菩提寺が遠い場合の葬儀と法要!対処法を伝授
◆おすすめ葬儀まとめ記事◆
闘病中の母がそろそろ危なくて、葬儀を考えなくちゃいけないんだけど、今私や母が住むのは関東で、菩提寺があるのは九州なの。
その場合、葬儀で呼ぶお坊さんはどうしたらいいのかしら?
大変な時に、困った問題に直面しているわね。

菩提寺があれば葬儀はそこにお願いすることが多いものの、その菩提寺が遠い場合

今回は、そんなお悩みを持つ方に向け

  • 葬儀の対処法
  • 法要の場合

を説明したいと思います。

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菩提寺が遠い場合葬儀はどうしたらいい?

やっぱり、お墓はそこに入ることを考えれば、菩提寺に葬儀も頼む方がいいのかしら?
いくつか方法はあるわよ。
  • 菩提寺から僧侶に来てもらう
  • 遺体を輸送して菩提寺で葬儀を行う
  • 火葬を済ませて菩提寺で葬儀をする
  • 別な僧侶に頼む
  • 菩提寺から離れる

菩提寺から僧侶に来てもらう

遠方でも、菩提寺にお願いして来てもらうという方法です。

この場合、僧侶の都合に合わせる必要ありますが、喪主が僧侶の交通費や宿泊費を負担する必要があります。

遺体を輸送して菩提寺で葬儀を行う

エンバーミングを行い、遺体を輸送し、地元である菩提寺で葬儀を行う方法です。

この場合、エンバーミング費用・輸送費はかかりますが、その後の流れとしては、通常と同じように葬儀・納骨も行うことができます。

また、葬儀で故人の顔を見ることが可能となるメリットが。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

火葬を済ませて菩提寺で葬儀をする

火葬は現在住む地域で行い、その後遺骨を持って地元で骨葬を行うという方法です。

この場合、上記で説明したエンバーミング費用や輸送費の負担はなくなります。

ただし、最後に故人の顔を見ることが葬儀では叶わなくなるというデメリットも。

こちらも参考にしてください。

 

別な僧侶に頼む

菩提寺ではなく、別なお寺の僧侶にお願いする方法です。

ただし、菩提寺にお墓や納骨堂があれば、そこに入れなくなるといった問題が発生する場合もあります。

そこを事前にしっかり、菩提寺と話し合っておく必要があるでしょう。

僧侶が来られなくても、同じ宗派のお寺を紹介していただけることも多々あります。

今後のことを考えると、お伺いをたてる方が安心かもしれませんね。

菩提寺から離れる

これは最終手段ですが、煩わしさを省くため、菩提寺から離れるという方法もあります。

その場合、葬儀での僧侶は自由に選ぶことができますし、僧侶を呼ばない自由葬という選択肢も。

ただし、お墓・納骨堂がある場合、そこを出なくてはいけなくなることに。

また、ただでやめられるわけではなく、費用もある程度必要ですし、トラブル回避のためしっかりと話し合いも必要でしょう。

菩提寺が遠い場合法要はどうしたらいい?

でも、葬儀だけじゃ終わらず、その後の法要問題もあるわよね。
そうですね。
四十九日、一周忌、初盆、法要は続くので、その場合についても少しお話しします。
  • 菩提寺から僧侶に来てもらう
  • 菩提寺のあるお寺で行う
  • 別なお寺にお願いする
  • 僧侶を呼ばない

菩提寺から僧侶に来てもらう

遠方から来てもらう場合、僧侶の都合が関係します。

すべての法要を菩提寺から僧侶を招きお願いできればいいですが、とくに混み合う初盆など、時期をずらすこともあるでしょう。

菩提寺のあるお寺で行う

法要のたびに僧侶に来てもらうのではなく、お位牌を持参し、菩提寺で法要を行う方法です。

自宅にある仏壇の前で法要を行うことはできませんが、お寺を借りられることもあるでしょう。

別なお寺にお願いする

こちらの場合も、葬儀の時と同様に、菩提寺にお伺いを立てて決めるのがオススメです。

お願いするお寺が決まれば、その後もずっとそこで・・・という方法も選択できるでしょう。

僧侶を呼ばない

僧侶を呼ばず、法要は親族間で食事会などをして故人を偲ぶという方法です。

ですが、菩提寺との付き合い方は、検討しておく必要はあるでしょう。

最後に

ポイントをまとめます。

菩提寺が遠い場合、葬儀は

  • 菩提寺から僧侶に来てもらう
  • 遺体を輸送して菩提寺で葬儀を行う
  • 火葬を済ませて菩提寺で葬儀をする
  • 別な僧侶に頼む
  • 菩提寺から離れる

という選択肢がある。

法要の場合、

  • 菩提寺から僧侶に来てもらう
  • 菩提寺のあるお寺で行う
  • 別なお寺にお願いする
  • 僧侶を呼ばない

という方法が。

 

親戚の中には、遺体を輸送し菩提寺のあるお寺で葬儀や法要をした・菩提寺を離れた・菩提寺から僧侶を呼んだ、という方がいらっしゃいました。

どの方法も、それぞれ一長一短あります。

家族間でよく話し合い、トラブルを起こさぬよう菩提寺としっかり相談をして決めることがオススメです。

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