増加している家族葬。
近しい身内だけで最期の見送りを・・・。
そういう願いはわかりますが、困るのは家族葬と聞いた会社側の対応。
すべて一概に言えるわけではないものの、一つの目安としてお伝えできることはあるので、紹介するわね。
今回は、家族葬の会社側の対応について
- 対応方法
- 聞き方
- 香典や弔電
をお話ししたいと思います。
家族葬での会社側の対応は?一般葬と同じでいいの?
家族葬はごく少数で、近しい人間のみで見送る葬儀です。
そのため、一般葬と同じように会社側の人間が揃ってゾロゾロと参列するのは控えましょう。
ここでの正解は、代表者のみ弔問に伺わせていただくこと。
ただし、親族から弔問を辞退したいという申し出があれば、それに従うのが筋でしょう。
中には、こうやって家族葬でもたくさん弔問に行くと喜ばれることもありますが・・・
家族葬にしますので弔問辞退と言っていたのに、たくさん会社の人が来てくれた。最初は少ない人数でこじんまりとやりたいとか思ってたけど、あれだけたくさんの人が来てくれて正直言って嬉しかった。オレ、会社の人とうまくやれてるってことなのかな、とか思って嬉しくなっちゃった。
— kazmy (@kazmy) July 16, 2017
逆に迷惑がられることもありますからね。
コロナ禍じゃなくても家族葬に参列は迷惑でしかないと思うんだよなぁ。うちの会社の人は何故か参列したがってて不思議でしょうがなかった。
— つかさ (@tucasacco) January 4, 2021
なぜ家族葬なのか?
基本的には、会社もそこを考えて欲しいですね。
こちらの記事も参考にしてください。
家族葬で会社側の対応は誰にどう聞くのが正解?
ただ、一応お伺いをたてた方が無難です。
- 社員(家族葬の連絡を入れた人)
- 喪主
に連絡などをし、事前に通夜もしくは告別式、会社の人間が参列することは可能か?
誰が何人伺う予定か、伝えた上で可能か否かを聞いた方がいいでしょう。
もし、誰も連絡がつかない場合は、葬儀場に連絡をして聞いていただくという手もあります。
家族葬は、いきなり会社の人間大勢で弔問に伺うという行為だけは控えた方がいいでしょう。
家族葬で会社側からの香典や弔電はどうする?
基本的には、香典や弔電というのは、会社の規定によって決まっています。
そのため、家族葬であれ会社の規定として「社員一律葬儀があれば関係別にいくら」などと決まっているので、その金額を包むのが普通です。
しかし、規定を話したところで明確な辞退があれば、香典ならびに弔電を送らなくてもいいでしょう。
遺族の意向にそうのも礼儀です。
香典の渡し方ですが、
- 香典だけ届けに行き、記帳して挨拶のみで帰る
- 後日郵送
- 後日社員に渡す
という方法があるので、それぞれに合った方法を選択するのがいいでしょう。
後日の場合は、初七日までというのが基本です。
最後に
ポイントをまとめます。
- 家族葬の場合、会社からゾロゾロと大勢弔問に伺うのはNG
- 代表者のみ弔問に伺わせていただくのが正解
- 参列を辞退して欲しいという申し出があれば、それに従い参列しない
- 連絡を入れた会社の人間、喪主に弔問について一言連絡を入れる
- 香典・弔電は会社の規定に従う
- 香典・弔電も辞退の申し出があれば、それに従うのがベスト
- 後日香典を渡す場合は、初七日までに
昨今増加している家族葬。
葬儀は葬儀なんだからと思われるかもしれませんが、家族葬は少人数で故人を送り出したいというのが遺族の願いです。
良かれと思ってした大勢でした参列が、逆に迷惑となり、非常識と取られることもしばしば。
今後の関係性や信頼関係にも影響を及ぼすということも、ちらほら耳にします。
そのため、家族葬の場合はお伺いをたてる・少人数というのを頭に置いておくといいでしょう。