実際、親の葬式にも行かないって人いるのかしら?
でも、実際親の葬式に行っても嫌な思いをするのは自分だし・・・、どうしようかと悩んでいるのよね。
子供は親の葬式に行くのが当然?
親の葬式にすら行かない子供は非常識?
色々な思いが頭の中を交差すると思います。
事情は色々あれど、悩みは尽きませんよね?
今回は、親の葬式について
- 実際行かなかった人
- 行かなかった影響
- 行った方がいい
- 行かなくてもいい
- 放棄できるのか
- 行きたくても行けない場合
などをお話ししたいと思います。
親の葬式に行かない人は実際いるのか?
それぞれ体験談を紹介しますね。
自分は親の宗教を捨て自分の宗教を選んだ。しかも宗旨が違うからと自分の親の葬式に行かなかった人達。
我が子が自分の宗教を信じないからと文句を言われる筋合いは、私達には一切無い。— nana (@nanawana2011) January 18, 2019
こちらは宗教の問題。
親子間で宗教が違えば、それに納得できない・従いたくないなどの気持ちが生じるのかもしれませんね。
私も幼少期親にボコボコにされてメンタルねじ曲がったけども、それもまだマシだなと思えるレベルで両親の家庭はやばい😇母:酒飲み無職DVの父親、死んでも葬式誰も行かなかったって😇父:親戚同士遺産の取り合いで交流ほぼなし。不健全家庭で父の姉が15で自死してる😇
— 怠惰ちゃん (@del_inferno) June 8, 2018
幼い頃からの育てられ方は、一生引きずります。
うらみはつのれど、感謝する覚えはないという方が多いようです。
患者の手術で親の葬式に行けなかった外科医とかもいるが…一応、通夜には行ったらしいが…なかなかこの手の仕事はままならんものよね…
— Y (@1128yd) April 12, 2014
中には、仕事の都合で行けなかった方も。
実際調べると、こんなにも親の葬式に行かなかった方が多かったのかと驚くばかり。
行かなかった理由として・・・
- 毒親だった(子供の頃から暴力を受けていた、育児放棄されていたなど、幼少期の問題など)
- 金銭トラブルがあった
- 絶縁状態
- 仕事の都合がどうしてもつかなかった
- 海外にいて間に合わなかった
などが多いようです。
親の葬式に行きたくない!知らんぷりでも問題はないのか?
- 後悔が残る
- 自分がしたことは自分に返ってくる(子供も、自分の葬式に将来来ない)
- モヤモヤが一生残る
- 親戚間で色々言われた
など、やはり気持ちの面が落ち着かず、後悔が残るようです。
親の葬式には行った方がいい・行かないでもいいという意見
行った方がいいという意見
- 「悩んでいるなら行くべき」
- 「もう物を言えない親の顔を、最後に一目見ておいた方がいい」
- 「やるべきことをやって、後悔を残さない」
悩んでいるなら行くべき
「こうやって検索しているくらいだから、迷いはあるはず。」
それならば、行かずに後悔するよりも、行って後悔した方がいいという意見です。
たしかに、迷いがあるうちは、それをうやむやにしたままだと、心のどこかに一生残りそうですね。
ものを言えない親の顔を、最後に一目見ておいた方がいい
「どんなに嫌な最悪な親だったとしても、亡くなればものも言えない状態です。
そんな親に向かって、今までの恨みつらみを述べてもよし、後悔を持ち越さない方が自分の気持ち的にもスッキリし、リセットできる。」
という意見も多々ありました。
どんなに思いをぶつけても、もうそれが返ってくることはありませんからね。
やるべきことをやって、後悔を残さない
「今まで親は最悪だったかもしれないが、子供としての最後の務めを果たすことで、親は毒親だったけど、自分は違う!
後悔を残さないためには、やるべきことをやっておいた方がいい。」
という意見です。
自分の気持ちを押し殺してでも、やるべき務めをやることで、その時は苦しくてもスッキリ未来が晴れたという方もいらっしゃるようですよ。
行かなくてもいいという意見
- 「決めるのは自分自身」
- 「親を大切にしろというのは、大切にされてきた人が言う言葉」
- 「経験者しかわからない苦悩は、第三者には理解しがたい」
決めるのは自分自身
「他人に何を言われても、行く・行かないは自分が決めること。」
「自分の思いを突き通しても、罪はないと思う。」
そういう意見もありました。
親を大切にしろというのは、大切にされてきた人が言う言葉
「バチが当たる、自分に返ってくる、そういうのは毒親に育てられてきていないから。」
そういう意見も多々ありました。
経験者しかわからない苦悩は、第三者には理解しがたい
先ほどとも少しかぶりますが、
「自分が経験してきた苦しみは、第三者には計り知れません。
そのため、自分がもう二度と会いたくない、関わり合いたくないという親ならば、行く必要はない。」
という意見もありました。
身内は自分だけ!親の葬式を放棄できるのか?
基本的に、遺産があればそこから費用を出すことになりますが、相続人(子供や配偶者)でなければお金をおろすことさえ難しくなります。
また、その遺産がない場合、相続人(喪主)に支払い義務が生じるんですが、兄弟姉妹で費用を出し合うことも多々あるでしょう。
ですが、喪主を放棄し、第三者に依頼することも可能で、中には親戚・友人・知人が喪主を務めることもあります。
また、中にはお金がないなどの理由で、通夜・告別式をせず、直葬(火葬)のみをする場合も。
ただ、その火葬費用すらなく、子供や配偶者・親戚すらも放棄したいという場合、最終段階は無縁仏として扱われることもあります。
行きたくても行けない!対処法はあるのか?
そんな場合についてはどうしたらいいのか、説明しますね。
- 葬式日程をズラす
- 通夜・告別式開始時間を遅らせる
という方法があります。
仕事であろうと、基本は親の葬式というと優先順位が高いといえるでしょう。
ただし、日にちをズラすことで葬儀参列も可能になるのならば、関係の近い子供だと、その都合に合わせて日程調整をすることが可能となります。
ただし、ドライアイス等で遺体を保存できる期間は5日程度と限られているので、エンバーミング処置などをする必要はあるでしょう。
また、仕事で都合がつかない場合など、夜だったら時間がとれるのではないでしょうか?
一般的な通夜開始時間は18〜19時、告別式開始時間は遅くても13〜14時までというのが多いんです。
とくに夜に行われる通夜にはなんとか間に合っても、基本的に昼間行う告別式の場合、都合がつかないこともあるでしょう。
しかし、告別式は火葬の予約時間を先に決め、逆算して間に合うように行われます。
火葬には時間がかかるため、遅くとも4時までに火葬場に入るのが条件というのが多いんです。
そのため、告別式は遅くても14時開始でないと間に合わなくなります。
そう考えると、この時間調整が厳しければ、日程をズラす・もしくは遅れて行くなどとするしかないでしょう。
最後に
ポイントをまとめますね。
- 親の葬式に行かない人は、事情は色々あれど多い
- 親の葬式に行かないと、後悔が残る・自分がしたことは自分に返ってくる・モヤモヤが一生残る・親戚間で色々言われる、などの影響があることも
- 親の葬式に行った方がいい、行かなくてもいいと両極端な意見がある
- 故人の遺産があれば、そこから葬儀費用を捻出することが多い
- 喪主に支払い義務があるものの、兄弟姉妹間で出し合うことも
- 喪主を放棄し、第三者に依頼することも可能
- 通夜・告別式をせず、直葬(火葬)のみをすることで費用はおさえられる
- 親族の誰もが放棄した場合、無縁仏となる
- 行きたくても行けない場合、子供の都合に合わせ、葬式日程をズラしたり、通夜・告別式開始時間を遅らせることも
○○さんは親の葬式でも行かなかったらしいから私も・・・、なんて常識は通用しません。
それぞれの家庭の事情、関係性も違います。
あくまでもこの記事を参考程度に読み、「決めるのは自分だ」ともう一度よく検討していただけたら幸いです。
葬儀代金は遺産からの支払いという決まりはありません。
葬儀代を払う人は施主です
相続争いで裁判の判定では現在は葬儀代の支払いは施主と判決出す裁判官が多いそうです。
施主が相続人の一人で、親の遺産から葬儀代出した場合、遺産分割協議で他の相続人のが遺産からの支払い分を考慮した取り分にしなければ施主の相続人が葬儀代を払う事になります。
私の妹は母の葬儀にもその後の法要にも一切来ません。
その後父の介護〜葬儀も来ません、そして弁護士たてて法定相続求めて来て争いました。(遺言書がありません)
私は法律の壁に泣き寝入りです
親の葬式をしなくても、来なくても、まして一切その後の法事をしなくても相続の遺産分割は法律的には関係ないので来ないやらない方が得ですね。