兄弟だけど疎遠!葬式を欠席してもいい?葬儀費用や香典は?
父の弟が危篤と連絡が入ったんだけど、父は兄弟だけど疎遠だったから「あいつの葬式なんて行かない」って言うの。
兄弟なのに、葬式に出ないなんて許されるのかしら?
第三者から見ると、血の繋がった兄弟なのだから、生前何があったって最後くらいは・・・って思っちゃうわよね。

 

実際、生涯独身率はこの30年増加し続けています。

兄弟が独身だった場合、亡くなった後に連絡が来るのは血縁者である親や兄弟ですが、高齢化社会となり親がすでに亡くなっていることが多く、そのほとんどは兄弟へと連絡が入るでしょう。

そうした場合でも、今まで疎遠だったからという理由で葬儀を拒否できるのか?

葬儀費用関連も気になってくると思います。

そこで今回は、兄弟だけど疎遠な場合の葬儀に関し

  • 参列の拒否
  • 香典
  • 葬儀費用の放棄

などについて、一つひとつ世間の一般常識・体験者の声を交えながらお話ししていきたいと思いますので、一つの参考にしていただければ幸いです。


兄弟だけど疎遠で絶縁状態!葬式に出なくてもいい?

そもそも、兄弟だけど疎遠や絶縁状態の場合、葬式に出なくてもいいのかしら?
まず、葬式の意味を考えるとその答えがわかるでしょう。

ズバリ答えを述べると、兄弟でも葬式参列は絶対ではありません。

兄弟の葬儀を拒否

葬式には、

  • 故人の家族・親類・友人・知人が最後の別れをする
  • 遺族と近親者が故人を成仏させるために行う

というような儀式のため、「お別れ」「冥福を祈る」という気持ちが込められています。

そのため、誰(関係者)だから葬式に出なければ・・・などという強制力はありません。

つまり、兄弟でも出たくなければ、葬式に出なくてもいいというわけです。

実際に、兄弟の葬式に行かなかったという方、おられます。

小さな頃からの不満がつもり積もって、葬式に出ないというのが最後の反発だったのかもしれませんね。

 

兄弟だけど疎遠だったら香典も出さなくていい?

でも、兄弟なら香典ぐらいは出さないといけないわよね?
これも、香典の意味から考えてみましょう。

兄弟だから、香典を出さなければいけないという決まりはありません。

香典の支払い拒否

香典とは、故人の霊前に供える金品のことですが、

  • お香や花の代わり
  • 相互扶助の観点から、遺族の少しでも助けとなるように

という意味があります。

つまり・・・

  • 生前お世話になったから
  • 故人・故人の家族への思い

などの気持ちが込められており、出したくなければ出さなくてもいいというわけなんです。

気持ちの問題でもあるのね。
そうなんです。

中には、参列しても香典を出さなかったという方も・・・。

兄弟という身近な関係だからこそ、「別にいいだろう」「出さなくても」などという甘えにもとれる感情があるのかもしれませんね。

ただ、世間一般常識である兄弟間の香典について説明すると・・・

一般的な兄弟の香典相場

香典を出す側の年齢に持っても差があり

  • 20代・・・3万円程度
  • 30代・・・5万円程度
  • 40代以上・・・5万円程度

となっており、基本的には学生などの場合親が支払うので、本人は出さなくてもいいでしょう。

 

疎遠だった兄弟の葬式費用を請求された!拒否できる?

ただ香典どうのこうのというより、配偶者がおらず、親類が兄弟しかいない場合、兄弟が葬儀をあげなければいけない場合も多々あります。

ただ、法律的な観点から見ると、兄弟が相続人となり葬式をあげなければいけない(葬式費用を出す)という決まりはありません。

兄弟の葬儀参列拒否

ただし、兄弟数人で葬式を出したはいいが、そのうち(兄弟)の一人が支払わない・支払いを拒否しているといったトラブルは多々あります。

こちらは親の場合ですが、兄弟も同様に「お金がない」「お金を出したくない」際などはこちらの記事を参考にしてください。
関連記事)親の葬式を出すお金がない!どうしたらいい?困った時の解決策は?

 

ですが、誰もが拒否し、相続人がいなければ無縁仏となります。

無縁仏となった場合、自治体が簡単な葬式(直葬)を行い、受取人が現れず一定期間すぎると無縁墓へ納められることになるのです。

 

最後に

ポイントをまとめますね。

  • 兄弟でも葬式参列は絶対ではなく、葬儀参列に強制力はない
  • 葬式には、「お別れ」「冥福を祈る」という意味がある
  • 香典を出さなければいけないという決まりはない
  • 香典はお香や花の代わりであり、相互扶助の観点から、遺族の少しでも助けとなるようにという意味がある
  • 法律的には、兄弟だからといって葬式費用を出さなければいけない義務はない
  • 相続人がいなければ、無縁仏となる

 

葬式参列は、気持ちの問題が大きく関係するため、出たくなければ出なくてもいいということはわかりましたが、実際トラブルも多くあります。

そのため、中には「最後の義理」と割り切って参列される方も多いようです。