普段から、髪の毛をカラーリングして金髪や明るくしている人は多くいますよね。
若い人だけでなく、白髪染めなどをして明るくしている年配の人も見ます。
でも急なお葬式に、喪服は用意しても髪色まで考えるのは難しいです。
そこで今回は葬儀の髪色について
- 金髪(明るい色)で行くのは失礼?
- 急遽染める場合
- オススメ商品
- ウィッグや帽子は?
について紹介しますね。
お葬式に金髪で行くのは失礼にあたる?
絶対に失礼というわけじゃないけど・・・
もし時間があるときや故人の遺族・親族の場合は、何かしらの対応をしたほうがいいわよ。
基本的に、葬儀の場では控えめに・華美なスタイルは慎むのがマナーです。
ネイルや派手なメイクがNGなことを考えると、それは納得できますよね?
ただ、今は髪を染めるのも一般化し、昔ほど髪色に対する批判の声は減りました。
そのため、さまざまな声があるのも事実です。
- 「別に髪色くらい自由だし、失礼じゃない。」
- 「葬式では、華美を避けるべきだ。」
- 「日頃から金髪だし、変に葬式でだけ黒髪にするほうが違和感ある。」
- 「いつも金髪でも、ひかえる(隠す)べき誠意を見せるべき。」
しかし問題は、茶髪ならまだしも、キンキラ目立つ金髪。
基本的には葬儀という場にそぐわないとしても、金髪で行くと失礼にあたるかどうかは、その家庭ごとに考えが異なると考えていいでしょう。
金髪でも失礼にあたらない
あんまりいないけど こういう式にあいつ金髪かよ とか言う人の方が少ないと思う…
1回は友達の葬式 2回目は父ちゃんの知り合いのお通夜でどっちも金髪だったけどなんも言われんかったよ— HIRO (@TENSAI_hanamiti) October 19, 2019
いつも金髪だと、親戚間でもそれが定着し、誰も何も言わないのかもしれませんね。
ただ、そのままだとしても、このように目立つのはたしかです。
やっと終わった~
金髪で喪服はどこの斎場でも非常に浮く。
髪切って染めよ✂️ pic.twitter.com/vwVBMkkBDG— мaaasa✩ (@maaasa666) February 18, 2017
金髪は失礼にあたる
まず、故人との関係にもよります。
お義父さんの葬儀、喪服も着るし、喪主の妻が金髪だと駄目だと思い、髪をダークグレージュ?にしました。
日に日に色が抜けて来て、青っぽくなって来ました💧
朝来のコンサートの物販で、にこいちの2人にも、第一声で「髪の毛!色が!」って驚かれました👀
でも、この色も気に入って来ました😺 pic.twitter.com/1rikBcRkiS— のらこ (@norako776) May 21, 2018
こちらは、喪主の妻ということで染め直しされていますが、これが孫なら許されても、喪主の妻で金髪は「非常識」と取られることもあるでしょう。
ただ、染め直す事に違和感を持たれる方も・・・。
葬式があるから髪色黒くする!そして初の黒コン?(笑)
違和感しかない。
そして金髪っぽい毛先だから余計顔が浮く!!
私顔が派手だったんだな……— 白玉 あんこ (@2525aoitori) July 8, 2018
こう考えるということは、怒られる可能性がある、失礼にあたるという考えがあるからでしょう。
葬式などの弔事でも明るい茶髪や金髪などは違和感感じると思う。
— peach (上竹 佳子) (@oldwell0908) April 10, 2013
喪服が真っ黒ですから、金髪で目立たないわけがありません。
- 故人と近い関係の場合、金髪はNG
- 普段から親族に金髪が浸透していれば、違和感を持たれない
- 厳しい親戚(とくに高齢者)がいる場合、金髪はひかえる
というのが世間一般的な感覚でしょう。
私のいとこはバンドをやっていて、髪色がショッキングピンクでした。
ですが、叔母の通夜とお葬式があったので急いで黒色に染め直していましたよ。
その後いとこは、「叔母はきっと黒い髪色で参列してほしいはずだから。」と言って黒色にしていました。
大事なのは、お悔やみの気持ちを持って参列すること。
また、故人の年齢や職業によっても違います。
かりに、故人がミュージシャンであったり若いときは、明るい髪色の参列者が多いとも言われます。
でも故人の遺族や親戚などの場合は、何かしらの対応をしましょう!
地毛が明るかったり、医療用ウィッグのかたは例外ですが、なかには金髪や明るい髪色で参列するのは非常識だと思う人は多いです。
でも、突然だし葬儀って前もってわからないじゃない?
それに親戚から批判の声が出そうな場合、急遽染めるしかないかしら?
急遽染める場合は?
カラーリングは
- 美容室
- 自分でする
の2つが思いつきますよね。
美容室の場合
時間に余裕があったり予約がとれたらいいんですが、現実的に厳しいですよね。
また、費用はかかります。
でも美容室の中には、ヘアカラー持ち込みで2千円くらいで染めてくれるところもあるし、予約なしの千円カットの店でさっと染めてもらうという手もあります!
そして何より自分でカラーリングするより、美容室のプロに頼めばきれいな仕上がり間違いなし!
自分でカラーリング
コンビニやドラックストアとかでカラー剤を購入できます。
種類もいくつかあって簡単に染まるものもあれば、一時的に染めたいという人にはスプレーをしてシャンプーしたら落ちるタイプもあるんです。
その中でもいくつかオススメの商品を紹介しますね。
カラーリング剤
こちらは男性用の髪色戻し。
女性用です。
泡タイプは染めやすくていいですね。
スプレータイプ
スプレーは1番簡単で早くすみます。
私のいとこは1つ結びお団子にして、黒スプレーをしていましたよ。
美容室に行くことを考えると自分でカラーリングしたほうが、安くて早く終わりますよね。
ただ、こういう失敗も・・・。
学生の時、葬式のタイミングで金髪だったから黒スプレーで隠そうとしたんだけど、夏だったせいで汗かいて黒いの落ちちゃっておじいちゃんに怒られた珍事もあった。
— むらと (@murato_cradle) November 22, 2013
夏は注意が必要ですね。
ウィッグや帽子はどう?
髪を染める以外に
- ウィッグ
- 帽子
があります。
ウィッグ
ウィッグは被って金髪を隠すことができますよね。
持っている人や、すぐに用意ができる場合はとってもいいでしょう。
また、ヘアセットが必要ないボブくらいだと髪も隠れやすいのでオススメ。
ウィッグは安いものではないとあるけど、ピンキリです。
ものによっては、お店で染めるよりも安くすむのもありますよ。
注意点として注文してすぐ届くとは限らないから、事前購入をしましょう。
帽子
葬式用帽子はつばの付いていないトークハットというものがあります。
つばがないタイプの小ぶりな女性用帽子です。
日本の皇族の方々が被られているあの帽子。
一般的にはキリスト教式で被られるものなんですよ。
海外ドラマなどの葬儀シーンでよく見かけますよね。
なので、仏教で被っている人はあまり見かけません。
なかには、ベールをつけているデザインもあります。
やむを得ない事情がある場合は別ですが、仏教では基本的にはかぶりません。
また、いくつかの注意点があります。
- 女性はずっとかぶっていても大丈夫だけど、男性は葬儀の際は外す。
- トークハットは故人の遺族や親戚のみ。
- スーツやブラックワンピースなど洋装で着用する。
他にも服装やメイクのマナーに関する関連記事があります。
参考にしてくださいね。
最後に
葬儀の髪色についてまとめました。
- 金髪や明るい髪色で参列しても失礼にはあたりません。
- 故人の遺族や親戚の場合は、染めましょう。
- 美容室や自分でカラーリングができます。
- カラーリング剤はドラックストアやコンビニで買えます。
- 髪を染める以外にウィッグや帽子をつけることも。
- 帽子の場合、故人の遺族や親族のみ・洋装時着用時のみなど決まりがあります。
いかがでしたか?
突然の訃報に髪色まで整えないといけないときは、大変ですよね。
もし時間の余裕があるときは遺族や故人のことを考えると、髪色もきちんとしていきたいものです。