喪服の靴下マナーまとめ!女性や子供の場合はどうする?
◆おすすめ葬儀まとめ記事◆
喪服の靴下、女性はストッキングだと思いますが・・・
主人や子供の靴下はどうすればいいのでしょうか?
靴下に関しては、その時になって急に気がつき慌てることも。
そうならないために、女性・男性・子供の靴下に関して紹介するわね。

意外と見落としてしまう葬儀での靴下。
マナー違反だと斎場などで目だってしまい、ご遺族に対しても失礼になります。
そんなことにならないために、靴下に関するマナーもしっかり覚えておきましょう。

そこで今回は、喪服の靴下マナーに関して、

  • 女性の場合
  • 男性の場合
  • 子供の場合

にわけて説明し、靴に関してのポイントも簡潔に紹介します。

◆おすすめ葬儀まとめ記事◆

喪服の靴下マナー 女性の場合

女性の場合・・・

靴下ではなくストッキングを着用しましょう。

ここでは、色と柄に関してそれぞれ紹介しますね。

葬儀では、黒のみが適しています。

肌が薄く透けるくらいの黒いストッキングにしてください。
20デニールほどの薄さがオススメです。

 

結構薄目な感じですね。

注意点として、光沢のないものにしてください。
また、
購入したら一度足を通し、色や透明度を確認しておくといいでしょう。

黒いストッキングは、とくに伝線などが目立ってしまいます。
そのため、事前にしっかりチェックしておきましょう。
また、万が一に備え、もう一足準備しておくことをオススメします。

寒い冬にタイツを着用するのはマナー違反になるのでしょうか?

葬儀でのタイツは・・・

カジュアルなのでふさわしくないとされます。

ただし、寒い地域などでは許される場合もあるようですから、事前に確認しておきましょう。

タイツに関して詳しい記事もありますので、参考にしてくださいね。
喪服にタイツはダメ!?色やデニール数についても徹底解説!

パンツスーツタイプの場合もストッキングがいいのでしょうか?
パンツスーツの場合でも・・・

ストッキングを着用するのがマナーです。

ワンポイントやラメなどが入っているものは、派手な印象を与えますので、無地のものを選びましょう。 

喪服の靴下マナー 男性の場合

次に、男性の場合について紹介します。

ここでも、色と柄に関してそれぞれ紹介しますね。

葬儀では、黒のみが適しています。

地味な色なら大丈夫と考える方もいるようですが、かならず黒にしてください。
また、光沢のない生地のものにしましょう。

無地の靴下を着用してください。

黒であっても柄があればマナー違反。
柄やポイント飾りの入っていない、無地なものを選ぶようにしましょう。

また、座った時に素肌が見えないように、丈は長めのものがオススメです。

葬式の靴下マナー 男性の場合

喪服の靴下マナー  子供の場合

最後に子供の場合を紹介します。

子供での注意点としては、暑い季節であっても靴下は履かせましょう。

ここでも、色と柄に関してそれぞれ紹介しますね。

 

葬式の靴下 子供の場合

黒がベストですが、白や紺、グレー などの地味な色でも大丈夫です。
ただし、くるぶし丈は避けましょう。

また、白の場合、黒ずんでいないか事前にチェックしておきましょう。

女の子の場合、膝上丈のスカートをはかせる場合、長めの靴下を履かせるといいでしょう。
また、黒か紺色のタイツでも大丈夫ですよ。

イラストや柄がないものがベストです。

しかし、派手でなければ、ワンポイントの刺繍などは大丈夫ですよ。
ただ、派手な柄で目立つようであれば避けた方がいいでしょう。

喪服にあわせる靴のマナー

靴のマナーも簡単に紹介します。

ここでは、

  • 女性の場合
  • 男性の場合
  • 子供の場合

にわけて紹介しますね。

女性の場合

葬式の靴下マナー 女性の靴は?

女性の場合、シンプルな黒い革や布製のパンプスがいいでしょう。

光沢のあるものや薄い黒、グレーのものは避けてください。
また、ピンヒールのようにヒールが高く細いデザインは避けましょう。

ヒールの高さは、3~5cmほどがオススメです。
ヒールのない靴ですとカジュアルな印象を与えてしまい、喪服とのバランスも悪くなりますので、若干ヒールがあるといいでしょう。

ただし、妊婦さんや足元が不安な方の場合、ヒールなしの靴でも大丈夫です。

ストラップには金具がセットとなりますが、金具の色が目立たないものであれば大丈夫。
また、リボンについても、目立たなければよいでしょう。

女性の靴に関して詳しく書かれている、こちらの記事もどうそ!
喪服の靴はぺたんこでもいい?金具や素材についても徹底解説

男性の場合

男性の場合、黒い革靴にしてください。

黒であっても、光沢のあるエナメルが使用されたものは避けるようにしましょう。
また、紐つき靴のほうがフォーマルな場にふさわしいとされていますが、紐なしの靴を履いても問題はありません。

デザインは、内羽根

  • ストレートチップ
  • プレーントゥ

が適切です。

そういわれてもイメージしにくいでしょうから、画像をまじえて簡単に説明しますね。

その前に、内羽根とは、靴ひもを通す穴が靴本体と一体となる形のことです。
もう一つの外羽根と比較するとわかりやすいと思いますので、画像で確認してくださいね。

ストレートチップ

つま先に横一文字のラインが入ったデザインの靴。

プレーントゥ

つま先になにも飾りがないデザインの靴です。

金具がついていたり、靴ひもを通す穴に金具の装飾が施されている靴も、カジュアルな印象を与えますので避けたほうが無難でしょう。

子供の場合

葬式の靴 子供の場合

黒の革靴がベスト

できれば黒いローファーなどのフォーマルな靴のほうがよいのですが、ない場合は、黒や白、紺のスニーカーは大丈夫です。
ただし、派手なデザインはさけ、出来る限りシンプルなものにしてください。
音の鳴るものやピカピカ光るようなものは厳禁です。

また、サンダル、ミュールなどは不可となります。
もし、学校指定の靴がある場合は、そちらを履かせましょう。

また、泥などの汚れはブラシで落とし、失礼のないようにしておくことは大切ですよ。

まとめ

今回のポイントをまとめます!

  • 女性は、肌が薄く透けるくらいの黒いストッキングを着用する
  • タイツは、カジュアルなのでふさわしくないとされるが、寒い地域などでは許される場合もある
  • パンツスーツの場合でもストッキングを着用する
  • 男性の場合、黒で無地の靴下を着用する
  • 子供の場合、黒い靴下がベスト、白や紺、グレー などの地味な色でもイラストや柄がないものならよい
  • 女性の場合、シンプルな黒い革靴や布製のパンプスがよい
  • 妊婦さんや足元が不安な方の場合、ヒールなしの靴でも大丈夫
  • 男性の場合、黒い革靴で、内羽根のストレートチップ・プレーントゥがよい
  • 子供の場合、黒いローファーなどのフォーマルな靴のほうがよいが、黒や白、紺のスニーカーでもよい

せっかくマナーにあった靴下を着用していても、汚れていたり、穴が開いていては大変見苦しく、失礼にあたります。

そういった基本的なことも注意して、失礼のないようにしっかりチェックしておくことも大切です。

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