でも、明日から一週間の予定で海外出張が入ってて、色々な予定が組まれているから今更キャンセルはできなくて。
こんな問題、ありますよね。
葬儀は、通常亡くなってから何日後にするものなのか?
先延ばしってできるのか?
今回はそんなお悩みに対し、
- 通常の日程
- いつまで先延ばしできるのか
- 先延ばしにすると必要になること
- 先延ばしする方法
ということを、お話ししたいと思います。
葬儀は亡くなってから何日後にするもの?
亡くなった翌日、もしくは当日に通夜を行い、そして通夜の翌日に告別式を行うのが一般的です。
ただ、
- 葬儀場の空き状況
- 火葬場の予約
- 僧侶の予定
- 友引
- ご家族の意向
などで、日程を多少ずらすこともあります。
ただし、墓地・埋葬等に関する法律によって、24時間後でなくては火葬ができません。
(感染症などの問題で、24時間待たずして火葬を行う場合もあります。)
通夜を行わない、1日葬という選択肢もあるでしょう。
直葬の場合も、24時間後でなくてはいけないので、葬儀の最短という意味では、1日葬が最短ではあります。
葬儀を先延ばしできるのはいつまで?
喪主が葬儀後すぐからいないとなると、大変です。
となると、先延ばし・・・。
いつまで先延ばしはできるのかしら?
葬儀は先延ばし可能ですが、いつまでもというわけにもいきません。
というのも、亡くなったら初七日や四十九日、初盆や一周忌といったものもあるからです。
一般的には、1日〜1週間・10日程度先延ばしすることはあります。
あまりにも先になる場合、小さな葬儀を家族だけで先にやっておいて、落ち着いた頃に本葬やお別れの会を行うことも。
ですが、葬儀自体を先延ばしにする期間が長くなると、それなりに大変です。
というのも、遺体はそのままだと腐敗が進んでしまうからです。
葬儀を先延ばしするには?
- 遺体安置
- エンバーミング
- 先に火葬をする
遺体安置
延期するには、遺体を安置しておく必要がありますが、その場合場所も必要です。
遺体安置場所として、
- 自宅
- 斎場・葬儀社
- 民間施設
などが主となります。
自宅の場合、空調なども整えておくことが必要です。
エンバーミング
遺体を保つために行う処理方法です。
海外で亡くなられた場合、遠方からご遺体を輸送して葬儀を行う場合などにも、この方法がとられます。
詳しくは、こちらをご覧ください。
つまり、遺体安置にも場所代や管理費用やドライアイス費用が、エンバーミングにも費用はかかるため、先送りにすればするほど費用はかかるんです。
先に火葬をする
通常亡くなってから24時間後になりますが、先に火葬を済ませておくという方法もあります。
お骨だけの葬儀、つまり骨葬です。
火葬はどちらにせよ行うものなため、費用の面では安置期間も短く、エンバーミング費用もいらないため、安くはなります。
最後に
まとめると・・・
- 葬儀は、通夜の翌日に告別式を行うのが一般的
- 葬儀の最短という意味では、1日葬が最短
- 1日〜1週間・10日程度先延ばしすることはある
- あまりにも先になる場合、家族だけで小さな葬儀を先に行って、落ち着いた頃に本葬・お別れの会をすることも
- 先送りする場合、遺体安置・エンバーミング・先に火葬をするということも考えなければいけない
実際、親戚で遠方に住む娘の元で最後を迎えたものの、葬儀は地元で行うため、エンバーミングをして輸送をしたため一週間以上葬儀を先送りにしたことがありました。
遺体処置・葬儀社・遺体安置・費用のほか、家族の理解も必要です。
何を優先するのか、最善の策が見つかるといいですね。