お墓の後継ぎがいない不安!今後どうなる?どうしたらいい?
うちの叔母がね、お墓の跡継ぎがいないから今後どうしようかと悩んでいるの。
子供がいないと、今後そういった悩みも出てくるわよね。
うちにはうちのお墓があるから、簡単に私が継ぐわよともいえなくて・・・。
そりゃそうでしょ。
お墓を継ぐって、大変なことよ。
簡単には引き受けられないと思うわ。
そうよね。
でも、跡継ぎがいないお墓は今後どうしたらいいのかしら?

 

お墓の跡継ぎ問題。

子供がいない、長男長女同士の結婚、さまざまな理由で跡継ぎがいないという問題はあると思います。

しかし、代々受け継いだお墓には先祖の遺骨が入っていて、そのまま放置するわけにはいきません。

では、どうしたらいいのか?

 

今回は、お墓の跡継ぎがいないという問題について

  • どうなる?
  • どうしたらいい?
  • 墓じまい
  • その後の遺骨

などをお話ししたいと思います。


後継ぎがいなくなったお墓はどうなるの?

そもそも、跡継ぎがいなくなったお墓は、何も対処しないままでいるとどうなるのかしら?
色々なパターンが考えられます。

見た目的にも、管理する人がいなくなったお墓は、雑草が生え、苔がこびりつき・・・みすぼらしい状態にどんどん劣化してしまいますがそれだけではありません。

基本的に、お墓の管理には年間管理費というのがかかりますが、これが支払われなくなると霊園や寺院にとって迷惑なものに・・・、そういう管理する人・継ぐ人がいなくなったお墓を「無縁墓」といいます。

無縁墓は、一定期間立て札などをして縁故者の申し出を待つものの、申し出がなかった場合「無縁墓」と認定され、処分されることになるんです。

跡継ぎがいなくなったお墓

つまり・・・、

  1. 長らく(期間はそれぞれ異なる)放置されたままのお墓がある
  2. 登録者に連絡・連絡がつかない場合には、立て札をして縁故者を待つ
  3. 申し出がない(期間はそれぞれ異なる)
  4. 無縁墓と認定
  5. 中の遺骨を取り出し処分
  6. お墓を撤去
  7. 新たなお墓を迎えるために整地

という流れになります。

じゃあ、中に入っていた遺骨はどうなるの?
無縁墓の遺骨は、無縁仏とみなされるんです。

無縁仏になった遺骨は、無縁仏として処分されることになりますが、寺院や霊園には無縁仏などを合祀するお墓が併設されていることが多くあります。

そこに、無縁仏となった遺骨をまとめて安置するということになるんです。

また、中には行政が管理する無縁墓地へ移されて合祀されることも。

 

ただ、遺骨を骨壺に入れたままというわけにもいかず(数が多いため)、細かく粉砕され他と合わせて安置されるんです。

そのため、後になって遺骨を返して欲しいという申し出があったとしても、個別に安置されていない限り対応できないことがほとんどになります。

え〜・・・そんなことになっちゃうのね。

でも、それはまだいい方で、中にはほんの一部のみを安置して残りを産業廃棄物扱いとし、処分されることもあるんです。

 

お墓の後継ぎがいない!どうしたらいい?

そんなことにならないために、どうしたらいいのかしら?
永代供養にするというのが一般的です。

遺族や子孫に変わって、霊園や寺院が遺骨の管理・供養を行うことを永代供養といいますが、その永代供養にもさまざまなタイプがあり、その費用は5~200万円とさまざま。

永代供養について詳しくは、こちらをご覧ください。
関連記事)永代供養とは?意味や相場・知っているようで知らないあれこれを解説

 

また、自ら跡継ぎがいなくなるお墓を墓じまいするという方法もあります。

墓じまいの方法は?

墓じまいって、どうしたらいいのかしら?
墓じまいについて説明するわね。
  1. 家族・親族で話し合う
  2. 寺院・霊園に報告
  3. 石材店に連絡
  4. 開眼供養
  5. 遺骨を取り出す
  6. 暮石の撤去
  7. 遺骨の処分・別な安置
  8. 墓地を更地にする

ということになります。

行政手続なども必要で、費用は20万弱〜30万円ほどかかりますが、それら一切を業者にお願いして墓じまいしてもらうということも可能です。

取り出した遺骨は、その後どうしたらいいのかしら?
いくつか方法はあります。

墓じまい後の遺骨

  • 永代供養する
  • 散骨する

というのが一般的です。

永代供養をする場合、合同墓地・合同霊園・樹木葬などさまざまなパターンがあり、寺院や霊園に管理一切をお願いすることになるので、費用はかかりますが安心でしょう。

また、散骨する場合は、そのままの状態で散骨は不可能なため、細かく粉砕し(業者に依頼)思い入れのある場所へ撒くことになります。

散骨について、詳しくはこちらをご覧ください。
関連記事)散骨とは?できる場所や方法や費用などまとめ!

 

最後に

ポイントをまとめますね。

  • 跡継ぎがいなくなったお墓は、一定期間を待った後「無縁墓」と認定され、処分されることになる
  • 残っていた遺骨は、無縁仏となる
  • 処分が決定すると、お墓は撤去され、遺骨は合同墓地や一部を残し廃棄物処理される
  • 跡継ぎがいないお墓は、永代供養するのが一般的
  • 跡継ぎがいなくなるお墓は、墓じまいするという方法もある
  • 墓じまいにかかる費用は、費用は20万弱〜30万円ほどで、業者に依頼することもできる
  • 墓じまい後の遺骨は、永代供養もしくは散骨することに

 

実際、諸事情により跡継ぎはいるものの、今後のことを考え親族で話し合った上、墓じまいすることになった親族のお墓があります。

墓じまい後、遺骨は親族皆で海へ散骨し、今では海へ向かって手を合わせることが供養という考えを親族間で共有することに。

さまざまな考えがあるでしょうが、廃棄物処理されてしまうのは悲しいもの。

無縁墓となる前に、対策を検討ください。