家族葬の費用を安くおさえる方法!削れるのはコレ!
◆おすすめ葬儀まとめ記事◆

 

母が亡くなって貯金もないし、主人にはあまり頼りたくないからできるだけ費用をおさえた葬儀をしたくて。
どんな葬儀を考えてるの?
身内だけでしたいし、呼ぶ人もほとんどいないから家族葬にしようと考えてるんだけど、どうやったら安くおさえられるのかわからなくて。
費用をおさえるにしても、削れないものとかあるから注意しなくちゃよ。

葬儀は費用が高いので、少しでも出費をおさえたいですよね。

でも、どうやったら安くできるのか・削ってはいけないものは何なのかなど、すぐには思いつきにくいものです。

そこで今回は家族葬の費用を安くおさえるために

  • 削れないもの
  • 削れるもの6選
  • 安くしたことによる体験談

などを紹介します。

参考にしてみてください。

◆おすすめ葬儀まとめ記事◆

家族葬の費用を安くおさえるには?

家族葬って安いイメージあるけど、いろいろと削って費用をおさえることも考えてるの。
安いといっても、それなりの費用はかかるわよ。

それに削ってはいけないところもあるの。

 

家族葬の平均的な費用は約100万円くらいといわれています。

実際、こちらの記事で詳しく説明しています。

家族葬は安いと言われていますが、やはり100万の費用がかかると安いとは言えない金額ですよね。

また葬儀社の費用の他にご遺体搬送料・安置料や僧侶へのお布施・飲食代・火葬代など発生します。

少しでも安くするためにいろいろと削りたいと!と考えるところですが、削れないものがいくつかあります。

  • 火葬

これらは葬儀を行う上で、削ることができないものです。

棺は大きさ・木の材質または布張りにするかなど、金額は変わってきます。

ご遺体を埋葬するのに必要なものですから、削ることはできませんよね。

また、火葬場によっては棺がないと火葬をしないところもあります。

棺なしで葬儀を終えて、いざ火葬場に行ったときに棺がないと火葬できませんということになったら大変ですよね。

火葬

家族葬でも一般葬でも、火葬はほとんどの場合で行われます。

というのも、火葬せず放置すると遺体遺棄となりますし、土葬に対応したお墓があまり日本にはほとんどありません。

火葬しなければ安くなるなどうという考えは、持たない方がいいでしょう。

そして、火葬するためには他にも

  • 火葬場費用
  • 控え室使用料
  • 霊柩車
  • 骨壺

などが必要です。

それらには当然費用がかかってきます。

安く火葬を行いたい場合はこちらの記事を参考にしてください。

関連記事)火葬費用!お金がない場合どうしたらいいの?

 

項目がいろいろあって、何を省いていいのかわからなくなりそう。
そんな時は葬儀場に聞くのが1番よ。

葬儀場にはいろんな人のニーズにあわせた、プランを多数あります。

予算が決まっているのであれば、先に予算をスタッフのかたにお伝えしてその範囲内で可能なプランを提案してもらう方法もありますよ。

 

家族葬の費用を安くおさえるために削れるもの6選

削れないものがあるのはわかったけど、じゃあ削れるものって何があるのかしら?
いくつかあるわよ。

家族葬という事もあり、簡素化にしたり削ったりするところはいくつかあります。

  • 式場
  • 祭壇
  • 読経
  • お布団
  • 御斎や精進落し・通夜振る舞い
  • 返礼品

式場

葬祭場で家族葬をするときは、部屋料で5~20万ほど発生します。

自宅に十分なスペースがある場合は、自宅で家族葬をするという方法があります。

ただ、自宅の場合はスタッフが四六時中いる葬儀場とは異なり、ご遺体の管理からすべて自分たちでするという大変さはあるのでご注意を。

自宅で家族葬に関する記事はこちら

関連記事)家族葬を自宅で!弔問の注意点や準備を含むあれこれを徹底まとめ

 

祭壇

用意しないことで、祭壇にかかる費用がかかりません。

祭壇は安くても15万以上

レンタルという方法もありますが、それも数万円からかかります。

祭壇をなくすということは、遺影やお供えもの花などを飾るところがないということになります。

安く準備できますが想像している葬儀とはだいぶ違った形になるので、そこは注意しましょう。

私の親族の場合ですが祭壇に花がまったくなく、送り出すには少しさみしい感じがしたので写真を多く飾りましたよ。

読経

最近では無宗教葬という、宗教や形にとらわれずに自由に葬儀をすることが増えてきました。

そこで、お坊さんをよばずに読経をしてもらわないことも。

そんな葬儀を「自由葬」といいますが、それについてはこちらをご覧ください。

自由葬とは?例をあげつつ服装・費用・流れまでを解説

自宅でも斎場でもお坊さんをよぶとなった場合は

  • お布施代(10~30万)
  • 戒名代(10~30万)
  • お車代(1万)
  • 御膳料(5,000円)

など発生します。

お坊さんは呼びたい、でもすこしでも安くしたい人もいるかもしれません。

そこで、定額で僧侶を呼べるサービスがあります。

そのことにに関する記事はこちらをご覧ください。

 

お布団

お通夜をする場合、お布団をひいて寝ずの番をするイメージですよね。

お布団は、1組3000円〜5000円ほどとられることも。

 

ただ、斎場によっては、必要な寝具を持ち込みOKなところもあります。

最近の斎場は高級ホテルのように、いろいろ充実してその分、費用もかさみます。

そのサービスを利用せずに自分たちで用意すれば、安くすみますよね。

御斎や精進落とし・通夜振る舞い

家族葬などの小さい葬儀では、会食を省略する場合も。

食事をしないだけで、費用をだいぶおさえることができますよ。

もし、少しでも故人を偲んで飲み食いしたいと言う場合、葬儀場が用意してくれたものは高額で、一人につき約5,000円ほど

 

家族だけの気心知れた関係であれば、飲食代を自分たちで手配・用意することができますよね。

 

返礼品

家族葬は親しい間柄と言うことで、返礼品を省略するという場合もあります。

身内という事もあり10,000~50,000円ほどの香典に対し、返礼品は10,000円ほどかかります。

ただ、用意をしないといっても家族葬と知らずに一般参列者がお悔やみに来られた場合を考えて、いくつかは返礼品を用意しておいたほうが安全策と言えるでしょう。

返礼品は、基本的に使ったぶんだけ後払いのところがほとんどなので、ムダになることはありません。

 

また、家族葬ならではかもしれませんが

「家族葬のため、弔問ならびに香典・供花等辞退いたします。」

と、事前に周りに周知することも可能です。

すると、参列者が本当に家族だけですむことで、

  • 式場の規模を小さくする
  • 返礼品・お返しをなくす
  • 通夜振る舞い・精進落とし等の食事をなくす

など、費用をおさえることができます。

 

ただし、簡単に削るっていうけど、きちんと家族内で相談してから決めたほうがいいわよ。

いろいろと簡略化できるところはあると思いますが、のちのち

「あれをやればよかった」

「もっと故人を偲んでいろいろしたい」

など家族の中で不満が出ないようにきちんと話し合っておくことも必要でしょう。

 

家族葬の費用を安くすませても結果問題ない?体験談を紹介

実際に家族葬を安くすませて大丈夫なのか、問題なかったのか心配になってきた。
いろんな体験談があるから、参考にしてみて。

家族葬の費用をおさえるために、いろいろ削ったり簡素化することは本当に心配なところもありますよね。

そこで、みんなの体験談を見ていきましょう。

30万円の差額は大きいです。

祭壇は金額大きいですし、会食費は人数が多いとかさみます。

家族葬といっても結構かかりますが削れるところは削りたいですね。

家族葬を省略するのは、いいことだけじゃない

中にはこんな意見も。

家族内の連絡は大変なんですね。

お経は唱えてほしいと思う人も。

親戚間の考え方の相違でトラブルになると困りますね。

家族葬の自分たちで手配するのは大変そうです。

持ち込み禁止の斎場もあります。

 

まとめ

最後に家族葬の費用を安くする方法についてまとめました。

一般葬に比べて家族葬は安いが、平均100万円はかかる。

削ってはいけないもの

  • 火葬

削って大丈夫なもの

  • 式場
  • 祭壇
  • 読経
  • お布団
  • 御斎や精進落し・通夜振る舞い
  • 返礼品

葬儀で削るときものは、事前に家族内で相談をしましょう。

予算が決まっているときは、先にスタッフへ予算を伝えておくとその金額内でプランを提示してもらえることも。

 

葬儀は高額なので、できるかぎり低予算ですませたいですよね。

ですが、実際ケチった家族葬をして、後悔した経験があります。

というのも、

  • 参列を断ったため、本当に家族だけ
  • 祭壇の花も最小限
  • 食事も一切なし

喪主はそれでよくても、家族としては寂しかったです。

結局は嫁が食事を作って用意し、子供一同・孫一同で供花を出し華やかさをプラスし、祭壇には写真をたくさん飾って空間を埋めてもらいました。

金額も大事ですが、気持ちだけはしっかり表し、悔いなく故人を送り出すことも大切です。

花の代わりにたくさんの鶴を折る、写真を飾る、好きだった音楽を流すなど。

家族葬だからできるお金には変えられない気持ちを表現すること、オススメします。

◆おすすめ葬儀まとめ記事◆