急な訃報の場合、ぺたんこ靴でお葬式に行ってもいいのかな?
フォーマルな服装が求められるお葬式。
足元のルールやマナーもしっかりと把握して、相手に失礼がないように参列したいと思いませんか?
妊婦さんの場合、安定期に入っているからといってヒールは少し不安・・・
ぺたんこ靴で、参列したいと思う方もおられますよね。
また妊婦さんだけでなく、高齢で足元が不安な方、足を怪我している場合などもどうなのか気になりますね。
今回は、以下の4つについて解説します!
- 喪服に合わせる靴について
- 靴の素材や色について
- 靴の装飾の有無について
- ヒールの高さについて
一緒に疑問を解決していきましょう。
喪服に合わせる靴は、ヒールなしのぺたんこ靴でもいい?
一般的には、安定感のある3~5cmくらいのヒールの高さがベストとされていますが・・・
妊婦さんや足元が不安な方の場合、ぺたんこ靴を喪服に合わせてもOK。
でも、シンプルな靴ということが大切です。
自分の好みのデザインであることや、似合うかどうかは後回しにしましょう。
割り切ってみて!
妊婦さんの喪服についての記事はコチラ→妊婦で喪服が入らない!紺色の服で代用できる?
素材や色は?
喪服は、漆黒のものを選ぶというマナーがありますよね。
光沢のあるものや薄い黒、グレーのものは避けなくてはいけません。
シンプルな素材の黒の靴!
ということになります。
シンプルな素材とは・・・
- 本革
- 合成皮革
- 布製
がよいとされています。
革はダメって聞いたこともあるけど・・・。
一般的には動物の革は殺生を連想させるため、お葬式では避けるべきとされていますが、現在では多くの方が本革を使った靴を履いておられます。
しかし直接的に殺生をイメージしてしまうクロコ革や動物柄を型押ししたもの、スウェードは避けましょう。
シンプルだからといって、茶色やグレーなどを選ぶことはマナー違反なので注意!
✖️エナメル↓
✖️スウェード↓
中敷の色も派手にならないよう注意!
心配なときは100円ショップなどで、黒の中敷を購入しておくのもいいですね。
撥水加工してあるものを選ぶと、雨の日でも気にすることなく履けますよ!(防水スプレーを使う方法もあります)
内羽根のつま先にラインが1本入ったストレートチップか、つま先にラインのないオープントゥがオススメです。
内羽根は、紐をほどいても羽根が全開にならないため、見た目にも美しくフォーマルとして広く使用されています。
金具やストラップ、リボンがついているものは?
ストラップのある靴は、脱ぎ履きがしにくいデメリットもありますが、喪服に合わせる靴としては許容範囲とされています。
ストラップには金具がセットとなりますが、金具の色が目立たないものであればOK。
派手に見えないのが、ポイントです!
リボンについても、目立たないようであればOKとされていますよ。
踵や甲の部分に切り替えがついてる靴は、カジュアルな印象を与えるので候補からはずすことが大切!
逆に高すぎるヒールやピンヒールは?
喪服に合わせる靴は、安定感のあるヒールのもの!
これらは避けてください。
ピンヒール
ピンヒールは、華やか・ゴージャスな印象を与えるためお葬式には不向きです。
静かな場所で、ピンヒールの足音は響きますよね。
ウエッジヒール
ウエッジヒールは、安定感はありますがカジュアルな印象を与えてしまいます。
チャンキーヒール
チャンキーヒールは、安定感はありますがヒールが太すぎてカジュアルすぎる、という点で避けたほうがよいとされていますよ。
長時間立つことも考えて、ヒールの高さだけでなくサイズ感・履き心地も確認しましょう。
つま先が尖っていたり、オープンになっている靴は避けてください。
丸みを帯びている、上品な靴を選ぶといいですね。
まとめ
今回のポイントをまとめます。
- ヒールの高さは、3~5cmくらいの安定感のあるもの(妊婦さんはぺたんこ靴OK)
- 本革や合成皮革の黒の靴がよい
- 装飾は目立たないものであればOK
- ピンヒールはふさわしくない
突然の訃報で慌てて履いていった靴がマナー違反だった、なんてことにならないように足元まで気配りしておきたいですね。
靴選びのポイントがわかったのではないでしょうか?
お葬式は突然です。
慌てることがないように、きちんと準備しておきましょう。