHW6mErG
— 池沢理美 (@ukoring) 2013年8月4日
このように、墓読へお墓に入っている人が記載されますよ。
ついに暮石が完成した!
この墓は親父が昭和時代から手配していたが、その時は畦道の中にあるような場所だった。
しかし、今やつくばエクスプレスが開通し、すっかり様子が変わってしまった。
なんとラッキーな親父なのか?
いよいよ明日が四十九日、納骨式! pic.twitter.com/45GDHdpuT4— まろ (@ped01107) 2019年6月1日
卒塔婆の用意
供養のために用いる細長い板、卒塔婆は追善供養を目的として立てられます。
宗派によっても異なりますが
- 戒名
- 没年月日(命日)
- 経文
- 梵字
- 施主名
- 供養年月日
などが書き込まれますので、お寺へ依頼しましょう。
ただ、浄土真宗など宗派によっては卒塔婆が必要ない場合もあるので、お寺へ確認するのがいいですね。
引き出物・香典返しの用意
引き出物は来てくださった方に渡すもので、あらかじめ用意しておきましょう。
そして香典返しは、香典に対してお返しするものとなります。
そのため、香典返しはいただいた金額によって品物の値段を変える必要があるため、後日郵送することがほとんどです。
ただ、中には「いつもこの人はこれくらいだから」と親戚間で暗黙の了解がある場合は、引き出物と一緒にお渡しすることもあります。
解散前に渡すことになりますので、移動等がある場合には、それを考え事前に用意しておく必要があるでしょう。
四十九日法要までに準備するものとは?
でも、上記さえしておいたらいいのね?
- 僧侶へのお布施
- 遺影
- 埋葬許可書
- 位牌
- 数珠
- 引き出物・香典返し
- お供え
- 供花
などのほか、自宅でやる場合にはスリッパ・座布団・お湯飲み・お茶菓子・仏壇用の花やお供えなどの用意も必要になります。
僧侶へのお布施
お願いするお寺や地域によっても異なりますが、お布施の相場は3万〜5万といわれています。
わからない場合、参考までにお願いするお寺に尋ねてもいいでしょう。
また、それとは別にお寺以外の場所で法要を行う際にはお車代を、会食をされずに帰られる場合は御膳料を5千円〜1万円ほど渡します。
渡すタイミングは法要が始まる前、もしくは終わった後(帰られる前)がいいでしょう。
遺影
必ずしもというわけではありませんが、葬儀の際に用意した遺影でもいいので、法要や会食の場に遺影を持っていくことをオススメします。
というのも、顔が見えるとその場に故人がいるような感覚がし、心から冥福を祈りやすいということもありますからね。
埋葬許可書
納骨式を同時に行う際には、埋葬許可書が必要です。
埋葬許可書は火葬した際にもらえるもので、分骨する場合などには、必要数分用意しておく必要があります。
お供え
お菓子・果物・故人が好きだったものを用意し、お墓や仏壇にお供えします。
参列者が持って来られることもあるでしょうが、事前にいくつか用意しておくといいでしょう。
その際、肉や魚など殺生につながるものは避けるのが鉄則です。
傘餅ははじめて見ました。
今日は朝から連れ合いの祖母の満中陰法要(四十九日法要)。
真言宗御室派大本山の天野山金剛寺のお坊さんに来て頂きました。
『傘餅」のお供えは初めて見ました。
読経後、丸餅を切って人形に並べます。 pic.twitter.com/oQ6sGutJlo— 山氏@安芸★寺漢 2018年同声全国銀賞受賞 (@yamashi_aki) 2019年1月12日
こんな風習があるところも・・・。
きょうは4回目のおかんき🍡
28個の供具団子をお供えして、息子と2人(夫は夜勤)でお経を唱える😌
このお団子、初七日までは生のまま、一日一個ずつ増やしていき、8日目からは煮たものを。
四十九日には49個のお団子をお供えすることになる。
このお団子持って母さんが修行に行くらしい😊 pic.twitter.com/OHwmyjWZ3Q— りおまる (@rio196410) 2017年3月17日
供花
仏壇やお墓に供える供花。
棘のある花や香りが強いものはオススメしませんが、花屋で花粉をとったユリや菊などを依頼してもいいでしょう。
品があってきれいですね。
明日の四十九日用の供花 生けた pic.twitter.com/IRRQuLC1Qx
— ゆうこ♪ (@izumi_onpu) 2016年8月25日
これはまた違い、華やかな雰囲気になるでしょう。
母の四十九日法要。
親しい友人にはわがままを言わせてもらい、葬儀と同じように供花を季節のお花にしてもらった結果、壁一面がカラフルな色に染まりました。人生でこれほど大量の花に囲まれたことはなかっただろうなぁ。これでお務めは果たし終えましたよ。 pic.twitter.com/2SPIwagJwM
— やまぐち(ものかき🍺) (@aka_22) 2019年3月16日
葬儀後〜四十九日法要までの流れとは?
- 葬儀終了(もしくは初七日終了後)
- 法要の依頼
- 会場の手配
- 本位牌の注文
- お墓の彫刻・納骨式を依頼
- 案内状の発送
- 卒塔婆の発注
- 参列者の把握
- 会食の予約
- 引き出物・香典返しの準備
- その他準備
- 四十九日法要
ただ、香典返しは金額の多かった方へ後日別なものを郵送するという場合もあるでしょう。
つまり・・・、
- お寺には、法要・卒塔婆・会場として借りられるか・納骨式の予約
- 仏壇屋には、本位牌の依頼
- 石材店に、彫刻と納骨式の依頼
- お寺で法要・会食を行わない場合には、葬儀場・ホテルなど食事処へ依頼
などの準備が必要というわけです。
最後に
ポイントをまとめますね。
- 法要の予約
- 会場の予約
- 案内状の用意
- 会食の手配
- 本位牌
- お墓の彫刻
- 卒塔婆
- 引き出物(返礼品)
- 香典返し僧侶へのお布施
- 遺影
- 埋葬許可書
- 数珠
- お供え
- 供花
などの準備が必要になるということでした。
中には参列の返事が遅い人も。
その場合は、電話で葬儀参列のお礼を述べるとともに参列の有無を聞いてもいいでしょう。
そして、会食時には故人のご飯も忘れずに。
喪主の料理を先に遺影前に置いて故人へそなえてから・・・という方法もあり、喪主がお酌をしている間そうしておくことでもう一食用意する費用も節約できるでしょう。
(もちろん、別に故人用は用意してもいいですけどね。)