親戚の葬儀に行くことに!
でも、赤ちゃんって連れて行ってもいいのかしら?
葬儀は突然あるものですが、赤ちゃんがいると、参列を躊躇しちゃいますよね。
私もそのような経験あります。
お世話になった親戚だから、葬儀には参列したいけど、まだ小さな赤ちゃんがいて、式の最中に泣いてしまう心配も。
私も、次男が3ヶ月の時にそのような時が突然訪れました。
親に預けたくても、親も葬儀に参列するため、預ける人もいない。
しかも、完全母乳のため、長時間預けるなんてムリ。
今回は、そんな突然の葬儀に赤ちゃんを連れて行ってもいいのかと悩んでいる方に向け
- 参列は可能か?
- 服装
- 持ち物
など、気になるあれこれを、私の体験も含めお話ししたいと思います。
葬儀に赤ちゃん連れで参列してもいい?
悩まれるとこですよね。
私の経験を含め、お話しします。
葬儀に赤ちゃん連れの参列は、親戚の場合、顔見せにもなり参列可能ですが、それ以外は控えた方がいいでしょう。
親戚の場合はいいのね。
でも、それ以外はダメってどうして?
親戚以外の場合に赤ちゃん連れで参列がNGな理由
赤ちゃんを連れて行くということは、
- 泣き声の心配
- 授乳場所の心配
- 式の最中に退席する可能性
- 病気をもらう
- 子供嫌いな人に不快な思いをさせてしまう
- 赤ちゃん連れなため、お手伝いをできない
などの心配があります。
他の参列者に迷惑がかかる上、赤ちゃんにとってもよくありません。
しかし、中には親戚の場合でも「やめて」といわれることも。
祖母が亡くなったのが、息子誕生の三週間後。そのため「赤ちゃん連れで来るものではない、来てはいけない」と言われ、告別式も葬儀も、49日も参加できず。遠くで手を合わせたよ。
— 松陽 (@matsuyoo) 2013年12月27日
そうした場合は、やめておく方がいいでしょう。
親戚以外の葬儀でも赤ちゃん連れの参列がOKな場合
- 喪主に連れて来てもいいといわれた
- 斎場に防音の参列室がある
- 他にも赤ちゃん連れの親戚が多い
喪主に連れて来ていいといわれた場合
まず、黙って赤ちゃんを連れて行くのは親戚の場合、基本NGとお考えください。
「参列したかったんですが、赤ちゃんがいるので・・・」
そう言った時に、喪主がなんとおっしゃるか・・・、それによります。
「赤ちゃん連れでもぜひ参列して。」
などと言われた場合、喪主に相談し
- 泣いたら途中退席させてもらう
- 焼香の際だけ入室する
などの方法をとるといいでしょう。
斎場に防音の参列室がある
ある斎場では、式のある部屋に小窓のついた部屋があり、そこが防音室となっていて、斎場スタッフから事前に
「赤ちゃんや小さい子連れの方にオススメしております防音ルームですので、ご自由にお使いください。」
と見せてもらいましたが、部屋は3畳弱ほどの小さな部屋に椅子があり、小窓から式の様子が覗けるようになっていました。
泣いたらこの部屋へ・・・と思っていましたが、我が子はお経のリズムが気持ちよかったのか寝てしまい、結局は使わずに済んだんですが便利だと感じましたよ。
ただし、ない斎場の方が多く、ある方が珍しいので、あったらラッキーくらいにお考えくださいね。
他にも赤ちゃん連れの参列が多い
これも、喪主に伺った上ですが、
「他にも赤ちゃんが多いから、ぜひ来て。」
そういわれた場合は参列させてもらい、もし泣いた場合にも退席しやすいよう入り口付近に座らせてもらいましょう。
ただし、これらの場合でも長時間の滞在は避け、短時間ですませることをオススメします。
もちろん、参列せずに
- 後日弔問に伺う
- 弔電を送る
などの方法もありますからね。
葬儀に赤ちゃんを連れて行く場合どんな服装がいい?
親戚に顔見せしていなかったし、赤ちゃん連れで参列しようと思います。
でも、いつもロンパースしか着ていない赤ちゃんに、どんな服装をさせたらいいのかしら?
基本的には、
- 白
- 黒
- グレー
- 紺
など、落ち着いた色味とシンプルなものなら、赤ちゃん用の喪服を用意する必要はありません。
出産祝いでいただいていた、3ヶ月の我が子にはちょっと大きめなお出かけ着ですが、袖を曲げシンプルなスタイで参列しました。
実際、
「あら、一丁前におしゃれして!」
と、親戚にも好評でしたよ。
3か月の時に葬儀(ほぼ親族のみ)出た際は、いちおうモノトーンの服を着せて行きました。参列者の皆さんからは「赤ちゃんなんだから気にしないで快適な服でいいのよ〜」と言われたので、そこまで喪服を意識しなくてもいいかなと思います! pic.twitter.com/5lxCrwpoGt
— ねぎ・とろ (@sasorine) 2017年7月25日
普段着でも、黒だとシックに見えていいですね。
正式な喪服だと赤ちゃんの場合すぐ大きくなってしまい、1回きりということも多いですが、普段にもたくさん使えそう服は買って損はないでしょう。
赤ちゃん連れで葬儀に参列する際の持ち物
- オムツ
- オムツ替えマット
- お尻ふき
- ゴミ袋
- 着替え
- 抱っこ紐
- ミルクの場合は、哺乳瓶とミルク(お湯はもらえることが多い)
- 母乳の場合は、授乳ケープ
- おもちゃ(音が出ないもの)
- 赤ちゃんおやつ
- 母子手帳・健康保険証・医療証
この中で、とくに私が役に立ったと感じたものは、オムツ替えマットと授乳ケープです。
トイレで替えてこようと思ったんですが、「ここで替えなさいよ!寒いとかわいそう。」
と言われ、親族控室でオムツ替えをすることに。
その際、座布団を貸してもらいましたが、その上にオムツ替えマットを敷いたので、汚さずにすんでよかったです。
また、授乳も同様に「ここでしなさいよ。」
と・・・。
さすがに、人がいる部屋で胸を出すのには抵抗があったので、授乳ケープは助かりました。
また、赤ちゃんは急に熱を出すこともしばしば。
親戚の赤ちゃんで、来た時は元気にしていたのに、急に熱を出して親は大慌てし、一度家に保険証を取りに帰って病院へとバタバタしているのを目にしたことがあります。
そのようなことがないよう、あらかじめ用意だけはしておくと安心ですよ。
こちらの記事も参考にしてください。
最後に
ポイントをまとめます。
- 親戚の葬儀は赤ちゃん連れの参列可能だが、それ以外では控えた方がいい
- 赤ちゃん連れの葬儀参列は、周りの迷惑にもなるし、赤ちゃんにもよくない
- ただし、喪主が赤ちゃん連れの参列をOKした場合は、参列可能だが、長時間の滞在は控える
- 参列せずに、後日弔問に伺う・弔電を送るという方法もある
- 白・黒・グレー・紺色のシンプルな服ならば、喪服でなくてもいい
- 持ち物もしっかりチェックし、もしもの時に備える
年配の方が多い親戚の葬儀では、とくに赤ちゃんはかわいがられました。
焼香の間も、実母に頼まずとも「私が抱っこしておくから行っておいで」と、遠い親戚のおばさんが変わってくれたほど。
そして、「悲しいだけの葬式じゃなく、赤ちゃんに癒されたわ。」
といってもらえ、私自身ホッとしました。
ただ、やはり親戚以外の場合だと、どう思われるかわかりませんし、泣く可能性のある知らない赤ちゃんを抱っこしてくれる人も少ない・・・そう考えられます。
そのためムリはせず、後日弔問に伺わせてもらったり、弔電を送るなりするといいでしょう。