葬式なのに数珠がない！これってヤバイ？どうしたらいいの？

急な不幸の連絡をもらった時は慌てますよね。

しかも葬式の場所が遠方だったりすると、ゆっくり準備をしている時間もありません。

私自身・・・

「礼服や靴は揃ってる？」
「香典はいくら包む？」
「さあ、出発！」

という段階になって、数珠が見つからず焦ってしまった経験があります…。

 

葬式に数珠を持っていかないなんて、そんな非常識なことできない！

とかなり焦りましたが、そもそも数珠を持つことにどんな意味があるのでしょうか？

これから、葬式と数珠について

• 数珠が見つからない場合はどうする？
• そもそも数珠の意味は？
• 子供も持つべき？

という疑問を解決していきますよ。

葬式なのに数珠がない場合！どうしたらいい？

• 斎場へ行く途中の店で購入する
• 斎場で購入・借りる

斎場へ行く途中の店で購入する

数珠＝仏具店というイメージがあるかもしれませんが、意外と多くの店で販売されています。

たとえば紳士服専門店やショッピングセンターといった、礼服の取り扱いがある店舗。

また、百均やホームセンターの他、スーパーでも見かけたことがあります。

斎場までの道のりにある店舗を何件かピックアップしてくと安心ですね。

 

 

斎場で購入・借りる

斎場によっては、数珠の販売や貸し出しを行っている場合があります。

ただし、数珠をおいていない斎場もあるので、事前に確認しておきましょう。

葬儀場見て回ってたら「ご自由にお使い下さい」って立て看板に数珠がぶら下がってて渾身の物ボケかと思った

— アンドーナッツ (@Dr_Andonuts) 2018年1月31日

そもそもどうして数珠は必要なの？

そもそも数珠は、珠の数を使って念仏を何回唱えたかを数えるために生まれました。

ということは、お経を唱えない参列者は持つ必要がありませんね。

しかし、数珠には魔除けや厄除けのお守りという意味もあり、葬式では1人につき1つの数珠を持つことがマナーとなります。

数珠がいらない場合も・・・

神道やキリスト教など、宗教によっては数珠を持っていない人もいます。

そういった場合は、数珠なしの参列もOK。

仏教以外の宗教の方は、仏式葬儀の場での念珠（数珠）の携帯や焼香は義務ではありません。
それぞれの宗教における礼拝作法をもって、亡き人をお偲びください。

前例はまだですが、私も他の宗教の方の葬儀でも念珠と合掌をもって礼拝と致します。

— 大垣教区大泉寺 (@NishiminoDaisen) 2017年6月19日

しかし、明らかに仏教徒であるのに数珠を持たずに参列すると常識がない印象になってしまう可能性もありますよ。

 

数珠を他人に借りるのはアリ？

前にも述べたとおり、魔除けや厄除けといったお守りの意味もある数珠。

基本的に、お守りの貸し借りをしないように、1人1つの数珠を持つことが原則となります。

 

 

4人家族なら、4つの数珠を準備する必要があります。

お葬式で数珠の貸し借りして家族単位でお坊さんに怒られたのずっと覚えてるけど、絶対に怒られる筋合いないよなって家族で言ってたの思い出した つくづく規則にとらわれない家族である

— まぼろし (@ko2ro_2tsu) February 27, 2018

「貸して」と言って、怒られることもあるので、注意してくださいね。

 

子供の数珠はどうする？

お守りの意味もある数珠は、やはり1人1つが鉄則です。

ただ、子供の場合、扱い崩して葬式の最中にバラバラに飛び散ってしまうなんてことも多々あります。

そのため、大切に扱える年齢（3～4歳）になったら用意してあげましょう。

それまでは、親が数珠を扱っている姿を見せ、大事に扱わなければいけないこと、教えておくといいですね。

長時間ただ座ってるのが不可能な子供に数珠を持たせて気を紛らわせてたら、その数珠がバラバラになって弾け飛んだのが昨日のお通夜のクライマックス。

— こもも (@20komomo18) 2018年7月16日

下手に貸してしまうと、大変なことになりますよ。

まとめ

それでは、葬式と数珠について簡単にまとめます。

 

たまにしか使わないのでどこにしまったか忘れがちな数珠ですが、お守りの意味もあるので大切に保管しておきたいですね。

私は見つからなかった時、手っ取り早くと思い、道中にあった100均で寄って間に合わせました。

ただ、その後法事でも使うことになるので、別店舗で長く使えそうなものを購入しましたけどね。