義理の兄弟といっても
- 兄弟・姉妹の配偶者
- 配偶者の兄弟・姉妹
- 親の再婚でできた兄弟・姉妹
などさまざまですが、義兄弟は2親等の傍系姻族、つまり親族です。
ただ、疎遠だから・義理の兄弟で血は繋がってないから・苦手だった相手だからと、心情面を含めると葬儀参列の有無は悩まれることでしょう。
そこで今回は、義兄弟の葬式について
- 参列したほうがいいのか?
- 香典相場
- 行かない場合の香典
など、気になるあれこれを、実際経験者のさまざまな声を含めつつ解説したいと思います。
義理の兄弟の葬式!参列した方がいいのか?
参列した方がいい
- 他の家族(両親・義両親・配偶者)などは参列する
- 近所・親戚の目がある
- 最近付き合いはなくても、過去に交流はあった
実は、この問題・・・私が独自に調べた中で、世間一般常識として90%に近い人が参列をすすめています。
義理といえど兄弟には違いなく、親族です。
やはり、他の家族が参列しているのに、自分だけが参列しないと今後の親戚付き合いにも影響します。
「生前の付き合いはどうあれ、最後と割り切り行った方が後悔がない。」
「故人との付き合いよりも、親戚付き合いを考え、参列した方がいい。」
「知らない親戚の葬儀にたくさん参列してきたけど、それよりも近い2親等という義理の兄弟だと、行くのが当然。」
「行かないと、冷たい人・おかしいと親戚からレッテルをはられる。」
「疎遠だったとしても、ちょっと顔だして帰るくらいの義理はある。」
義理で参列。
葬式ではあるあるかもしれませんね。
参列しなくてもいい
- 家族が誰も参列しない
- 呼ばれていない(連絡がこなかった、来なくていいと言われた)
- 直葬
- 会ったことがない
- 変死(不審死)
家族が誰も参列しないのに、行く必要はないでしょう。
また、火葬のみ行う直葬の場合、本当に近い家族のみになるので、この場合も行く必要がありません。
その他、会ったことのない義理の兄弟では、家族も参列を要求しなかったり、家族の指示通りにするといいでしょう。
迷った際は、近しい親族(両親など)に聞くのもいいかもしれませんね。
断り方について詳しくは、こちらをご覧ください。
義理の兄弟の葬式!香典相場は?
香典は、いくらくらい包めばいいのかしら?
香典相場は、地域・年齢によっても異なり、2親等にあたる義理の兄弟では
- 20代・・・1万円前後
- 30代・・・1〜3万円
- 40代以上・・・3〜5万円
ほどが相場です。
香典について詳しくは、こちらをご覧ください。
行かない場合にも香典は必要?
答えとしては、自分の感情しだい。
香典はいらない場合
- 直葬(香典を断られることも多い)
- 変死(不審死)
- 来なくていいと言われた
などの場合には、香典はなくてもいいでしょう。
「関わりたくないから、香典を包む義理もない。」
「他人同然。」
「香典を支払う義理もない。」
ただし、注意すべきは今後の親戚付き合いです。
「葬式に来ない上、香典も出さなかった。」と言われる心配も・・・。
香典が必要な場合
ただし、行かずとも
- 喪主と付き合いがある
- 故人と過去に付き合いがあり、義理を感じる
- 今後、義理の兄弟家族と親戚付き合いをする
という場合には、香典を郵送するなり、親族にことづけるなり、香典は必要です。
「非常識なことはしたくないから、香典だけ渡して文句を言われたくない。」
「香典だけ渡してすぐ帰った。」
「香典を送るだけで、義理は果たせたと思う。」
故人との付き合いというよりも、親戚の目を気にして香典くらいは・・・と考える人が多いようですよ。
最後に
ポイントをまとめます。
義理の兄弟の葬式に
- 他の家族(両親・義両親・配偶者)などは参列する
- 近所・親戚の目がある
- 最近付き合いはなくても、過去に交流はあった
場合などには参列したほうがいい。
世間的に参列したほうがいいという多かったものの、
- 家族が誰も参列しない
- 呼ばれていない(連絡がこなかった、来なくていいと言われた)
- 直葬
- 会ったことがない
- 変死(不審死)
という場合には、行かなくてもいいという声も。
香典相場は、義理の兄弟の場合
- 20代・・・1万円前後
- 30代・・・1〜3万円
- 40代以上・・・3〜5万円
葬式には参列せずとも香典を出すかどうかは、自分の感情しだい。
難しい問題ですが、世間の声を踏まえ、自分はどうしたいか、気持ちとともに今後の親戚づきあいも含め検討されるといいでしょう。