仏壇の魂入れはしないといけないの?費用や方法までを徹底まとめ

去年亡くなったお父ちゃんの仏壇が、来週届くで!

仏具屋のお兄ちゃんが、仏壇を買ったら魂入れがどうのこうのいうてたけど、ようわからんから後回しや!

お義母さん!

魂入れを後回しにしてはいけませんよ!

なんやなんや。

そもそも魂入れってなんやねん!

 

仏壇を買う機会なんてそうそうあるものではないため、「魂入れ(開眼法要・お性根入れ)」という言葉を聞いてもピンとこない方もおられるでしょう。

数年前、わが家では祖母が亡くなって仏壇を買うことになった際に、父や母が親戚に魂入れについてアレコレ教えてもらっていた記憶があります。

ここでは、そんな魂入れについて

  • そもそも魂入れって?
  • やらなきゃダメ?
  • 必要なシチュエーション
  • 必要ない場合
  • 費用は?
  • どうやってする?

といった疑問を徹底解説していきます!


仏壇の魂入れはしないといけないの?

魂入れなんて言葉はじめて聞いたわ。

面倒くさいことはしたないんやけど、魂入れはせなあかんの?

答えとして・・・
  • 魂入れは必要
  • 宗派によっては、仏壇の魂入れも必要ない
  • 地域性も関係する

という意見がありますが、もっとも多い意見としては・・・

購入した仏壇が自宅に届いたら、まず魂入れをする必要があるというもの。

それぞれについて詳しく説明しますね。

仏壇 魂入れ しない 意味

魂入れが必要な理由

商品として仏具店に並んでいる仏壇には、誰の魂も宿っていませんよね。

その仏壇に魂を宿らせるのが、魂入れという儀式。

ただの商品である仏壇を礼拝の対象とするためには、魂入れが必要になるというわけです。

ただし、仏壇は仏を祀る壇全般のことで、要は・・・仏壇の中に安置しているご本尊や位牌に魂入れをする必要があるということになります。

この魂入れ、他には「御魂入れ」「入魂式」などとも呼ばれていますが、「仏壇の開眼供養」「お性根入れ」も同様の意味です。

宗派によっては、仏壇の魂入れも必要ないという意見

先ほどは必要と述べましたが、宗派による違いもあります。

たとえば・・・浄土真宗では、亡くなればすぐに成仏して仏になるという考えから、位牌自体が存在しません。

位牌がなければ、仏壇だけに魂入れをするのもおかしな話ですし、必要ありません。

地域性も関係する

地域によっては、魂入れを当たり前・魂入れはしなくてもいい、それぞれの考えがあります。

それを証明するように、九州にあるうちの祖父母宅では浄土真宗ですが、位牌もありますし魂入れもしました。

 

このように、地域性や菩提寺によっての考えもあることから、心配な場合は問い合わせてもいいでしょう。

また、そのほか・・・

  • 無宗教だったものの、とりあえず葬儀は仏教の形式でお願いした
  • 菩提寺はない

という場合には、家族の考えしだいです。

しなくても困ることはないので、実際仏壇に魂入れをしなかったという意見も多く耳にします。

じゃあ、うちは菩提寺があるし、仏壇買ったらせないかんってことね?
魂入れを必要とするシチュエーションについて、ちょっと説明しますね。

魂入れが必要なシチュエーション

魂入れするということを前提に考えると、

  • 仏壇を新しく購入した際
  • 新たな位牌を納める時
  • 本位牌を作り替えたり、リフォームした際
  • 仏壇の買い替えの際、魂抜きをした
  • 引越しのため、一度仏壇の魂抜きをした場合
  • 仏壇移動に伴い(別な部屋など)、移動前に魂抜きをし、動かした後

など、その仏壇に魂が入っていないシチュエーションや魂抜きをした後で、魂入れが必要になるんです。

仏壇の「魂抜き」については、こちらで説明しております。
仏壇の処分は魂抜きが必要?費用から方法までを教えます

 

魂入れをしなければ、仏壇は空っぽの状態ですよ。
ただし、以下のような場合、魂入れは必要ないとされます。

魂入れの必要がない場合

  • 同じ室内での仏壇移動

では、魂入れは必要ありません。

 

じゃあ、転勤族っちゃ〜大変やがね。
引越しのたびに、魂入れが必要なん?
魂抜きをしたら、入れる・・・これが鉄則です。

中には、引越しをしたけど、魂抜きをしていない・・・そんな方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的に大きく動かすは魂抜きが必要。

そのため、抜いたら空っぽの状態だからまた入れる必要があるというわけです。

しかし、お金がかかるからしない・僧侶の手配が手間だからしたくない、そんな考えの方もいらっしゃるでしょう。

あくまでも、仏教の考えでいうと、大きく動かす際は魂抜きをして、再度入れる際はまた魂入れをが鉄則です。

そこを、魂抜きしなかったから魂入れをする必要はないでしょ?と言われればそれまでで、ご家族の考えに任せるしかない・・・という答えになります。

仏教の考えに、宗教を絶対的に押し付けるという法的強制力はありませんからね。

心配な場合には、葬儀や法事をお願いしているお寺に問い合わせてもいいでしょう。

仏壇の魂入れの費用相場は?

来週には仏壇が到着するから、急いで魂入れの依頼をせなあかんね。

…今月ちょっと金欠なんやけど、大丈夫かいな?

それでは、魂入れの費用相場を紹介しますね。

どうしてもムリなら、私がお貸ししますよ。

魂入れのお布施は、1~5万円が一般的。

仏壇 魂入れ しない 費用

また魂入れでは、自宅まで僧侶に来てもらう場合がほとんどなので、お車代として5千~1万円も用意しておきましょう。

ちなみにこちらの方、3万かかったそうですが、新しく仏壇を買った時以外にも、引っ越す際も「魂抜き・魂入れ」が必要なんです。

    あ~よかった。

    それくらいならなんとか出せそうや。

    魂入れでは、お布施以外にも準備するものがあるので、これから説明しますね。

    仏壇の魂入れの方法

    お布施以外にも準備せないかんものがあるんかいな!?
    では、魂入れの方法について見ていきましょう。

    仏壇を購入したらまず菩提寺に連絡をして、魂入れの依頼をします。

    魂入れは、四十九日などの法要と合わせて行うこともできますよ。

    仏壇 魂入れ しない 方法

    当日は、次のようなものを準備しておきましょう。

    準備するもの

        • 仏様のご飯・お膳
        • 果物などのお供え物
        • 朱ろうそく

    魂入れは、葬儀や法事のような弔事ではなく、おめでたい慶事となります。

    そのため、ろうそくも白ではなく赤いものを用意する必要がありますよ。

    こちらでも、魂入れに朱ろうそくを使われていますね。

    その他にも、地域や宗派によっては

        • 赤飯
        • もち
        • 乾燥昆布などの海の幸
        • 干ししいたけなどの山の幸
        • 野菜などの里の幸

    などを用意することもあります。

    必要なものについては、菩提寺に教えてもらうと間違いありませんよ。

    詳しいことは、菩提寺や地元の方に確認するのが一番ね。

    菩提寺が近くにない場合は、仏具屋に相談してみては?

     

    花・朱ろうそく・果物・赤飯に海の幸…。

    ちょっと厳しいな。

    では、花やお供え物は、私が用意しますね。

    ほんま!?

    おおきに~!

     

     

    まとめ

    仏壇を購入した際に行う魂入れについて、わかりやすくまとめますね。

    • 購入した仏壇を礼拝の対象にするためには、魂入れが必要
    • 魂入れとは…ただの商品である仏壇に魂を宿らせることで、礼拝の対象にする儀式
    • 費用…お布施1~5万円+お車代5千~1万円
    • 方法…まずは菩提寺に連絡・菩提寺が遠方の場合は仏具屋に相談
    • 用意するもの(地域や宗派によって違うので、詳しくは菩提寺や仏具屋に確認)
    • 仏様のご飯・お膳
    • 果物などのお供え物
    • 朱ろうそく など…
    • 地域や宗派によっても違うので、詳しくは菩提寺や仏具屋に相談

     

    魂が宿ったかどうかは見てわかるものではありませんが、お花や果物を供えてお経をあげてもらうことで、気持ちを納得させることができますよ。