葬儀で嫁いだ娘の立場は?座る位置・香典・やることまでを解説

急な葬儀。

それが実の両親だと、ショックも大きいものです。

ですが、自分はすでに嫁いだ身。

そうなると、どういった立場でいたらいいのか、困ることも多いですよね?

 

古いドラマを見ていると、嫁いだ娘はもう他人のようで、「我が家の人間ではない」というようなことを実親に言われたりしていますよね?
ああいうのを見ていると、もし実の親が亡くなった場合、すでに嫁いだ身である自分はどういった立場で葬儀に参列したらいいのかと悩みます。
昔はたしかに、嫁いだ娘はもう他人も同然で実家へ帰るときはお客さん、なんてことがよくあったとは言いますよね。
そうなのよ。
だから、うちの親ももう年だし、亡くなった時のことを考えておかなくちゃと思うんだけど、実際どうなのかしら?
昔のドラマは極端な話なので、そこまで嫁にいったからと関係が切れることはありません。

 

私自身、嫁に出た母が実母の葬儀の際にどういった立場でいたか、また何をやっていたかなどを間近で見てきました。

今回は、嫁いだ娘が実親の葬儀で

  • どういった立場なのか?
  • 座る位置
  • 香典
  • やること

などを、お伝えしたいと思います。


葬儀で嫁いだ娘の立場は?遺族側か弔問客側か?

昔のドラマ通りでいくと、嫁いだ娘は他人だから、弔問客側なのかしら?
いやいや、あれはドラマの世界、極端な話です。

実親が亡くなった場合、嫁いだ娘は子供にあたるので、もちろん親族側にあたります。

嫁いだ娘

ただし、中には昔のドラマみたいな考えを持ったご家族もいるようです。

これは、

  • 親の考え
  • 実家を守る兄・姉家族の考え

なども関係するようですよ。

これは娘自身が「嫁いだ身だから」と割り切るよりも、喪主になんと言われたかによって異なるようです。

 

ただ、嫁いだ娘であっても喪主をつとめることは可能!

 

喪主を誰がやるかについて、詳しくはこちらをご覧ください。

 

葬儀で嫁いだ娘が座る位置は?

嫁いだって娘は娘よね。
ちょっと安心。
じゃあ、長男の嫁よりも娘が上座に近い席に座ってもいいのよね?
ちょっと待って!
座る席は、喪主が誰かによっても違います。

上座から

  • 喪主
  • 遺族(同居する家族や、姓を継ぐ家族)
  • 親族(遺族以外)

の順番に座り、遺族の席順は家族単位で座るのが一般的です。

嫁いだ娘は、同居する家族や姓を継ぐ家族でもないので、喪主・遺族家族の次にあたります。

兄嫁よりも後ってこと?
そうですね。

基本的には、家族単位で座るため、兄嫁は兄の隣に座るため、その次となります。

また、弟であっても、後継が弟の場合、嫁いだ娘は弟家族の次。

義祖父母の葬式

ただ、弔問客が焼香する間、遺族は前に残って焼香のお礼として頭を下げますが、娘も遺族として前に立つことが多いです。

ただし、前に立てる人数にも限りがあるので、兄弟が多い場合などは省かれることもあります。

 

葬儀で嫁いだ嫁!香典は必要?

香典って、出した方がいいのかしら?
香典について説明します。

基本的には、喪主以外香典を出す必要があるでしょう。

(多少地域差もありますが。)

この場合、娘の名前ではなく、世帯主名(ご主人の名前)を書くのが一般的です。

義祖父母の葬式

また、香典だけでなく供花も「子供一同」「長女一家」などと出すこともあります。

香典相場や、供花相場はこちら。
  • 嫁いだ娘の香典相場・・・10万円ほど
  • 供花の相場・・・2万〜3万円ほど

供花は、1基ではなく2基で1セットで、1基1万〜1万5千円ほどが相場なためこの値段です。

 

ただし、喪主と葬儀費用を出し合ったりした場合、香典は出さなくてもいいでしょう。

  • 家族の考え
  • 親の残した遺産

などが関係しますが、このお金で揉めること、非常に多いんです。

 

うちの母は、葬儀費用は祖母が残していたため、

  • 香典に10万円
  • 供花に5万円
  • 供花は多い方がいいと、孫一同分も出し、3万円

を出したようですよ。

 

嫁いだ娘が葬儀でやるべきことは?

喪主じゃないから、受付くらいした方がいいのかしら?
ちょっと待って!
受付以外にもやることはあります。

基本的に受付は、近しい関係の人間ではない方がいいでしょう。

とくに娘などは、弔問に訪れた親戚の対応に当たった方がいいので、受付は別の方にお願いした方がいいです。

受付について、詳しくはこちらをご覧ください。

関連記事)葬儀の受付は誰に頼むのがいい?手伝いをしてくれた人にお礼は必要?

こんなことをやるといいでしょう。
  • ロビーや待合室にて、弔問客への挨拶
  • お茶出し
  • 食事(通夜ぶるまいや精進落とし)の手配や準備

など、喪主のフォローにまわることをオススメします。

 

ですが、でしゃばると兄嫁などとうまくいっていない場合、険悪な雰囲気にもなります。

そのため、喪主に頼まれたことや、弔問客への挨拶や対応などをやるといいでしょう。

女性ならではの気遣いは、男兄弟が独身の場合とくに重宝がられます。

エプロン(白い割烹着や黒いエプロン)は、持参しておきましょう。

 

最後に

まとめますね。

  • 嫁いだ娘は子供にあたるので親族側
  • 喪主の考えによって、親族側を拒否されることも中にはある
  • 席は、喪主・遺族家族の次
  • 家族単位で座るので、長女であっても後継家族の次
  • 基本的には嫁いだ娘も香典を出す
  • 香典以外に供花も出す
  • 受付はせず、喪主のフォローにまわる

 

実際、母も実母の葬儀の際、喪主である弟家族の次に座りました。

ただ、子供は後ろに回してもいいでしょう。

 

すべては、喪主との関係によっても異なります。

中には一般的・・・というのが当てはまらない場合もある、ということをご理解ください。